JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学

0
552
JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のメイン画像

ASEAN・東ティモールの若者が学生主体の環境活動にたくさんの「いいね!」

千葉大学環境ISO学生委員会は、2022年7月22日(金)に、JENESYS2022オンライン訪日プログラムでバーチャルに来学したASEAN・東ティモールの若者へ学生主体の環境活動について紹介し、交流を通じて活動の意義と魅力を発信しました。

  • JENESYSについて

JENESYSは、日本政府の国際交流事業「対日理解促進交流プログラム」のうち、アジア大洋州地域を対象とした交流事業で、対外発信力を有し将来を担う人材を対象に、招へい・派遣、又はオンライン交流を行っています。人的交流を通じて、政治、経済、社会、文化、歴史、外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、日本の外交姿勢や魅力等について参加者自らに積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し、日本の外交基盤を拡充することを目的としています。
 

  •  JENESYS2022オンライン訪日プログラムについて

過去にJENESYSに参加した同窓生が、「SDGs~環境~」をテーマに関連の知識をアップデートすることを通じて、テーマに携わる日本人や同窓生同士の連携を深め、また、テーマに関心の高い同窓生ネットワークを強化することにより、同窓会活動を促進することを目的に実施されました。今回のプログラムは7月19日(火)~29日(金)の期間中、9日間の日程で、参加者同士の発表のほか、SDGsに積極的に取り組む日本企業、団体、大学をバーチャルに訪問しています。

 

JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のサブ画像1_交流の様子交流の様子

このプログラムの中において、千葉大学環境ISO学生委員会の学生との交流が行われました。
【日時】2022年7月22日(金)18:00~19:30
【方法】Zoomミーティング
【参加者】40名

 

 

  • 学生主体の環境活動の魅力を発信しクイズを通じて交流

千葉大学環境ISO学生委員会から4人の学生が参加しました。

JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のサブ画像2_プレゼンテーションの様子プレゼンテーションの様子

最初に、①千葉大学や環境ISO学生委員会の紹介、②省エネやプラスチックゴミ削減など学内での環境活動、③企業や地域と連携した環境活動、④環境関連の学生団体の国内ネットワーク について英語でプレゼンテーションをして質疑応答を行いました。ASEAN・東ティモールの参加者にとって、学生主体による環境ISO学生委員会の活動は斬新だったようで、運営方法や環境マネジメントシステム実習における単位認定など多くの質問が寄せられました。
 

JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のサブ画像3_Kahoot!を使ったクイズの様子Kahoot!を使ったクイズの様子

次に参加者は2つのグループに分かれて、千葉大の学生が用意した、環境に関するクイズで楽しみました。クイズは、SDGsの目標に関する問題を「Kahoot!」というアプリを使って出題し、正解の多さを競いました。クイズの後は環境に関して自由にディスカッションをしましたが、参加者はすっかり打ち解けて、予定の時間を超過するほど盛り上がりました。
 

  • 参加学生の声

国際教養学部 3年 鈴木結理

私たちのプレゼンテーションの後、参加者から積極的な質問やコメントをいただき、学生委員会の活動や千葉大学に興味を持っていただけたと感じられて嬉しかったです。ミャンマーからの参加者は、レジ袋やストローの有料化は自国で見かけないが、紙ストローを導入しているお店を見たことがあると教えてくれました。今回は私たちの活動を紹介させて頂きましたが、ASEANの各地域でのSDGsに関する活動について知り、交流できる機会があれば積極的に参加してみたいと思いました。 

法政経学部 2年 相樂しおり

環境ISO学生委員会のことを初めて知るような方々に対して、何をどう伝えればわかりやすいかという点に悩みました。そのうえ英語での発表や交流であったため、うまく伝わったか不安になる部分もありましたが、千葉大学や学生委員会の活動に興味を持ったという感想をいただけて、非常に嬉しく感じました。他国の環境への取り組みについても直接話を聞くことができ、充実した交流ができました。今回の経験をもとに今後の活動と英語学習に励んでいこうと思います。 

理学部 2年 鈴木ほの香

環境ISO学生委員会の活動に関するプレゼンテーションは言語が英語というだけで難易度が上がり、海外に発信する難しさを感じました。しかし、発表内容を参加者の方から褒めていただけたときに感じたやりがいは大きかったです。また、ワークショップのSDGsクイズやQ&Aタイムでは、文化・言語の違う人たちと打ち解けることができて楽しかったです。サステイナビリティーレポートの英語版を所望する意見などもあったため、今後の活動に活かしていきたいと思いました。

国際教養学部 1年 豊口里菜

今回、学生委員会の環境活動について英語で海外の方に説明するのはかなり難しかったですが、自分の知らなかった活動を把握したり、海外の大学での環境保護活動について知ることができたりしたので、とてもいい経験になりました。この活動を通して学んだことをこれからの環境活動に活かしていきたいです。また、海外の学生が千葉大への留学に興味をもってくれて、とても嬉しかったです。
 

  • 千葉大学環境ISO学生委員会について

JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のサブ画像4

千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
◆近年の受賞歴
・International Green Gown Awards 2017-2018 学生関与部門賞
・International Green Gown Awards 2019 学生関与部門 奨励賞
・ISCN Sustainable Campus Excellence Awards 2017 学生リーダーシップ部門賞
・ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞
・第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞
・平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
・第1回・第3回・第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
 

  • 本件に関するお問い合わせ

JENESYS2022オンライン訪日プログラムで千葉大学にバーチャル来学のサブ画像5

千葉大学環境ISO事務局
[email protected]
Tel:043-290-3572

◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html

 

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください