マザーハウスがバッグ回収事業をアップデート すべてのパーツを循環するブランドへ

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「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とする株式会社マザーハウス(所在地:東京都台東区、代表:山口絵理子)は、アフターケアのトータルサービス「ソーシャルビンテージ」をアップデートし、役目を終えたバッグの全パーツをリメイク、リユース、リサイクルするブランドへと進化します。作り手として、商品の終わりまで責任を持つモノづくりの取り組みを加速してまいります。

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【ソーシャルビンテージとは】

「ソーシャルビンテージ」は、レザーバッグのトータルケアサービスとして、2020年7月に提供を開始しました。メンテナンスを中心としたケアサービス、店頭でのクイックな対応が可能な修理、使い古したバッグ回収の3つを軸として、多くのお客様にご利用いただいています。

お客様から回収したバッグを解体し、再生可能なレザーパーツからリメイクして生まれる「RINNE(リンネ)」シリーズのバッグ・革小物は、パッチワーク風のデザインと、すべてが1点モノという希少性で、発売と共に人気を集めました。

マザーハウスがバッグ回収事業をアップデート すべてのパーツを循環するブランドへのサブ画像2_リメイク商品 RINNEシリーズのバッグ。すべてが1点モノのデザインで人気を博す。リメイク商品 RINNEシリーズのバッグ。すべてが1点モノのデザインで人気を博す。

すべてのパーツをアップサイクルする体制に進化


これまで、回収バッグのレザーパーツのみをRINNEシリーズへとリメイクしてきましたが、裏地や金属部品などは再利用できていませんでした。今回のアップデートで、アパレルブランド・ALL YOURSがスタートした、不要な衣服を資源化する仕組み「HUG」と連携することで、バッグの芯材や裏地といった有機物はセラミックパウダーに、金具等の金属部品はそのままリサイクルできる体制となり、回収バッグから出る全パーツのアップサイクルが可能になります。金属部品はDIYなどで新しい姿に、セラミックパウダーは新たな商品や店装備品として活用する検討を進めております(※「HUG」の運営元は株式会社オールユアーズのグループ会社であるHUG株式会社です)。

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バッグの解体を、障害福祉サービスを行う中越福祉会 みのわの里と連携
新たなパートナーと共に、ゼロ・ウェイストなモノづくりを目指します

自社で行ってきたバッグの解体作業を、障害福祉サービスに特化した事業を展開している、社会福祉法人 中越福祉会 みのわの里に委託します。マイノリティの可能性を信じて、障がい者の方に多様な働き方を提供する中越福祉会との新たな連携で、ゼロ・ウェイストな(廃棄物を減らし、ごみをゼロにする)モノづくりを目指して、取り組んでまいります。

ソーシャルビンテージの進化を体感できる、特別な企画展を開催


ソーシャルビンテージ、RINNEの2周年と、新たな取り組みがスタートすることを記念して、マザーハウス本店にて特別展示を行います。バッグの回収から解体、リメイクまでの工程を体感していただけるほか、回収にご協力いただいたお客様限定で、バッグをその場でキーホルダーに仕立て、想い出と共にお持ち帰りいただけるDIYを実施いたします。

企画展タイトル:「RINNEするバッグ展」
場所:マザーハウス本店(東京都台東区台東1-10-7 ホーザンビル1F)
開催日程:2022年7月23日(土)~2022年10月上旬(終了日未定)
時間:12:00~20:00(日曜日は19:00閉場)
URL:https://www.mother-house.jp/magazine/event/7397

マザーハウスがバッグ回収事業をアップデート すべてのパーツを循環するブランドへのサブ画像4

 

マザーハウスがバッグ回収事業をアップデート すべてのパーツを循環するブランドへのサブ画像5_「RINNEするバッグ展」では、回収に出すバッグのベルトパーツからキーホルダーづくりを体験できる「RINNEするバッグ展」では、回収に出すバッグのベルトパーツからキーホルダーづくりを体験できる

RINNEシリーズの全店展開が決定


これまで一部店舗でのみ販売していたRINNEを、2022年7月22日よりマザーハウス全店で取り扱います。回収数が順調に増加していること、RINNE取り扱いへのお声を全国より多数いただいたことから、全店展開が決定しました。マザーハウスはこれからも、さらなる回収数アップを図ってまいります。

【レザーバッグの回収について】

レザーバッグの回収は、マザーハウス店頭もしくは配送にて受付しております。(対象商品:マザーハウスのレザーバッグ)。回収にご協力いただいた方には、お買い物の際にご使用いただける会員ポイント1,500円分を還元、別途1,000円分が社会貢献活動への活動資金として充当されます。

回収受付に関する詳細は、マザーハウスHPをご覧ください:https://www.mother-house.jp/form/remake_customer.php

【株式会社オールユアーズについて】

2015年に設立。装飾性やトレンドを重視したファッションとしての服ではなく、実用性と普遍性をもった、道具としての服を提案しています。製品の特徴は、シンプルな見た目、着心地のよさ、ケアの簡単さ。壊れたときのリペア、服を体型に合わせるカスタムなど、長く使い続けていただくためのサービスも提供しています。

所在地:東京都世田谷区池尻2-15-8
代表取締役:原康人
事業内容 :オリジナルウェアブランド「ALL YOURS」の企画・開発・販売

【社会福祉法人 中越福祉会について】

障がい者の基本的人権を尊重し、安心安全で快適なサービスを提供し心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ自立した日常生活を地域社会において営むことができるよう支援することを目的として広く社会福祉事業を展開しています。

所在地:新潟県長岡市浦字中の坪528番4
理事長:廣井晃
事業内容:障害福祉サービス(施設入所支援、生活介護、就労移行支援、就労継続支援B型、共同生活援助、相談支援)

【株式会社マザーハウスについて】

『途上国から世界に通用するブランドをつくる』という理念を掲げ、「途上国」の可能性を「モノづくり」を通じて世界中のお客様にお届けしています。2006年の設立以来、バングラデシュをはじめ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの計6か国で、それぞれの素材や文化を活かしたファッションアイテムを作り続けています。2022年7月現在、国内36店舗、台湾4店舗、香港1店舗、シンガポール1店舗を展開しています。

所在地:東京都台東区台東2-27-3 NSKビル2F
代表取締役:山口絵理子
事業内容:発展途上国におけるアパレル製品及び雑貨の企画・生産・品質指導、先進国における販売

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