〜月や火星で野菜を育てる未来へ〜
□当日のレポート
https://note.com/cosmosgirl/n/n44e42be0e290
「宇宙を身近な存在に」をテーマに活動しているコスモ女子は、年齢・職業問わず、さまざまな方が活躍しています。
今回は、幼少期から宇宙に興味を持ち、高校時代は天文部で星の撮影やプラネタリウム作成などに取り組み、大学時代は農学部に所属、現在は野菜や土壌の研究業務に従事するメンバーが講師となり、映像作品の紹介から今後の宇宙農業の可能性まで、「宇宙✕農業」の魅力をたっぷりお話しいただきました。
フィクションの映像作品で描かれている宇宙での農業
「宇宙✕農業」については、さまざまな映画でも取り上げられています。有名な作品としては、「オデッセイ」や「スターウォーズ」などが挙げられます。特に「オデッセイ」では細かく描写されており、火星に取り残された主人公が、生きる延びる手段としてジャガイモ栽培に取り組む姿が描かれています。現在の技術では実現不可能とされていますが、今後火星での栽培を可能にするための研究が進められています。
宇宙での農業は可能なのか
1960年以降、「宇宙に打ち上げた植物の種ならば、宇宙空間に適応したものになるのではないか？」という発想のもと、野菜や花など、さまざまな植物の種をスペースシャトルに載せて宇宙へ運び、地球に持ち帰ってくるプロジェクトが行われてきました。
2021年には、宇宙飛行士の野口聡一さんが、ISSでバジルを栽培し、生長記録をTwitterで投稿されるなどの実験も行われています。
実験を進めていく中で、宇宙空間でいかに長く生育できるかが、今後の課題となっています。
また、宇宙空間での実験のみならず、地上でも宇宙の植物栽培を実現するため、各国でも研究が進められています。
未来の農業のイメージ
実験が進められる中で、水や酸素、土など植物を育てるために必要なものを、どのように調達していくかが、大きな課題となっています。
水1つをとっても、月にあるものを使うことや、太陽風から得る方法など、多様な角度で研究が進められています。
その他にも、産学連携のプロジェクトなどで研究が進められており、今後の成果や技術発展への期待で宇宙農業のこれからがとても楽しみに感じる時間となりました。
「宇宙×農業」への取り組みは、解決すべき課題が多くあり、実験や技術開発などにたずさわる方々は多くの困難に立ち向かっています。
今回のテーマである「宇宙農業」を通して、宇宙開発に熱い情熱をささげる方々の姿に挑戦していくことの大切さを強く感じました。
わたしたちコスモ女子も、世界初の女性中心のチームで人工衛星を打ち上げるプロジェクトの実現も活動の1つとして進め、全力で挑戦しています。
≪コスモ女子について≫
「宇宙を身近な存在に」をテーマに発足した女性コミュニティ。
宇宙に関する専門的な勉強会から、宇宙がちょっぴり気になる初心者でも楽しめるイベントなどを定期的に開催しております。
宇宙に興味のある女性のキャリア形成、ビジョン実現を応援し、たくさんの女性が宇宙業界で活躍できる場を増やすことを目指しています。
世界初の女性中心のチームで人工衛星を打ち上げるプロジェクトも進行中です。
※2022年度打ち上げ予定
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●株式会社Kanattaについて
Kanatta（読み：カナッタ）はジェンダー平等の実現に貢献することをMissionに、2016年に創業しました。「ドローンジョプラス」「コスモ女子」などの女性コミュニティを運営する『コミュニティ運営事業』及び『クラウドファンディング事業』を展開し、自らがやりたいことを自由に表現し、仕事をする女性を応援しています。
「ドローンジョプラス」は、ドローンの魅力を発信する女性限定のコミュニティです。現在、ドローンジョプラスとして活躍する女性のドローンパイロットは約100名。全国各地でドローンの操縦体験会を実施し、今までの参加者は延べ10,000人を超えました。「ヒルナンデス」「ガイアの夜明け」「スッキリ」「FNN Live News イット！」など多数のメディアにも出演しています。
「コスモ女子」は、「宇宙を身近に」をテーマとした女性コミュニティです。現在、世界初の女性中心のチームによる人工衛星打ち上げプロジェクトに挑戦中。その活動は、NHKワールド「TOKYO EYE 2020」にて特集され、約160の国と地域で放送されました。
「クラウドファンディング」は、女性をさらに輝かせ、日本のエシカル起案を牽引するための購入型クラウドファンディングサービスを行っています。