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セルロースファイバー複合樹脂 「グリーンチップ® CMF®」製品
株式会社巴川製紙所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上善雄、以下 巴川製紙所)は、環境関連を中心としたSDGsに貢献する「グリーンチップ」ブランド製品の開発、拡充を進めています。
巴川製紙所のセルロースファイバー複合樹脂「グリーンチップ® CMF®」を使用した有限会社古田化成(本社:岐阜県美濃市、代表取締役社長: 古田伸享、以下 古田化成)の「Nogakel(ノガケル)」スプーンとフォークが東急ハンズ(一部店舗)で販売開始されました。
巴川製紙所の「グリーンチップ® CMF®」は、ポリプロピレン樹脂にセルロースファイバーを配合した環境に配慮した材料です。セルロースファイバーを高配合しているため、石油由来樹脂の使用量を大きく削減することができます。
古田化成は、プラスチック削減に貢献できるとして、セルロースファイバーを50%以上配合した「グリーンチップ® CMF®」を採用し、スプーンとフォーク「Nogakel(ノガケル)」を開発しました。
ギフトショーや百貨店などのイベントに出展してきましたが、この度、東急ハンズ(一部店舗)で販売が開始されました。食洗機でも洗え、繰り返し使うことができるスプーンとフォークのセットです。
※日本古来の「野掛け」から「Nogakel(ノガケル)」
野掛けとは、春秋ののどかな日にお弁当を持参して野山で行楽すること。ピクニックのようなものです。
近年、SDGsをはじめとする社会課題への取り組みが加速し、消費者の環境問題への意識も高まっています。今年4月には、深刻化する海洋プラスチックごみ問題や気候変動問題などへの対応を目的とした「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。
環境に配慮した製品設計や製造をすることが求められ、コンビニエンスストアや飲食店などで提供されるスプーンやフォーク、ホテルのアメニティなど、使い捨てプラスチック製品の削減や提供方法の見直しも促進されます。
巴川製紙所では、「グリーンチップ® CMF®」を使用したタンブラーやお箸、お皿、雑貨などの開発も進めています。また、より多くの用途でご検討いただけるよう、ポリスチレンやポリエチレン、ゴム、エラストマー、生分解性樹脂などとセルロースファイバーの複合化開発も行なっています。
「グリーンチップ® CMF®」のについて
特長1 環境対応
◆ポリプロピレン(PP)樹脂にセルロースファイバーを配合
(セルロースファイバー70%まで配合可能)
◆石油由来樹脂の使用量を削減
◆セルロースファイバー51%以上配合の製品は紙と同様に可燃物として廃棄可能
(自治体の分別排出ルールに従ってください)
特長2 高強度、高耐熱
◆セルロースファイバー配合により強度・耐熱性を向上
◆成形品の軽量化可能
特長3 射出成形性に優れる
◆流動性を調整可能
◆細かな形状も可能
※グリーンチップ 、GREEN CHIPロゴマーク、グリーンチップ® CMF® は、株式会社巴川製紙所の登録商標です。
【お問い合わせ先】
株式会社巴川製紙所 iCasカンパニー企画室
〒104-8335 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー7階
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