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IV-JAPANが推進する木工事業トレーナーの技術向上プロジェクトの報告会のお知らせ
ラオスで職業訓練を通じた貧困解決と自立支援に取り組むIV-JAPANは、貧困家庭出身の青少年の収入向上を目的とした、家具・木工職業訓練を実施しています。持続的に、精巧で美しく商品価値の高い(=収入につながる)家具を製作していくには、木工職業訓練校の教員の技術力や人材育成が有効であると考え、職業教育校におけるトレーナーの技術と指導力の向上に取り組みました。事業報告会ではその取り組みについてご報告いたします。
東南アジアに位置するラオス人民民主共和国は四方をタイ、中国、ミャンマー、ベトナム、カンボジアに囲まれた内陸山岳国で、豊富な木材資源を有しています。ラオスでは、この木工資源を活用し、家具製作といった木工製品加工販売が盛んであり、家具販売からの収入は住民の生活水準向上のために非常に重要です。しかしながら、木材を効率的に利用し、精巧で美しく、商品価値の高い(=収入につながる)家具を製作するための技能を持ち合わせていないのが現状です。
このような背景を踏まえ、本事業では、木工技術者の技術力不足の解決策として、木工技術者の輩出に重要な役割を果たす木工職業教育校の教員への人材育成が有効であると考え、職業教育校におけるトレーナーの木工製作技術と指導力の向上を目指し活動を行いました。
本事業実施により、木工トレーナーの技術力や指導レベルがどのように向上したのか、またコロナ禍において各活動をどのように工夫したのか等々について、一時帰国中の本事業プロジェクトマネージャーからご報告いたします。同日は、実際に制作された家具の写真等も使って事業の内容や成果をご説明する予定です。
- ラオス木工職業訓練におけるトレーナーの技術向上プロジェクト事業報告会
【日時】 2022年6月22日(水曜日) 13時30分から15時00分
【開催方法】 会場とオンライン(Microsoft Teams)のハイブリッド形式
【主催】 JICA東京
【使用言語】 日本語
【参加費】 無料
【参加申込】画面下の関連URLからお申し込みください
【参加申込締切日】 2022年6月20日(月曜日)17時00分
【問い合わせ先】 JICA東京 市民参加協力第二課 (担当:水谷、今野)
E-mail: [email protected]
≪ 国際協力NGO・IV-JAPAN ― その手に技術を、アジアに自立を。― ≫
「国際(International)ボランティア(Volunteer)の会」の名で1988年に任意団体として発足した当会は、2003年に法人化、団体英語名の頭文字を継承し、国際協力NGO ”IV”-JAPANとなりました。’貧困に暮らす女性や青年も、手に職を付けることで、貧困から抜け出すことができる’をテーマに現地に根付いた活動を行っています。
近年では、ラオスに於いて実践重視の職業訓練により人材育成、貧困削減に貢献し、全国の職業訓練校の教員の質の向上に寄与したことから、昨年は代表に外務大臣表彰、団体にJICA理事長賞が授与されました。
代表 :冨永 幸子
設立 :1988年5月
所在地 : 埼玉県さいたま市大宮区三橋二丁目545-2
事業内容 :国際協力 (ラオス、ネパール)
お問い合わせ先 :TEL/FAX 048-621-8612 E-mail: [email protected]
団体WEBサイト:https://iv-japan.org/