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〜理由として「農薬・土壌汚染が気になる」や「自分の口に入る物なので知っておきたい」などの声〜
微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりの農法ブランド「八百結び農法®」（やおむすびのうほう）（https://www.yaomusubi.com/）を企画開発する、株式会社ユナイテッドスマイルズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役専務 佐分利 清博）は、SDGsに関心がある111の子育て世帯に対し、「作物が育つ土壌」に関する意識調査 を実施しましたので、お知らせいたします。
- 調査結果ダイジェスト
- 意識調査サマリー
持続可能な世界の実現を目指すため、SDGs（持続可能な開発目標）への関心が世界的に高まっています。持続可能性の観点から子どもへの食育も重要視されていることから 、今回はSDGsに関心がある111の子育て世帯に対し 、「作物が育つ土壌」に関する意識調査を行いました。
その結果、7割以上の保護者の方が普段の食事の中で、作物が育った「土壌の豊かさ」を意識しており、その理由として、「無農薬や低農薬など、農薬と土壌汚染に対して気になる」や「栄養のあるおいしい野菜をたべたいから」などが挙がりました。一方で、普段から「土壌の豊かさ」を意識していない世帯においても、9割以上が、意識することの重要性を実感していると回答し、その理由として、作物の「安心感」や「品質」を重視したいという声が挙げられています。
また、野菜や果物など作物の表記に関して、9割以上が、生産地以外にも「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境の明記も希望しており、生産環境の明記があることで「より安心して買える」や「無農薬を食べたいから、明記して欲しい」などの声が集まり、作物購入時の不安を少しでも解消したいという思いが伺えました。
最後に、お子さまの食事・食材への意識について伺ったところ、子育て世帯の94.6%が、子どもに食材への意識を高く持ってほしいと回答しました。その理由として、「しっかりとした作物の味を知ってほしい」や「良い食材を適切に選ぶことで生産者を助けたい」などの声が挙がったほか、「栄養のある食事を心がけつつ、食事を楽しんでほしい」や「どのように作られたかの苦労がわかれば、残すことも無くなりそう」といった意見も出ました。本質にこだわった良い食材を選んで「生産者の方々を助けたい」「子どもにフードロスへの意識を高く持ってほしい」と望んでいる保護者の方が多いようです。
今回の調査でSDGsに関心がある子育て世帯においては、作物が育った土壌の豊かさを意識する傾向が強いことが分かりました。特に我が子にも食材への意識を高く持ってほしいと考える保護者の方々には、良質で健康に良い作物を選ぶことで、「生産者を助けたい」「残さずに食べるように育って欲しい」といった想いがあるようです。
こうした子育て世帯の意識を踏まえると、生産者である農家の方々にとっては「消費者の求める、良質な作物を生産していくこと」が今後重要なテーマとなりそうです。社会情勢的にもSDGsへの意識が高まっている中、農業において、これまで以上に土壌の豊かさを意識・考慮した環境再生型農法が必要になってくるのではないでしょうか。
- 調査概要
調査概要：子育て世帯への「作物が育つ土壌」に関する意識調査
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間：2022年6月20日〜同年6月21日
有効回答：SDGsに関心がある111の子育て世帯
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
- 7割以上が、普段の食事で、作物が育った「土壌の豊かさ」を意識
「Q1.あなたは普段の食事のなかで、野菜や果物など作物が育った「土壌の豊かさ」を意識していますか。」（n=111）と質問したところ、「かなり意識している」が50.5%、「やや意識している」が22.5%という回答となりました。
Q1.あなたは普段の食事のなかで、野菜や果物など作物が育った「土壌の豊かさ」を意識していますか。
・全く意識していない：8.1%
・あまり意識していない：18.9%
・やや意識している：22.5%
・かなり意識している：50.5%
・わからない/答えられない：0.0%
- 「土壌の豊かさ」を意識する理由、「無農薬や低農薬など、農薬と土壌汚染に対して気になる」や「栄養のあるおいしい野菜をたべたいから」など
Q1で「かなり意識している」「やや意識している」と回答した方に、「Q2.普段の食事のなかで作物が育った「土壌の豊かさ」を意識している理由を教えてください。（自由回答）」（n=81）と質問したところ、「無農薬や低農薬など、農薬と土壌汚染に対して気になる」や「栄養のあるおいしい野菜をたべたいから」など47の回答を得ることができました。
Q2.普段の食事のなかで作物が育った「土壌の豊かさ」を意識している理由を教えてください。（自由回答）
＜自由回答・一部抜粋＞
・48歳：無農薬や低農薬など、農薬と土壌汚染に対して気になる。また、自身でも家庭菜園をして、野菜のなり方やでき方に関心があるから。
・44歳：栄養のあるおいしい野菜をたべたいから。
・31歳：農薬が多く使われていたらそれをそのまま摂取することになるから。
・41歳：汚染されていない土壌で育った作物を取り入れたいから。
・38歳：土壌が良いと育った野菜の栄養素も高いから。
・45歳：土がないと作物が育たないから、当たり前の事だが意識して食事するように心がけています。
・43歳：話題になっているSDGsなどの土地の豊かさによって砂漠化が防げ、持続可能な世界が築けると思うので。
・46歳：土の質と健康性がそのまま野菜の健康性だから。
- 「土壌の豊かさ」を意識しない家庭の9割以上が、意識することの重要性を実感
Q1で「全く意識していない」「あまり意識していない」と回答した方に、「Q3.あなたは、野菜や果物など作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することは重要だと思いますか。」（n=30）と質問したところ、「非常にそう思う」が40.1%、「ややそう思う」が53.3%という回答となりました。
Q3.あなたは、野菜や果物など作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することは重要だと思いますか。
・非常にそう思う：40.1%
・ややそう思う：53.3%
・あまりそう思わない：3.3%
・全くそう思わない：3.3%
・わからない/答えられない：0.0%
- 理由として、64.3%が「土壌にこだわっている作物の方が安心だから」と回答
Q3で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q4.作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することが重要だと思う理由を教えてください。（複数回答）」（n=28）と質問したところ、「土壌にこだわっている作物の方が安心だから」が64.3%、「土の良し悪しが作物の品質を左右するから」が53.6%、「土から食卓に届くまでの過程を意識できるから」が42.9%という回答となりました。
Q4.作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することが重要だと思う理由を教えてください。（複数回答）
・土壌にこだわっている作物の方が安心だから：64.3%
・土の良し悪しが作物の品質を左右するから：53.6%
・土から食卓に届くまでの過程を意識できるから：42.9%
・生命の有り難みを感じられるから：28.6%
・農薬の使用有無が土壌の豊かさに影響するから：17.9%
・その他：0.0%
・わからない/答えられない：0.0%
- 他にも「どのような土壌や肥料や規模で作られたのか、自分の口に入る物なので知っておきたいから」などの声も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することが重要だと思う理由があれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=28）と質問したところ、「どのような土壌や肥料や規模で作られたのか、自分の口に入る物なので知っておきたいから」や「分からなくても安全で豊かで有ることが当たり前であって欲しい」など19の回答を得ることができました。
Q5.Q4で回答した以外に、作物が育った「土壌の豊かさ」を意識することが重要だと思う理由があれば、自由に教えてください。（自由回答）
＜自由回答・一部抜粋＞
・45歳：どのような土壌や肥料や規模で作られたのか、自分の口に入る物なので知っておきたいから。
・45歳：分からなくても安全で豊かで有ることが当たり前であって欲しいと思う。
・39歳：のびのびと作られた作物は魅力的。
・43歳：土の栄養を取って野菜などが育ち、それを口にするからです。
・47歳：土壌が汚染されたりすれば、作物に伝わり、それを食べる私たちにも影響しそうだと思うので。
- 9割以上が、作物に「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境についても明記を希望
「Q6.あなたは、野菜や果物など作物に関して、生産地以外にも「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境についても明記して欲しいと思いますか。」（n=111）と質問したところ、「非常にそう思う」が51.4%、「ややそう思う」が40.5%という回答となりました。
Q6.あなたは、野菜や果物など作物に関して、生産地以外にも「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境についても明記して欲しいと思いますか。
・非常にそう思う：51.4%
・ややそう思う：40.5%
・あまりそう思わない：5.4%
・全くそう思わない：1.8%
・わからない/答えられない：0.9%
- 生産環境を明記して欲しい理由、「より安心して買えるから」や「無農薬を食べたいから、明記して欲しい」などの声
Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.作物に関して、生産地以外にも「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境についても明記して欲しいと思う理由を教えてください。（自由回答）」（n=102）と質問したところ、「より安心して買えるから」や「無農薬を食べたいから、明記して欲しい」など65の回答を得ることができました。
Q7.作物に関して、生産地以外にも「土壌の状態」や「農薬」などの生産環境についても明記して欲しいと思う理由を教えてください。（自由回答）
＜自由回答・一部抜粋＞
・44歳：より安心して買えるから。
・45歳：無農薬を食べたいから、明記して欲しい。
・39歳：土壌の状態までは聞いてもよくわからないと思うが、どれほどの農薬を使っているかは知ってもいいと思う。
・43歳：無農薬野菜が一番体にいいと思うので。
・33歳：栄養素に直結するから。
・38歳：やはり、無農薬かどうか記載しておいてほしいです。
・45歳：最低でも使用している農薬ぐらいは、知っておきたいなと思います。
・46歳：土の質と健康性こそが野菜の質と健康性だから。
- 94.6%が、子どもに食材への意識を高く持ってほしいと回答
「Q8.あなたは、自身のお子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思いますか。」（n=111）と質問したところ、「非常にそう思う」が60.4%、「ややそう思う」が34.2%という回答となりました。
Q8.あなたは、自身のお子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思いますか。
・非常にそう思う：60.4%
・ややそう思う：34.2%
・あまりそう思わない：4.5%
・全くそう思わない：0.9%
・わからない/答えられない：0.0%
- 理由として、6割以上が「良い食材を食べて健康的に育って欲しい」や「SDGsなど社会問題への意識にもつながる」と回答
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.お子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思う理由を教えてください。（複数回答）」（n=105）と質問したところ、「良い食材を食べて健康的に育って欲しいから」が68.6%、「食事への意識を持つことが、SDGsなど社会問題への意識にもつながると思うから」が64.8%、「食事は生きる上での基本だから」が50.5%という回答となりました。
Q9.お子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思う理由を教えてください。（複数回答）
・良い食材を食べて健康的に育って欲しいから：68.6%
・食事への意識を持つことが、SDGsなど社会問題への意識にもつながると思うから：64.8%
・食事は生きる上での基本だから：50.5%
・しっかりとした作物の味を知ってもらいたいから：47.6%
・良い食材を適切に選ぶことが生産者を助けることにつながるから：40.0%
・近年偏った食生活になっている若者が多いから：28.6%
・その他：5.7%
・わからない/答えられない：0.0%
- 他にも「栄養のある食事を心がけつつ、食事を楽しんでほしい」や「どのように作られたかの苦労がわかれば、残すことも無くなりそう」などの親の声も
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、お子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思う理由があれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=105）と質問したところ、「栄養のある食事を心がけつつ、食事を楽しんでほしい」や「どのように作られたかの苦労がわかれば、残すことも無くなりそう」など57の回答を得ることができました。
Q10.Q9で回答した以外に、お子さまに食事・食材への意識を高く持って欲しいと思う理由があれば、自由に教えてください。（自由回答）
＜自由回答・一部抜粋＞
・31歳：栄養のある食事を心がけつつ、食事を楽しんでほしいから。
・45歳：どのように作られたかの苦労がわかれば、残すことも無くなりそうだから。
・48歳：食べることは生きることなので。より良く生きてほしい。
・39歳：今はなんでも売っていて簡単に買えて残すことに罪悪感を持っていない。栄養面でももちろんだがフードロス問題などにも関心をもってほしい。
・49歳：人間の体は食べたもので作られているから。また美味しく食べることができている間はなんとか心も体も健康を保つことができると思っているから。
・38歳：良い野菜を食べ慣れて、健康的になってほしいからです。
・47歳：食材を捨てることはもったいないということを知ってほしい。好き嫌いが多すぎたり、食べる分だけとるということがいかに大切かをわかっていないところがあるので。
・49歳：色々な食材があふれているなかで良いものや健康に良いものを選んで欲しいので。
- 「八百結び農法®」のめざすもの
「八百結び農法®」では引き続き全国各地の農家さまと「土本来のあるべきチカラから産まれる農作物本来のあるべきチカラ」を追求しながら、～「おいしい」と「あんしん」のその先に「地球の未来」をちゃんと考える～をモットーに、1gあたりの土壌微生物活性量測定など全国各地での実証実験を基に地域循環づくりの提案を実施しております。また「Sony Startup Acceleration Program (SSAP)」の支援プログラムを経て、新たに持続可能なビジネスモデル構築を推進しており、農業・畜産業・水産業・環境SDGs・地方創生・健康食材・食品流通など、アライアンスパートナーづくりに向けたOPEN INNOVATIONな協議の機会をお待ちしております。
八百結び®プロジェクトでは、2050年カーボンニュートラル宣言（2020年10月26日）を受けて農林水産省より発表された「みどりの食料システム戦略（2021年５月）」内で掲げられた「土壌微生物機能の完全解明とフル活用による減農薬・肥料栽培の拡大」・「耕畜連携による環境負荷軽減技術の導入」・「バイオスティミュラントを活用した革新的作物保護技術の開発」目標への貢献をめざしてまいります。
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