MIG開発「アルツハイマー病の超早期段階を見つけるVR検査」、SDGs推進・健康経営企業向けプログラムを発表

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〜「超早期のサイン発見」だから予防が可能、社員の脳健康維持へ〜

MIG株式会社(代表取締役社長:甲斐英隆、本社:渋谷区、以下MIG)は、「アルツハイマー病の予防がまだ効く超早期段階を見つけるVRゴーグルを使った検査と予防をサポートする」Brain100 studioプログラムを、人生100年時代へ向けて積極的に社員の脳健康を守りたいSGDs推進企業・健康経営企業への「SDGs推進アプローチ」パッケージとして販売を開始しました。このパッケージの社員向け活用の導入も数社で実施開始予定として合意されました。

 

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  • 「SDGsアプローチによる社員・役員・ご家族向け脳健康プログラム」としてパッケージ販売を開始

高齢化社会において、晩年の10年20年は、人生の最後を締め括る極めて重要な期間であるが、認知症発症によってその時期に家族と共に人生の想い出を楽しめない、人としての尊厳の維持が難しい状況に陥ってしまうことが多くなっています。人の、Wellbeingが認知症によって果たせなくなっていると言えます。
MIGはそのような状況を何とかして改善したいと考えて、40代・50代から始まると言われる認知症の、「超早期(アルツハイマー病最初期段階) 」での発見と対策に取り組んでいます。 

いま、世界で注目を浴びている、SDGsの前文には5項目の重要事項が、5P(People、Planet、Partnership, Peace, Prosperity)として表現されていますが、その冒頭の「人」の欄には、「我々は、あらゆる形態、あらゆる次元の貧困と飢餓を撲滅し、全人類が尊厳と平等のもと、健全な環境で能力を発揮できるようにすることを決意した。」とあり、これこそがMIGが目指している社会です。

MIGは「アルツハイマー病の予防がまだ効く超早期段階を見つけるVRゴーグルを使った検査と予防をサポートする」Brain100 studioプログラムの提供を通して、SDGsの12のGOALの中で、
SDGs目標3:すべての人に健康と福祉を → 認知症超早期判定で予防活動により有効に発症回避を支援
SDGs目標8:働きがいも経済成長も → 社員が本人発症だけでなく認知症介護家族になり離職するリスクを最小化を通してSDGs推進企業が社員や家族をサポートすることをご支援いたします。

◆具体的なプロセス

  1. 企業内のスタッフチームを設定いただき(多くの場合はコロナワクチン職域接種を実施されたチームが担当されます)、
  2. 簡単なトレーニング(VRの使い方)と認知症講習といった研修(のべ2時間)だけで、
  3. スタッフチーム主導で社員の皆様にVRゴーグルを使った超早期スクリーニング検査を実施。
  4. その後はオンラインのヘルスチェックに回答していただくだけで各社員個別に生活改善アドバイスを含めた判定レポートをメールで配信します。

その後は判定結果に応じて各社員が予防プログラムをオンラインで受ける場合には、企業が福利厚生でサポートされる形式で実施頂いています。

◆予防の鍵は「超早期」段階での発見、MIG開発のVR検査と予防プログラム
認知症は「最もなりたくない病気」として、ガンと同等かそれ以上に恐れられています(MS&ADインターリスク総研株式会社による調査。2021年1月、20代から60代の男女を対象)。認知症の約7割を占めるのがアルツハイマー病、大手製薬会社の多くが治療薬開発にしのぎを削っている一方で、多くの専門医が口を揃えて語るのは「アルツハイマー病予防の最大の鍵は、できる限り早い段階で見つけること」

驚くことにアルツハイマー病の「最初期」段階である嗅内野での脳神経細胞の破壊が始まっている方(Braak Stage I)は40代でも約50%います。しかし自覚症状が全く無い上に、既存の検査方法では「健常者」と判定されるために、知らないうちにそのまま進行しているのが現状です。発症リスク低減活動(予防活動)も最初期から始めると高い効果が期待出来ることが世界中で実施された疫学的研究からも分かっています。

MIGはアルツハイマー病の最初期段階を発見出来るVRゴーグルを使った検査(空間ナビゲーション測定)と、発症リスク低減を支援するプログラムを開発し提供しています。この度MIGは、SGDs推進企業・健康経営企業向けに、「SDGsアプローチによる社員・役員・ご家族向け脳健康プログラム」としてパッケージ販売を開始しました。

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(図2)Neuropathological stageingof Alzheimer-related changes,HeikoBraaket.al.1991, Staging of Alzheimer disease-associated neurofibrillary pathology using paraffin sections and immunocytochemistry, Heiko Braaket.al., 総務省統計局人口推計2019, 「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(平成21~24)総合研究報告書、朝田隆et.al.

◆MIG代表 甲斐英隆が掲げる「人生100年を健康に全うする時代へ」
「SDGsや健康経営を推進する企業様は、社員の第2第3の人生や老後まで身体だけでなく脳の健康も維持しながら人生を全うしてもらえるように支援することまでも企業責任と考えていらっしゃいます。また、認知症発症リスク要因と生活習慣病発症リスク要因がかなりの部分でオーバーラップしているので、企業の人事部門としても予防活動を推進しやすいとのお考えからMIGの開発したアルツハイマー病を超早期に発見出来るVRテストと予防を支援するBrain100プログラムを評価いただいております。
私自身、身体の健康だけでなく脳も健康でなければ本人も家族も悲しい思いをすることを認知症で亡くなった母を介護した経験から痛感しました。心ある大企業様には是非、頑張ってくれている社員が現役時代だけでなく定年退職後も人生100年を脳健康を維持しながら全う出来るように支援して頂ければと思い、このサービスを三菱総合研究所様にご提案しました」

〜今後の事業展開について〜
「現在、SGDs推進企業・健康経営企業の社員向けだけでなく、地域コミュニティ全体で出来るだけ多くの方に受けて頂けるように複数の大企業や医療機関を連携して展開を開始しています」
 

  • MIGの「超早期」アプローチが変える認知症予防

認知症予防の壁は「そうと分かるのが怖い」でした。

『もし認知症だったら…どうせ治らないのでしょ…怖いから検査は受けない…』 
お客様の多くはこういった考えをお持ちでした。でもそれは「発症直前」を判定する既存の「早期」検査方法の場合。その段階ではたしかに進行を少し遅らせる程度しか残されていません。

認知症の70%程を占めるアルツハイマー病は、発症まで20〜30年もの年月をかけて水面下でひっそりと進行しています。
50代の半分に、やがて発症につながる最初期の症状「嗅内野部位での脳神経の破壊」が認められています。しかし中には70歳でその段階に至る、と健康な方もいらっしゃいますから年齢はあくまで目安です。

予防つまり発症回避のポイントは、
危険信号を「超早期」の段階に見つけること(多くは50代でサイン出現)
超早期段階ならまだ十分に効果を期待できるいくつもの予防活動、楽しく始めよう
といえます。

◆ MIG開発、VRゴーグルで行う最先端の「空間ナビ脳機能測定」

  • 最新のVRゴーグルを使った15分間の簡単なテスト。
  • アルツハイマーの神経破壊が一番はじめに起きる嗅内野(きゅうないや_海馬と並ぶ脳の中枢)の機能「空間ナビゲーション※1」を測定します。
  • この空間ナビ機能の測定値は「アルツハイマー病に至る病理ステージ進行※2」の年齢別分布と相関が認められています。(※2 Braak博士の剖検によって定められた staging)
  • 既存の「早期判定」といわれる検査方法(神経心理テストや血液検査・PET検査など)では見つけられないごく最初期の病理状態のサインを見つけることができる世界最先端の技術です。
  • 空間ナビゲーションという機能は、空間の中での自分の位置を認識するもので「バーチャル空間でのゲーム的なテスト内容が面白く」感じられます。
  • 判定レポートで提示する脳健康年齢や発症リスクは「仲間との競争が楽しい。自分ごとで頑張ろうと思う」との声多数です。

※1 空間ナビゲーション(経路統合能)は、オキーフ博士・モーザー博士夫妻らがノーベル賞(2014年医学・生理学賞)を受賞した研究を経て、ヒト試験やバーチャル空間での試験で実証されてきました。
リンクは日経サイエンス ノーベル賞受賞の記事 https://www.nikkei-science.com/?p=44210

動画1 空間ナビ測定VRの様子
https://www.youtube.com/watch?v=3ptagjaajjs
 

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画像3 アルツハイマー病の進行と「超早期」検査の関係
画像4 VRゴーグルをかけた測定の様子と空間ナビ測定のバーチャル画面
 

  •  MIG運営の予防支援プログラム「Brain100 studio」

「超早期・最初期」での判定であるからこそ、認知症予防活動が効果を発揮します。(一般的な早期判定は早いものでも「MCI軽度認知障害」を見つけるというもので、この段階では脳神経の破壊が進んでいるため進行を少し遅らせる程度しかできません)。
Brain100 studioプログラムではまずVRゴーグルでの空間ナビ測定と、WHOが定めた発症リスク因子などのヘルスチェックに回答いただくと脳健康レポートをお出しします。
 

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画像5 Brain100 studioロゴ
画像6 Brain100 studioプログラムの流れ(個人客様用)

予防活動の支援として主に以下3つを提供しています。

  • 脳健康スコア(16項目の発症リスクをスコアしたもの。見える化されることで改善ポイントが明確化)
  • 空間ナビ脳トレ(脳神経経路に刺激を与えシナプスを増加させることにより強靭化させる、今までの一般的な前頭前野型とは異なる全く新しいタイプの脳トレ)
  • 熟成ホップエキス配合サプリメント(パートナーであるキリンホールディングス(以下「キリン」)独自の健康素材「熟成ホップエキス」を配合。キリングループのINHOP株式会社がシニアの健康維持増進を目的として販売)

動画2 Brain100 studioのご紹介ビデオ
https://youtu.be/xoben13cn4Q
 

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画像7 発症リスクを脳健康スコアで見える化(サンプル)
画像8 空間ナビ脳トレ〜京の町〜スマホアプリ
画像9 熟成ホップエキス配合サプリメント(キリングループのINHOP株式会社)
 

  •  VRでの空間ナビ測定/Brain100 studioの提供場所

以下の場所で受けることが出来ます(6月1日現在)。https://brain100studio.com/place/

Brain100 studio渋谷(MIG直営スタジオ)
つくばロボケアセンター 〜茨城県つくば市〜(提携スタジオ)
湘南ロボケアセンター 〜神奈川県藤沢市辻堂〜(提携スタジオ)
クロスガーデン デンタルクリニック 〜多摩センター〜(提携スタジオ)
名古屋ロボケアセンター 〜愛知県名古屋市〜(提携スタジオ、準備中)
今後、順次全国に拡大予定です。

◆ 代表取締役CEO プロフィール

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甲斐 英隆(Kai Hidetaka)
10年間の闘病介護生活ののちに母親を認知症で失う。最後の4年間は父の顔も認識できなくなった母、その母を見つめる父の悲しい表情が忘れられず同年MIGの企業を決意。米国系経営コンサルティング会社アーサー・D・リトル、米国サンマイクロシステムズ本社、富士ゼロックス、ディメンションデータジャパン&APAC、アクサ生命保険などの役員を歴任。早稲田大学理工学部卒業、マサチューセッツ工科大学先端技術研究所客員研究員、同大スローン経営大学院経営科学修士。

◆ 取締役CSO プロフィール

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高島 明彦(Takashima Akihiko)
学習院大学理学部生命科学科 教授。米国FDA研究員、三菱化成生命科学研究所主任研究員、理化学研究所アルツハイマー病研究室長、国立長寿医療研究センター長寿神経生物学ディレクターを経て現職。九州大学理学部生物学科修士、神経生物学 Ph.D.
近著に『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』(集英社)

 

  • 高島明彦近著 JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法

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集英社および医療時代劇マンガ「JIN-仁-」作者の村上もとか先生が、MIGのビジョン「人生100年、脳の健康を保ち人生を全うする」に賛同され、認知症予防アプローチに迫った本書は今年2月に刊行。「JIN-仁-」主人公の南方仁と認知症予防の専門家高島明彦教授の対話形式で、読みやすい形になっております。Amazon精神医学書ベストセラー選別。

◆ MIG株式会社について
MIGは、認知症予防サービス「Brain100 studio」(https://brain100studio.com/)を提供しているベンチャー企業です。
2019年からキリンホールディングス株式会社と連携、また経済産業省の助成金により臨床試験とサービス開発を実施し、技術基盤を確立。2020年4月に、MIGのVRテストを使用してアルツハイマー病の超早期判定アプローチを確立するAMEDプロジェクト「最初期アルツハイマー病を検出する脳ナビゲーションタスクの神経回路基盤解明に関する研究開発」(藤田医大脳神経内科渡辺宏久教授が主研究者、名古屋大学医学部、国立放医研などとMIGが参加)が採択され推進中です。

◆ 会社概要
〜人生100年、脳の健康を保ち人生を全うする〜
会社名   :MIG株式会社
代表取締役 :甲斐 英隆
URL     :https://www.medicalig.com/
資本金   :86,749,925円(2022/4/1現在)
創設    :2017年9月1日
事業内容  :Brain100 studio事業(https://brain100studio.com/
直営スタジオ:渋谷区桜丘町29-24秀和桜丘レジデンス516号

<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
MIG株式会社 担当:笠井
東京都渋谷区桜丘町29-24
秀和桜丘レジデンス516号
電話:03-4500-8261(代)
Mail: [email protected]

お読みいただき誠にありがとうございました。

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