使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収活動を開始
本件は、「世界に誇る環境主都まつえ」を基本理念に掲げて様々な環境施策に取り組んでいる島根県松江市と、「海ごみゼロ」を目指して日本財団 海と日本プロジェクトの一環として活動する『CHANGE FOR THE BLUE』と、さらなる“循環型社会(リデュース・リユース・リサイクル)の構築”を目指す「アイシティ eco プロジェクト」の目的とが相まって締結されました。
この協定内容は、HOYA株式会社 アイケアカンパニーが行う使い捨てコンタクトレンズ空ケース回収の取組について、島根県松江市とCHANGE FOR THE BLUEしまねが情報発信・回収拠点の設置を行い、市民の皆さんに広くプラスチックごみ削減と資源再生の意識を啓発していくというものです。世界で広がっている持続可能な SDGs 社会の実現への取り組みに、当社少しでも貢献できるよう、これからも「アイシティ eco プロジェクト」を推進していきます。
<アイシティ eco プロジェクトについて>
「アイシティ eco プロジェクト」は、リサイクルが可能な使い捨てコンタクトレンズの空ケースを対象に、全国のアイシティ店舗に専用ボックスを設置して回収するリサイクル活動です。3 つの社会貢献(1.空ケースの再資源化による環境保全、2.障がい者の自立・就労支援、3.日本アイバンク協会への寄付)へとつないでいくことを目的として、2010年より業界初のこの活動をスタートし、今年で活動期間は12年目を迎えました。
活動開始以来、多くの団体様、自治体様、お客様にご賛同とご協力をいただきながら、幅広く回収活動を行っています。購入店舗やメーカー問わず回収した後はリサイクルメーカーに売却。その収益を公益法人日本アイバンク協会に寄付し、視力を再び取り戻したいと願う方々のために役立てています。しかし、年間約3,000トンが未だゴミとして処分されているのが現状です。その為、今後も、より多くの方々にご協力いただきながら、社会貢献活動の輪を広げていけるよう、取り組んでまいります。
<CHANGE FOR THE BLUEについて>
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
【現在の参加団体数】※回収活動にご協力いただける団体様を随時募集しております。
学校2182校 (小・中・高・大学・専門含む) 企業829社2,245拠点(事業所・支店含む) 自治体158拠点 (公共施設含む)※2022年4月時点
【回収量と寄付金額】
累計466.86 t (コンタクトレンズ空ケース約4億6600万個分) ※2022年4月時点
累計1293.20 t-co2 (東京ドーム77.4個分)の二酸化炭素の削減に貢献 ※2022年4月時点
累計寄付金額10,420,479円 ※2022年4月時点
以下のとおり協定を締結し、使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収活動を推進いたします。
【概要】
1. 協定の名称 『使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定』
2. 協定締結日 2022年6月2日(木)
※新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み、締結式はオンラインにて実施
3. 回収拠点 松江市役所本庁舎、松江市環境センター、市内一部学校
※詳細についてはCHANGE FOR THE BLUEしまね実行委員会へお問合せください。
4. 役割分担
・島根県松江市
⇒事業の周知・適正排出の広報
⇒回収した空ケースの収集・運搬
・CHANGE FOR THE BLUEしまね
⇒事業の周知・適正排出の広報
・HOYA株式会社 アイケアカンパニー
⇒回収資源の管理
■HOYA株式会社 アイケアカンパニーについて
「ライフケア」「情報・通信」の分野で、国内外トップクラスのシェアを多数持つHOYA株式会社の中心事業のひとつでコンタクトレンズ専門店「コンタクトのアイシティ」を展開しています。世界有数の企業であるHOYA株式会社の強固な経営基盤をもとに、アイケアカンパニーは着実な成長と大きなチャレンジの両方を成し遂げています。
■会社概要
会社名/事業部名 : HOYA株式会社 アイケアカンパニー
事業部所在地 : 東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパークサウス6F
事業内容 : コンタクトレンズおよびコンタクトレンズ付属品の販売
アイシティ店舗数 : 361店舗(2022年6月1日現在)
URL : https://www.eyecity.jp/