【 マグちゃんの洗濯廃水が植物栽培用肥料として活用できる国際特許を取得。】

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~マグちゃんからはじめる緑の革命~

マグネシウムから新たな価値を創造する株式会社宮本製作所(本社:茨城県古河市、 代表取締役社長:宮本 隆)は、「洗濯廃水からなる植物栽培用肥料、この肥料を用いた植物栽培方法及び洗濯廃水を植物栽培用肥料として利用する方法。」で世界10か国の特許取得が完了しました。

宮本製作所(茨城県古河市)は、洗たくマグちゃんを使用した洗濯廃水に肥料の三要素と言われる窒素・リン・カリウムが含まれていることを発見し、2018年7月に日本国内で特許を取得しました。

その後、世界各国に対し特許出願を行っておりましたが、
この度 2021年12月に、オランダ・フランス・ドイツ・イタリア・中国・韓国・オーストラリア・インド・インドネシアの各国にて国際特許の取得が完了しました。

現在世界の多くの地域で水不足が深刻化しており、
特に淡水利用の約70%を占める農業用水が不足しているとされます。
その不足分を補うことのできる植物栽培用栄養水が今回取得した特許です。

2050年には世界人口が現在の約79億人から、約97億人になると予想されています。
増える 約18億人、今後はこれらの人々が生きるための食糧の確保が重要な課題になると考えられます。

食料を安定的に生産し確保供給するためにはまず農業が重要となります。
その農業をするために必須となるものこそが “水” です。

宮本製作所は、この大切な “水” を洗濯時に合成化学物質を一切使用しない、マグネシウムのみで洗濯した洗濯排水を農業用水として有効活用することが出来れば、問題解決のカギの一つになるのではないかと考えました。

昨今の水不足の問題を受けて、世界では海水などから不純物を取り除き真水を生成する逆浸透膜装置といったモノも開発されています。しかし、それらの装置で作られた真水は、農業用水としては有効的ではないと考えられています。

日本は世界的にみても特に水資源に恵まれた稀有な国です。

これからの日本の未来や地球の未来を考えたとき、世界を救うものはこの “水” になるのではないかと考えます。

米国・カリフォルニアでは7年間も大干ばつが続き、オーストラリアでも一年中 干ばつが続いています。
中東の紛争地域の紛争要因の一つとして 水不足が挙げられ、世界の各地域で水不足の問題に直面しています。
今後も同様の問題が世界中の各地域でさらに頻発することが予想されます。

そのような問題の解決策として、今回弊社が取得した特許が役に立つことを切望しております。

我々宮本製作所では、今後も洗たくマグちゃんシリーズなどマグネシウム通じて、持続可能な社会の実現に役立つ製品づくりを続けて参ります。
 

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