循環型ファッションを東京ガールズコレクションから若年層へ。“脱炭素”をテーマに実施した「TGC サステナ STAGE」活動報告のため環境省を表敬訪問

0
1287
循環型ファッションを東京ガールズコレクションから若年層へ。“脱炭素”をテーマに実施した「TGC サステナ STAGE」活動報告のため環境省を表敬訪問のメイン画像
東京ガールズコレクション(以下、TGC)を企画・制作する株式会社W TOKYO(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上範義、以下W TOKYO)は、2021年9月4日(土)に実施した『第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER』において、“脱炭素”をテーマにした「TGC サステナ ステージ for the UN Action」を実施しました。この度、同ステージに参画いただいたEnter the E株式会社の植月友美代表取締役社長、Re:EDITを展開する株式会社ネオグラフィックの工藤正樹代表取締役社長、ファッション・クリエイティブ・ディレクター軍地彩弓氏とともに、環境省へ表敬訪問を行いましたので報告いたします。

■4回目の実施となった「TGC サステナ ステージ for the UN Action」は“脱炭素”をテーマに展開
 アパレル業界において「サステナブル」が世界的にスタンダードとなり、国内でも多くのアパレルブランドがサステナブルファッション推進の輪が広がりを見せはじめたことを受けて、TGCでは、SDGsの推進活動をより一歩踏み込み、若年層に具体化したアクション(サステナブルを選択すること)の提案として、2020年2月開催の「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020  SPRING/SUMMER」よりTGCのコンセプトステージとして「TGCサステナステージ」をスタートしました。「ファッションからサステナブルを推進」することを目指し、TGCの冒頭を飾るステージとして、4回連続で実施。サステナブルファッション=トレンド=TGC サステナ ステージとして浸透してまいりました。今回は政府が掲げた「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて、“脱炭素”をテーマにファッションショーを展開。リサイクルポリエステルやオーガニックコットン、オーガニックヘンプといった、衣類の制作工程において脱炭素の取り組みがなされているアイテムを中心に構成しました。同ステージに参画いただいたEnter the Eの植月友美代表は、衣類の“最終着地”を考えてアイテムをセレクトしたとし、「合成繊維ではなく、長く愛用したのちに資源として再生しやすい100%のもので、かつトレーサブルなものを選びました」と話しました。また、同じく参画いただいたRe:EDITの工藤正樹代表は「再生ポリエステルってこんなにもファッショナブルなんだよ、ということをTGCを通して伝えたかった。現在は主に中国で生産しているが、将来的には地産地消を目指したい」と自身のブランドの展望についても語りました。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏は「社会課題を若い子達に伝えたいが、今の子たちはSNSなどショートメディアがメインでニュースを見ない。そういった点で若い子にリーチするのがとても難しいけれど、TGCはそのためにも効果的。若い子が興味を持ちやすいエンタメ要素と絡めて発信できることが何よりも強み」とTGCが発信する意義を伝えました。

循環型ファッションを東京ガールズコレクションから若年層へ。“脱炭素”をテーマに実施した「TGC サステナ STAGE」活動報告のため環境省を表敬訪問のサブ画像1

(後列左から)ファッション・クリエイティブ・ディレクター 軍地彩弓、「ファッションと環境」タスクフォース副リーダー 河村玲央、「ファッションと環境」タスクフォース 金井塚彩乃、「ファッションと環境」タスクフォース 武藤文
(前列左から)株式会社ネオグラフィック代表取締役社長 工藤正樹、Enter the E株式会社代表取締役社長 植月友美、「ファッションと環境」タスクフォースリーダー 岡野隆宏、東京ガールズコレクション実行委員会チーフプロデューサー 池田友紀子

■10枚のうち1枚でもエシカルアイテムを。環境省がTGCへ求めることとは。

循環型ファッションを東京ガールズコレクションから若年層へ。“脱炭素”をテーマに実施した「TGC サステナ STAGE」活動報告のため環境省を表敬訪問のサブ画像2

 環境省が課題として掲げている脱炭素社会の実現に向けて、「ファッションと環境」タスクフォースのリーダーである岡野隆宏氏は「やはり若い世代への影響力が凄い。我々環境省が伝えたいことを消費者が支持しているモデルやタレントが発信してくれることにとても意味を感じている。サステナブルに取り組んでいる様々なブランドを知るきっかけとして、これからも発信を続けて欲しい」と話しました。TGCのチーフプロデューサーである池田友紀子は「TGCに出展いただいているブランドさんはもちろん、最近では、新商品のお披露目の場としてご参画いただくことの多かった企業の皆さんもからも“サステナブルな取り組みを始めるからそれを広めたい”と⾔っていただくことが増えてきている。最終的には、TGC サステナ STAGE を作らなくても、そういうブランドばかりが集まるような世の中になれば。東京ガールズコレクションは、今後もそういうムーブメントを起こしていきたい。」と未来に向けて語りました。TGCはこれからもサステナブルなファッションを積極的に紹介し、若年層の消費者に対して、ファッションと隣合わせにある環境問題への具体的なアクションを促すことを目指します。

■「TGC サステナ ステージ for the UN Action」参画ブランド紹介
<Enter the E>
作る人と環境に配慮した洋服だけを集めたエシカルファッション専門のセレクトショップ。衣類が引き起こす環境問題や人的被害は深刻な状況が続いています。私たちは、これまでの消費や選択を見直し、服作りは持続可能な産業へ生まれ変わらなければいけない一方、オーガニックやリサイクル素材、作り手の経済的支援、公正取引をもったサステイナブルな洋服はまだまだ一般化されない現状です。人や環境に配慮しながらも、デザイン・品質・経済性を兼ねたものを世界中から日本向けにキュレートし10着のうち1着でもサステイナブルに、人や環境に配慮した暮らしをおくってほしいと願っています。

<Re:EDIT>
強く、気品高く、輝く女性へ。大人のサステナブル・エシカルファッション。お客様の一番近くで寄り添うアイテムを通して毎日を彩り、ファッションを心から楽しんでいただきたい。今を楽しみ、明るい未来を創るため、輝き続ける女性たちのお手伝いがしたい。私達のプロダクトを通じてあなたとあなたの大切な人の笑顔とハッピーをつくりたい。そんな想いが込められたショップが「Re:EDIT(リエディ)」です。持続可能な未来へ「私たちができる一歩ずつの挑戦」を通し、ファッションを愛する全ての人を今以上にHAPPYにするため私たちは革新し続けます。変化を恐れず時代をリードし続ける、強く、気品高く、輝く女性に寄り添うサスティナブルかつエシカルなトレンドファッションアイテムを提供し続けます。

■マイナビ TGC 2021 A/Wで実施したTGC サステナ ステージ for the UN Action

 

■東京ガールズコレクションとは…
「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している史上最大級のファッションフェスタ。総勢約100名の日本を代表する人気モデルが出演し、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージ、話題のアイテムがタッチアンドトライできるブースなど、TGCならではのバラエティに富んだ多彩なコンテンツを展開し国内外から話題となっています

■株式会社W TOKYO 会社概要
会社名:株式会社W TOKYO
所在地:東京都渋谷区神宮前5-28-5 W Building
資本金:4,000万円
代表取締役社長:村上 範義
事業内容:TGC等イベントの企画・制作・運営事業、メディア事業、プロモーション事業 など
公式サイト:https://www.w-tokyo.co.jp/

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください