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2022年7月23日(土)・24日(日)【北海道函館市】
一般社団法人Blue Commons Japan(ブルーコモンズジャパン/旧はこだて海の教室実行委員会)は、2022年7月22日・23日の二日間、「海のYouTuber養成講座」参加生徒による水中撮影を実施しました。この講座は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 講座概要
講座名称:「海のYouTuber養成講座〜海と日本プロジェクト〜」
実施概要:高校生が地元の海について学び、オリジナル映像企画を立ててから、海に潜って水中撮影。その後、映像編集とプレゼン準備に取り組み、完成映像をYouTubeや試写会で発表する約半年間の講座です。7月23日・24日は本講座のメインプログラムである水中撮影を、北海道函館市臼尻町の海で行いました。
実施日:7月23日(土)・24日(日)
実施場所:北海道函館市臼尻町
参加人数:6人
講師:東海大学海洋学部 准教授 鉄多加志さん、水中カメラマン 佐藤長明さん
- 海の魅力を、映像で発信できる人材を育成
「海のYouTuber養成講座」は、海の魅力を映像で発信できる人材の育成を目的とする海洋教育プログラムです。函館エリアの高校生に参加を呼びかけ、応募があった中から選抜した6名の生徒が参加しています。参加生徒は「地元の海について知りたい」「水中映像が好き。自分で作ってみたい」「将来飼育員を目指しているので、海の生き物について知りたい」など一人ひとり目標を持ち、7月4日の開講以来、海に関する勉強や絵コンテ作り、プールでのスノーケル講習などに、積極的に取り組んできました。
メイン講師は、東海大学海洋学部准教授の鉄多加志さんと、NHK「ダーウィンが来た!」TBS「世界遺産」などの水中撮影を担当するカメラマン佐藤長明さんのお二人です。
- 昆布やワカメなどの海藻、10種類以上の魚や海の生き物を撮影
生徒たちが潜った函館市臼尻町の海は、京都の料亭などで使われる昆布の最上級品「函館真昆布」の産地です。海に潜った瞬間、目の前に広がったのは昆布の森。その量にまず圧倒されました。また、ウミタナゴなどの魚や鮭の稚魚と思われる小魚が泳ぎ、海底にはウニ、ヒトデ、サンゴなども。生徒たちは見るものすべてが珍しく、夢中になって撮影しました。
- 生徒たちが撮影した映像の一部を紹介します(YouTube)
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 Blue Commons Japan(旧はこだて海の教室実行委員会)
URL :https://www.hakodate-umi.com/
活動内容 :函館朝市ミニ水族館の運営、海に関連した「子ども向け講座」を実施
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/