主にキッチン用品の製造・販売を行うKULASIFUL(東京都千代田区)は、小学校の夏休みの自由研究テーマを考えるのに苦労したかどうかの意識調査を実施。結果、92%が「苦労した」と回答した結果を受け、科学とSDGsを体験から学べ、親子でも楽しめるおすすめ自由研究を公開します。
目次
■「小学校の自由研究のテーマ決めに苦労」92%と多数。
「小学校の夏休みの自由研究テーマ決めに苦労したかどうか」に対する意識調査では、「苦労した」と答えた方が92%で、「苦労しなかった」と答えた方が8%という結果になりました。
夏休みの自由研究は、普段学校で得ることができない学びを得る機会です。特に科学やSDGsは身を以て体験することで理解が深まり、お子様の興味・関心に繋がります。そこで、弊社では科学・SDGsという2つの分野を学ぶことができ、親子で一緒に楽しむことができる自由研究テーマを公開いたします。
■テーマ① アルカリ性のホタテパウダー水に野菜のつけ置きで不純物除去実験
野菜の表面には農薬、野菜自体が出すワックス、土ぼこり、細菌などが沢山ついています。これらの物質はアルカリ性の水溶液につけることで除去が可能です。
アルカリ性はタンパク質などを溶かす性質があり、古い角質層や遊離脂肪酸の剥離、除菌効果があるため、野菜をつけ置きすることで野菜表面の不純物を取り除くことができるのです。
動画URL:https://youtu.be/JKPetcoWsFA
毎年20万トンも廃棄されるホタテ貝殻を再利用して、粉末にしたホタテパウダーは、水に溶かすとph12程度の強アルカリ性水溶液となり、農薬剥離・不純物除去に効果的です。
買ってきた野菜・果物をホタテパウダーを溶かした水につけ置きするだけでも、不純物が除去される現象を目で見ることができますので、親子でも簡単にアルカリ性の効果を体感できます。
ホタテパウダーは廃棄ホタテを使っているためSDGsの観点にも適合しています。また、不純物を取り除くことで、野菜の酸化が抑えられ、長持ちするようになります。家庭からの食品ロスは年間261万トンにものぼり、気づかない間に生鮮品が悪くなってしまうことが原因の1つです。ホタテパウダーで食品ロスをなくすことからも、SDGsの素晴らしさを学ぶことができます。
【ホタテパウダー の詳細ページ】
https://kulasiful.com/blogs/shellcy/introduction
■テーマ② アルミホイルから「熱伝導率」を学ぶ実験
熱伝導率とは、熱伝導による熱の移動のしやすさを規定する考え方です。物質ごとに熱伝導率が存在し、特にアルミニウムや水は空気に比べて熱伝導率が高いことで知られています。
熱伝導率が高いと、より早く室温と同じ温度に近づくため、冷たいもの・熱いものをより早く常温に戻すことができます。家にあるアルミホイルを何枚か重ねてお皿を作り、普通のお皿の上に置いた氷と解ける速さを比較することで熱伝導率の違いを簡単に体験することができます。
弊社では、アルミニウムの高い熱伝導率を利用した解凍プレートで、SDGsの目標実現を目指します。電子レンジの解凍機能を使用せずに凍った食材を早く解凍できるため節電に繋がり、また解凍速度を短縮することで細菌の繁殖を抑え、食の安全性にも寄与できます。
【解凍プレートの詳細ページ】
https://www.makuake.com/project/kaito_96/
■事業概要
メーカー名:KULASIFUL
所在地:東京都千代田区神田須田町2丁目2番5号
代表者:小澤 智之
電話番号:03-6811-6990URL:https://kulasiful.com