発電しながら電力消費可能な自律型太陽光路面発電システムの実証検証について
MIRAI-LABO株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:平塚 利男、以下「MIRAI-LABO」)は、2022年1月に資本業務提携契約を締結した東京建物グループの日本パーキング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:玉井 克彦、以下「日本パーキング」)と、日本パーキングが保有または管理する駐車場のZEP※1(Zero Energy Parking)化を目標に、“発電しながら電力消費可能な自律型太陽光路面発電システム”の実証検証に着手しましたので、下記の通りお知らせ致します。
- 実証検証の内容
MIRAI-LABOが開発する太陽光路面発電パネルSolar Mobiway(以下「Solar Mobiway」)とリフィルバッテリー式発電機G-CROSS(以下「G-CROSS」)を組み合わせた自律型エネルギーシステムを、NPC南大沢駅前パーキングの屋上駐車場エリアに設置いたしました。
Solar Mobiwayの発電で得た電力はG-CROSSに蓄電され、駐車場内のエレベーターホールの照明(24時間点灯)と、街灯(夜間点灯)で電力消費する系統連携しない自家消費型のシステムを運用します。期間中は、年間の発電量、蓄電状況、電力消費量の他、環境データを取得・監視しつつ、駐車場内におけるSolar Mobiwayの耐久性について検証し、今後のZEP化に活かします。
- 今後の方針
近日中に平面駐車場においても実証検証を開始する予定です。本実証検証で得たデータを元にZEP化に向け大型化と効率化を計ってまいりますので、今後の進捗にご注目ください。
※1:ZEP(ゼップ)とは、Zero Energy Parking(ゼロ・エネルギー・パーキング)の略称であり、消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した駐車場のことを、日本パーキングが独自に定めたもの。
※2:環境プラットフォームとは、MIRAI-LABOの技術力と環境コンセプトに賛同する提携企業の全社の利益創出と社会的波及を目的としたプラットフォームのことを言う。
- 企業概要
【MIRAI-LABO株式会社】
所在地:東京都八王子市千人町三丁目3番20号
代表者:代表取締役社長 平塚 利男
設立:2006年4月
事業内容:環境プラットフォーム※2の構築
太陽光路面発電技術、リユースEVバッテリー技術、バッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術などを軸とした自律型MaaSコアプロダクツの開発・提供
【日本パーキング株式会社】
所在地:東京都千代田区神田神保町2丁目4番地 東京建物神保町ビル
代表者:代表取締役社長執行役員 玉井 克彦
設立:1989年6月
事業内容:駐車場の開発および運営