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自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2022
株式会社パール(本社:大阪府貝塚市、代表取締役:安田 勝也)は、「自転車1台で人生が変わる!カンボジア自転車プロジェクト2021」をクラウドファンディング会社Readyforにて2022年7月20日にスタートしました。
2016年からはじめた「カンボジア自転車プロジェクト」の活動ですが、これまでたくさんの方に支えていただいたおかげで、累計で1,053台の自転車の寄贈と、31か所の自転車クラブを設立することができました。既設の自転車プロジェクトには毎年交換部品などを補給し続けています。
今年もこの活動を継続し、350台の自転車と修理キットの寄贈、新しい自転車クラブ5か所の設立、そして既存の31か所の自転車クラブへの資材補給を行いたいと考えクラウドファンディング支援会社Readyforを通じて募集を開始しました。募集は2022年7月20日から8月30日までの42日間です。
活動をはじめたきっかけ
代表の安田がインターネットを経由して奨学金での支援を2015年に開始。その年に実際にカンボジアを訪れ農村エリアの中学校や貧困に苦しむ子どもたちに会いました。
上の写真の子は「将来は看護師になりたい」と言いました。中央で上半身裸で写っているのがお父さん。病気で仕事ができません。「そうか!お父さんの病気を治したいんだね。勉強がんばりなよ!」と声をかけたんです。でも同行してくれていた事務局の方が言いました。
「そう簡単な話ではない。この子は将来、自分の夢をあきらめるときがくる」
その方の説明では、「看護師になるには高校や大学に行く必要がある。この近くには無いから寮に入ることになる。学費や寮費はもしかしたら奨学金でどうにかなるかもしれないけど、このお父さんの面倒を見る人がいない。だからこの子はきっと中学を卒業したら、自分のお父さんの面倒を見ながらできる仕事に就くだろう。」というのです。
その言葉を聞いて、頭をハンマーで殴られたようなショック。私はようやく気が付いたのです。
お金がなくて学校に通えない子供たちだけではありません。奨学金がもらえて学校に通えるはずなのに親の仕事を手伝うために中退してしまう子供たち。色々な問題がそこにはありました。
そんな子供たちは自分たちの環境を「変えてほしい!」とは言いません。「変えたい!」と言うんです。そう。彼らは自分の人生を自分で切り開きたいと願っています。そのためにはチャンスがいる。チャンスをつかむために必要なものは…その答えが教育です。
しかし、家から学校が遠く、自転車が無ければ通学に何時間もかかります。そこを短縮できれば親の手伝いができたり勉強時間を増やしたりすることもできます。また女生徒の下校途中に起こる悲しい事件も自転車があれば回避できると考え、自転車が買えない子どもたちに自転車をプレゼントしようと始めたのでした。
これまでの実績
2016年からはじめた「カンボジア自転車プロジェクト」の活動ですが、これまでたくさんの方に支えていただいたおかげで、累計で1,053台の自転車の寄贈と、32か所の自転車クラブを設立しました。自転車クラブとは修理工具と交換用部品をセットにして寄贈し中学校の自転車修理の拠点となる場所のことです。下の写真がその様子です。
クラウドファンディングの内容
自転車および自転車クラブ設立のための資金を313万円集めることが目標です。毎年少しずつ達成金額が増え、
前回の2021年は3,124,000円円でした。そこで今年の目標金額を313万円といたしました。もちろん過去に到達したことのない金額です。必ず達成し、カンボジアに行ったとき、子どもたちの前でするスピーチでこう言いたいのです。(昨年、一昨年はスピーチすることもかなわなかったのですが・・・)
「日本で今まで達成したことのない目標に向けてがんばりました。たくさんの人たちが応援してくれてその目標に到達することができました。負けない気持ち。立ち向かう勇気。そして仲間。この3つがあれば大丈夫。がんばって自転車で学校に通って、勉強して、友だちをたくさん作ってください。」
ご協力をお願いいたします
募集は8月30日午後11時まで。しっかりと広報など活動を行ってまいりますので、どうぞご支援・ご協力をご検討ください。よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングページ: https://readyfor.jp/projects/cam-bi2022
【会社概要】
会社名:株式会社パール 所在地:大阪府貝塚市半田3-3-1
代表者:代表取締役 安田勝也
設立: 2019年7月29日 URL: https://pearl2019.com
事業内容: 経営コンサルティング業、セミナー企画講師業、カンボジア自転車プロジェクト