三菱倉庫とHacobu、スコープ3 CO2排出量の可視化に向けた実証実験を開始 ― HacobuのLogistics Cloud MOVOを活用 ―

0
511
三菱倉庫とHacobu、スコープ3 CO2排出量の可視化に向けた実証実験を開始 ― HacobuのLogistics Cloud MOVOを活用 ―のメイン画像

​三菱倉庫株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤倉正夫、以下「三菱倉庫」)と株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、輸配送にともなうスコープ3(※1) CO2排出量の可視化に向けた実証実験を開始します。

輸配送業務は物流会社や発荷主、着荷主など多くの企業が関わっているため、CO2排出量の可視化が難しい領域です。多くの企業に利用されているオープンなシステムであるMOVO(ムーボ)を活用することで、輸配送単位毎のCO2排出量の可視化に取り組みます。また、実験で得られたデータをもとに輸配送業務のさらなる効率化を目指します。
実験は、Hacobuのトラック予約受付サービスMOVO Berth(ムーボ・バース)と配送案件管理サービスMOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)を使用し、三菱倉庫の南本牧営業所(横浜市中区)と茨木第一営業所(大阪府茨木市)で行います。

三菱倉庫グループでは、ESG経営/SDGs対応の一環として「効率的な輸配送等の実施によるGHG(※2)/CO2削減」を推進しています。今回の実験をモデルケースとして、データを活用した効率的な輸配送を全国の倉庫・配送センター、さらにはグループ全体に展開し、CO2排出量の継続的な削減に取り組みます。
Hacobuは、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル促進に貢献すべく、昨年よりMOVOの各サービスにおいてCO2排出量を可視化する機能の追加を進めており、今回の実証実験により得られた知見を更なるサービス開発に活かしてまいります。
 

三菱倉庫とHacobu、スコープ3 CO2排出量の可視化に向けた実証実験を開始 ― HacobuのLogistics Cloud MOVOを活用 ―のサブ画像1_実証実験の概略図実証実験の概略図

※1 スコープ3
サプライチェーン排出量(事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量)から、スコープ1(事業者自らによる直接排出)とスコープ2(他社から供給された電気等の使用に伴う間接排出)を除いたもの。事業者の活動に関連する他社からの間接排出。

※2 GHG
Greenhouse Gas(温室効果ガス)の略。

■ 三菱倉庫株式会社について
・代表者 : 取締役社長 藤倉 正夫
・所在地 : 東京都中央区日本橋1丁目19番1号
・事業内容 : 倉庫保管から陸上運送、国際輸送まで一貫した物流サービスを提供し、医薬品、食品・飲料、電機、自動車部品など幅広いお客様のサプライチェーンをサポートするロジスティクス企業
・設立 : 1887年4月15日
・URL : https://www.mitsubishi-logistics.co.jp/

■ 株式会社Hacobuについて
・代表者 : 代表取締役社長CEO 佐々木 太郎
・所在地 : 東京都港区三田3丁目12番17号 プレクスビルディング3階
・事業内容 : 「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、Logistics Cloud MOVO を提供
・設立 : 2015年6月30日
・URL : https://movo.co.jp/

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください