食品ロス削減事業『ロスゼロ』を運営する株式会社ロスゼロは、包括連携協定を結ぶ川西市と協力して行う6カ月間の「ありがとうプロジェクト」で、12月20日川西市役所にて医療従事者に食品を届けました。
(右より、越田謙治郎川西市長、ロスゼロ代表・文美月、医療従事者のみなさん)
■ありがとうプロジェクトで「もったいない食べ物」を救う
本PJTは、ロスゼロが取り扱う「安全に食べられるにも関わらず販路を失った」もったいない食品を、1人あたり定価9,000円~1万円相当届けるというものです。当社は、2021年5月に川西市と包括連携協定を締結済。2022年3月までに、川西市と協力し、医療従事者5300人への支援と、合計食品ロス25トンの削減を計画しています。
この日は医療従事者の方へ食品を直接お届けするとともに、2年にわたるコロナ禍での医療現場での実情を伺いました。
https://www.losszero.jp/kawanishi.html
■実績(12月20日時点)
・2100人に食品をお届け(1人5kg換算)、食品ロス削減量10トン
■提供する食品
・定価9,000~10,000円程度の“もったいない”スイーツや様々な食材が対象。全国のメーカーからロスゼロが買い取った、賞味期限には問題がない在庫余剰品や規格外品等で構成されています。
■笑顔をつなぐWin-Winプロジェクト
【医療従事者】⇒美味しいものを食べて、リラックスする時間を提供します。
【ロスゼロ】⇒医療従事者に届ける実務を担当すると同時に、食品ロスを減らす橋渡し役を担います。事業として成立させ、経済・福祉・環境など多方面での社会貢献を目指します。
【川西市】⇒市民のために厳しい医療現場の最前線で医療に従事する方々へ感謝と慰労の気持ちを伝えます。ふるさと納税により地方活性化が可能です。
【支援者】⇒ふるさと納税を通して寄附することで、このPJTに協力します。
【食品メーカー】⇒ロスゼロを利用することで廃棄費用を削減、焼却によるCO2排出を抑制できます。本PJTに間接的に貢献しています。
【市民・患者】⇒医療の最前線で働く方々のおかげで安心して生活ができます。
■ロスゼロ概要
2018年4月より、製造や流通段階で行き場を失った余剰・規格外品食品を消費者に直接つなぐEC(BtoC)事業を中心に、未利用の原材料を使ったオリジナルの「アップサイクル食品(Re:Youチョコレート)」を製造・販売するDtoC事業を行い、サステナブルな社会の実現を目指して食品ロス削減事業を行っています。
その他、食品ロスやSDGsに関するイベント開催のほか、情報コンテンツを積極的に情報発信。自治体・民間企業との連携も積極的に行っています。2020年「食品産業もったいない大賞」審査委員長賞を受賞。
・会社名:株式会社ロスゼロ
代表取締役 文美月
・所在地:大阪市西区北堀江1-1-21 四ツ橋センタービル9F
・URL: https://www.losszero.jp/