- マンガとイラストで分かりやすい!中学校入学を追体験できる一冊
本書では、「中学校ってどんなところだろう?」と期待と不安でいっぱいな小学6年生、新中学1年生のために、部活、勉強、人間関係など、中学生活のコツを紹介しています。「小学校と中学校の勉強内容の違い」「定期テストの勉強法」「部活の選び方」「先輩との上手な付き合い方」「新しい友だちをつくるコツ」「スマホデビューの注意点」「思春期のこころとからだのモヤモヤ解消法」「知っておきたいSDGs・ジェンダー平等」など、入学前に知りたい中学校の様子から、入学後も役立つ知識まで幅広く網羅しました。マンガページは、小学6年生の主人公・樹くんと葵ちゃんが中学校の先輩と出会い、中学校に入学するところからスタート。読者も中学生活を追体験できるようになっています。読めば不安が軽くなる、中学生活が楽しみになる!入学祝いにもおすすめの一冊です。
■部活ってどんなのがあるの?
■中学校の勉強、どう変わるの?
■新しい友だちはどうしたらできる?
■スマホのルールを決めよう
「教えて先輩!」コーナーでは、現役小学5・6年生からの質問に、現役中学生の先輩がリアルに答えたQ&Aを掲載しています。
- 子どもの不安を解消して「中1ギャップ(※)」予防にも!
本書が生まれたきっかけは、「中1ギャップ」を身近に感じた児童養護施設職員の方の切実な声でした。
「中学校は小学校の延長と思っていたが、そうではなかった。勉強の難易度アップや人間関係でつまずきやすく、不登校になる子も増える。思春期を迎える前の小学生のうちに、親は子どもにサポートするよと伝えること、親も中学校について理解してあげることが大切。子ども本人も、中学校がどんなところなのか、あらかじめ知っておけば不安を減らせる。そんなことができる本があるといいのに、とすごく思っている」 |
※ 中1ギャップ・・・中学入学後、新しい環境になじめず、前向きに登校できなくなるなどの困難に直面すること
調査によると、約8割の新中学1年生が「中学入学前に不安があった」と回答しています(東京都「平成22年度中学校第1学年の生徒の適応状況調査」より)。中学校の様子を知っておくことは、不安を解消して「中1ギャップ」対策にもつながります。また、各章の最後には現役中学教諭から保護者へのアドバイスも。中学入学の新定番として、ぜひ親子でお役立ていただきたい一冊です。
<小学6年生から「読んでよかった」の声続々!!>
発売前に、現役の先生・小学6年生(杉並区立高井戸小学校6年3組のみなさん)にモニタリング協力いただきました。
先生の感想
「コロナで中学校との交流がなくなり、子どもたちが中学校の様子を聞く機会がなくなったので、この本はgoodです!」 |
小学6年生の感想
●「中学校が不安だったので、この本を読んで少しホッとしました」 ●「知らないことも説明がわかりやすかった。受験もより頑張ろうと思いました。絶対買います。神に誓います」 ●「最初のマンガがすごくいい。イラストもあってわかりやすい」 ●「中学校でどうすればいいかわかった。ぼくのためになった」 |
<目次>
リアルな中学校ってこんなとこ!
第1章:中学校の勉強って、どんなことをするの?
第2章:部活って、どんなことをするの?
第3章:中学校での友だちとの付き合い方
第4章:スマホ、SNSとの上手な付き合い方
第5章:中学生のこころとからだの成長
第6章:中学生だから知っておきたい大切なこと
◆総監修/升野伸子(ますの のぶこ)
筑波大学附属中学校 副校長
公民科教育・ジェンダー論 東京大学経済学部卒業。お茶の水女子大学修了。大妻中学高等学校教諭を経て、現職。共著として『女性の視点でつくる社会科授業』(学文社)、『入門 社会・地歴・公民科教育—―確かな実践力を身に付ける』(梓出版社)、『中学歴史 生徒が夢中になる!アクティブ・ラーニング&導入ネタ80』(明治図書出版)など多数。
◆4章監修/多田義男(ただ よしお)
筑波大学附属中学校 教諭
教科:技術・家庭科(技術分野)
東京都公立学校主幹教諭などを経て現職。情報学に関する研究、道徳教育に関する研究、授業実践多数。東京都を中心に研修会の講師を務める。
◆5章監修/道幸玲奈(どうこう れいな)
筑波大学附属中学校 養護教諭
東京都公立中学校での勤務を経て現職。自分も相手も大切にできるいのちの教育に取り組んでいる。
<刊行概要>
『中学校ってどんなとこ?』
■発売日:2022年1月15日(土)
■定価 :1,650円(税込)
■発行 :株式会社世界文化ブックス
■発行・発売:株式会社世界文化社
https://amzn.to/3I07fBv
※一部書店により発売日が異なります