竹を活用した製品を意欲的に世に送り出している株式会社アステップ(代表取締役:西内毅)は、竹歯ブラシをはじめとしたMade of Bamboo(竹から生まれた)アメニティブランド「BambooOne」で本格的にホテル業界へ参入、そのアンバサダーとして太田進代表の就任が決定した。
業界随一のホテル専門誌「週刊ホテルレストラン」発行人であり、業界をリードしてきたホテルのエキスパート、株式会社オータパブリケイションズ代表取締役社長・太田進代表。
氏は創刊50年以上の歴史を誇る、全国のホテル・レストランで読まれている業界随一の専門誌『週刊ホテルレストラン』を発行している株式会社オータパブリケイションズの代表取締役であり、ホテル業界では知らぬものはいないホテルのエキスパート。弊社アステップの竹アメニティである竹歯ブラシとのつながりは、遡ること半年ほど前、「週刊ホテルレストラン」12月3日号の対談がきっかけだった。
この対談では2022年4月より始まる「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」を主軸に、ホテル業界が抱えるプラスチックゴミ問題、特にホテルから大量に排出されるプラスチック歯ブラシのごみ問題について、弊社の竹歯ブラシを取り上げて頂いた。
■参考記事:インタビュー:SDGs 注目企業 (株)アステップ「みがく、美楽」追求した“まるごと天然、無添加”の竹歯ブラシ開発(https://ec.hoteresonline.com/products/detail.php?product_id=270)
この時、京都のホテル「THE SHINMONZEN」(https://theshinmonzen.com/jp/)の総支配人、KATRINA UY氏に太田代表が弊社の竹歯ブラシの話を持ちかけたところ、非常に興味を持って頂き、「THE SHINMONZEN」にてオリジナル仕様の竹歯ブラシとして採用が決定、弊社の竹歯ブラシ採用ホテルの第一号として成立。この案件をきっかけに、太田代表と弊社の竹アメニティとの関係が深まることとなった。
目次
「竹アメニティを世界基準に」竹歯ブラシからアメニティ業界の常識を変える「BambooOne」。
その後アステップは竹歯ブラシに続き、竹製の櫛「Bamboo Comb」を発表。本格的なホテルのアメニティ事業に参画すべく、竹アメニティブランド「BambooOne」を設立。同時に、脱プラを目指すホテル・宿泊業者に向けた、専用サイトを公開。
■参考記事:【ホテル関係者様必見!】高品質、低価格の竹製アメニティブランド「BAMBOONE」始動!ホテル事業者様専用サイトオープン!(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000089516.html)
「竹製アメニティはこれからのSDGs時代に、プラスチック成型品の代替材として最適である。」
太田代表は、竹製アメニティが世界のスタンダードとなる未来を見据え、竹アメニティブランド「BambooOne」の公式アンバサダーへの就任に前向きな回答を頂き、有り難くもお願いすることとなった。
これを受け、5月30日に東京ヒルトンで行われたオータパブリケイションズ主催の「HOTERES EXPO 2022の会場にて、弊社代表の西内が登壇した際、太田代表のアンバサダー就任を発表、太田代表にもBambooOneのイベントデビューを後押して頂いた。
太田代表コメント: 「類まれなプロダクトへのこだわり、シンプルの中に細部まで計算された使い心地、全製造工程における高い安全基準を兼ね備えたBambooOneシリーズ。これがアメニティ?と疑うほどの素晴らしい逸品。 国内だけでなく、全世界に誇る日本の宝と自負しています。 我々の挑戦は始まったばかり。世界中のホテリエがBambooOneに驚愕し、BambooOneがホテルアメニティのニュースタンダードになる日もそう遠くないでしょう。」 |
当日はアステップも出展企業として参加、展示されたラインナップは以下の通り。
【BambooOneシリーズラインナップ】
- 竹箸(帯付・天削・卵中・角箸)
- 竹食器(丸皿・角皿・フォーク&スプーン・ストロー)
- 竹歯ブラシ・竹櫛(コーム)
食品ではないけど「無添加」、こだわりの特許製法による安心安全の「BambooOne」。
2007年頃、コンビニの割り箸が木から竹に変化した。これは、木よりも成長の早い竹材のほうが、伐採と成長のサイクルに向いているという判断によるものだ。竹製の道具は、もともと日本では昭和の時代なら台所で馴染みのあったが、プラスチックの台頭とともに、徐々に減少。そして今、海洋プラスチック問題の噴出とともに、再びプラスチック製から竹製への回帰が時代の潮流となりつつある。
しかし、竹や木などの自然素材にとって、一番の問題である虫やカビの発生。それらを抑制するには、どうしても防カビ剤等の薬品を使う必要がある。アステップでは、これらの薬品を一切使用しないでカビの発生を抑える技術を開発し、特許を取得している。
箸から始まったアステップの竹製品は、竹皿、フォーク&スプーン、ストローを経て歯ブラシという衛生用品へ。いずれも共通しているのは、「口に触れる」ものであるという事だ。多くのアレルギーに悩まされる現代人にとって、口にするものが無添加であることは「使用時の安心感」が他の製品とは大きく異なる。
実際に、当社製品をお買い求めのお客様からも、嬉しいお声が届いている。
BambooOneの歯ブラシを購入したお客さまからのコメント:「重度の化学物質過敏症の患者です。使える歯ブラシがなく、本当に困っていました。でもアステップさんのこの歯ブラシは使うことができました!無塗装で漂白剤・防カビ剤不使用。体に安全なものしか使われていないのに、このお値段!本当に助かっています。素晴らしいこの歯ブラシを患者さんのコミュニティーでご紹介させていただきます。 |
大人から子供まで、幅広い客層を受け入れるホテルにとっても安心して提供できる天然の竹歯ブラシ、それが他の竹歯ブラシとBambooOneが決定的に異なる点だ。
歯ブラシの持ち帰り率80%!「BambooOne」が袋ではなく箱入りである理由。
また、BambooOneの竹櫛・竹歯ブラシは袋ではなく、紙箱に入っている。これは宿泊客が使用後に再び箱に入れて持ち帰ることができるようにとの工夫だ。宿泊客が持ち帰りやすいように「箱」という入れ物をつくることで、結果的にゴミの削減に繋がるのである。
実際、北海道のホテルにて試験的に導入したところ、実に宿泊客の8割が歯ブラシを持ち帰るという結果となった。さらに竹歯ブラシをフロントで受け渡していたホテルでは、竹歯ブラシを複数求める客が相次いだ。宿泊客がホテルアメニティを欲しがる心理は、テーマパークの公式ホテルに設置されているキャラクターアメニティと同じ効果とも言える。
使い捨てでも再利用可能、竹の強度を生かしたつくりの「BambooOne」。
「BambooOne」は基本的には使い捨てを前提としているが、竹に通っている繊維を上手く利用して、強度を上げた形成にしているのもBambooOneの特長だ。
竹皿は桂剥きにした竹を繊維方向が縦横になるように3枚重ね、プレスの熱圧着で形成。使い捨てを前提とした製品でも、強度のある構造にすることで使い勝手が向上するだけでなく、洗って再利用することもできる。
櫛はプラスチック製だと歯が欠けたりすることもあるが、竹櫛は歯の部分を繊維に沿って形成しているので、プラスチック製よりも折れにくい構造となっている。
グランピングブームで注目される竹食器、宿泊キャンペーン後のホテルはどうなるか。
コロナ禍で宿泊客の減少を経験したあとのホテルの客室利用状況は流石に厳しい状況が続いているものの、グランピングブームがきっかけで、アウトドアでの食事シーンに対応した竹食器にも注目が集まっている。
また、6月10日からの「もっとTokyo」等の宿泊キャンペーンが開始。低迷だった観光産業を一気に回復させようとする動きとともに、ホテルや宿泊施設は本格的にプラスチック資源循環法と向き合わなければならなくなる。
今まで動かなかったアメニティの消費動向とともに、アフターコロナのホテルとSDGsの関係が大きく動こうとしている。その中でBambooOneにどれだけの需要が求められるか、太田代表と共に注視して行きたい。
【(ホテル向け)竹製アメニティサンプル·商談受付サイト】
https://take1ban.com/bamboone.html
【(一般向け)アステップ公式通販サイト】
【アステップ公式HP】
【Bamboone 公式インスタグラム】
https://www.instagram.com/bamboone_official/
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