大丸心斎橋店本館各階、御堂筋側、商店街側ウィンドーなど 12月25日(土)まで
- 1Fでお客様をお迎えするのは「命を再生」したコニカのインスタレーション
本館1Fの美しいヴォーリズ天井に映えるのはコニカを使ったサンタ帽!?
気候変動、地球温暖化の影響で枯れてしまった針葉樹の「コニカ」とナンキンハゼの実で制作された“サンタ帽型シャンデリア"です。
復原・保存建築である通称「ヴォ ー リズ天井」に規則的に吊り下げられた枯れたコニカ。先端と帽子の飾りのようにあしらわれているのはナンキンハゼの実です。1本につき使用された赤いLED電飾は700球。全24本、合計16,800球の電飾でグランドフロアの景色は一気にクリスマス気分に。
- グリーンディレクター西畠靖和氏の手で「緑の命」を再生し、クリスマスを彩るアートに!
80年〜90年代にかけていわゆる 「コニファー」の名で知られる針葉樹は大きなブームとニーズを呼び、植木職人達の育成クオリティの向上とともに価格もどんどん高騰、手の届かない存在になっていました。しかしバブル崩壊以降そういった植物のニーズは徐々に減少、反比例するように加速する温暖化を起因とした夏枯れの増加、そして未曾有のコロナ禍。手をかけても売れない、次々に枯れていくという状態へと追い込まれていきます。しかし一流の職人が何十年という時と手間をかけて育てた針葉樹は例え枯れ果てようとも「樹形、枝一本をとっても」迫力と美しさを残します。そんな「人と自然が作り出したアー ト」とも言える 「枯れた針葉樹」をグリーンディレクターの西畠靖和氏が引き取り、新たなアートへと生まれ変わらせます。
温暖化の影響とコロナの追い打ちによって枯れ果て、忘れられていった針葉樹「コニカ」再生プロジェクト。
コニカの美しい樹形だからこそ可能なクリスマスアレンジで、いつもと全く違う幻想的な景色でお客様をお迎えします。
1F エスカレーター前 サンタ帽型ツリー
B1 VPスペース サンタ帽型ツリー 床のイラストはドナルド・ロバートソン氏によるものです。
- 西畠靖和氏プロフィール
株式会社 花一春園 代表取締役
1961年大阪生まれ。花木、植物、特殊花材の卸問屋「花一春園」の二代目。生け花の花材を日本中のみならず世界へと追い求め、新たな素材を探しに出かけたインドネシア・バリ島で原木を削り出してつくる作品を制作し始める。2004年アート&デザインショップ「NAKARA」をバリ島に設立。2014年より活動の拠点を日本に置き、「NOUN-N」として、木をアートにするパイオニアとして活動の場を増やす。
- 動画やインスタグラムでもインスタレーションの見どころ、メイキングを配信
大丸・松坂屋公式サイトでは気候変動など様々な事情で枯れてしまったコニファーの代表格「コニカ」を再生させたドラマチックなホリデーストーリーがご覧いただけます。大丸心斎橋店にこ来店くださったお客様はもちろんのこと、数十年をかけてこれらの木を育成され続けた植木職人の方々にとってもうれしいギフトとなりますように!
大丸・松坂屋 公式サイト「HAPPY HOLIDAYS 2021」
https://dmdepart.jp/happy_holidays/
デコレーターチームが自らアップしている公式インスタグラムでは思わず二度見したくなる「おすすめアングル」「スポット」にも注目!
大丸心斎橋店 VMDチーム公式インスタグラム @_decoworks_
- 命の再生物語と館内で競演するPOP ART ドナルド・ロバートソン氏によるアートが登場
ドナルド・ロバートソンが描くキュートでポップなサンタクロ一ス
ぼっちゃり太ったサンタクロースとトナカイたち。『今年のクリスマスはたくさん食べてそして楽しみましょう!」 というメッセージが込められたアート作品はポジティブな気持ちにさせてくれます。
御堂筋側のウィンドーでクリスマスの楽しい世界を展開するドナルド氏のサンタご一行
各フロアのVPゾーンではアートとともにクリスマスギフトを紹介
- ドナルド・ロバートソン氏プロフィール
インスタグラムではDrawbertsonとして知られる彼は様々な業界やメディアに作品を提供するポップアーティスト。2017年、作品集「DONALD : The Book 」を出版。この作品集はニューヨークの高級デパート「バーグドルフ・グッドマン」で発売され、多くのファンがつめかけた。また2019年3月にはニューヨークにオープンした商業施設「ハドソンヤーズ」のためにアート作品を制作。