江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!

0
488
江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のメイン画像

2022年7月23日~24日【北海道江差町かもめ島】

江差観光コンベンション協会は、開催中のイベント「かもめ島マリンピング~海と日本PROJECT~」で子ども団体受け入れ体制を構築するため、江差町内の小学3~6年生が対象の「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を2022年7月23日(土)から24日(日)の1泊2日で実施いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のサブ画像1

 

  • 実施概要

・開催概要:子ども団体受け入れ(学年キャンプやサークル合宿、小規模学校のイベントなど)の体制構築のためのモデルイベントとして、江差町内の小学生に参加いただく子どもキャンプ
・日程:2022年7月23日(土)13:00~24日(日)12:00
・開催場所:北海道檜山郡江差町 かもめ島
・参加人数:江差町内3小学校の3~6年生12名
・協力団体:江差町教育委員会 /江差町立江差小学校/江差町立江差北小学校/江差町立南が丘小学校/江差町/一般社団法人 北海道江差観光みらい機構
 

  • 子ども団体を想定した「海洋体験型プログラム」構成のキャンプ泊を提供

かつては、盛んに実施されていた「学校のクラス・学年単位でのキャンプ」は、昨今の状況を反映し、年々減少しつつあります。「少子化」や「子どもの安全面」「時代の気風」等に加え、新型コロナウィルスのまん延が種々のイベントの継続見直しを迫る状況を生じさせ、これに拍車をかけています。地域の教育関係者の方々の嘆きの声もお聞きする機会も増える中、最近では「かもめ島マリンピング」への「スポーツサークル単位」「小規模学校の学年キャンプ」でのキャンプ泊についてもお問い合わせをいただくようになってきています。
これらの声にお応えすべく「日本財団 海と日本プロジェクト」らしいキャンプ泊の構成を設計し、江差町教育委員会と町内3小学校の協力を得て、今回の「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施いたしました。

江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のサブ画像2_(写真左:まずは海に入って藻場観察)(写真右:水中ドローンでカシパン観察)(写真左:まずは海に入って藻場観察)(写真右:水中ドローンでカシパン観察)

 

  • 「海洋観察」「大ダコの言い伝えを用いた海のそなえ学習」でスタート!

オリエンテーション終了後、一行は早速、海へ。ツメタガイの卵塊である「スナヂャワン」や「ハスノハカシパン」などの珍しい生き物を手に取り観察。水中ドローンでの海中観察ではすべての子どもたちが操縦にも挑戦しました。
時折現れる魚影に歓声を上げながら、器用にコントローラーを操る子どもたち。初の体験に、緊張は一気にほぐれます。
「大ダコ」の言い伝えが残る岩礁部のポットホールでは、子どもたちの祖父や曽祖父の世代に残る「海の安全」を説いた逸話を解説。藻で隠れたタイドプール内の深場(ポットホール)に足を取られ溺れることのないよう、深場の底部に残る丸石をタコの頭に見立てて「あの大ダコに足を取られるぞ」「子どもたちだけでは近付くな」と言って聞かせたという話には、みんな興味津々。
磯遊びでのライフジャケットの重要性や、水上での安全姿勢を説明して「海のそなえ」についてもしっかり理解してもらいました。
足のつかない海上の怖さを実感するため、ポットホール入水に果敢に挑む代表の子どもたち。身を持って海の怖さを体験する行為は、万全の体制の下で実施。一緒に入水するスタッフ3名と周囲を泳ぐ魚たちに見守られながら、立派に目的を達成していました。

江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のサブ画像3_(写真左:水中ドローン操縦に挑戦)(写真右:大ダコの話に興味津々)(写真左:水中ドローン操縦に挑戦)(写真右:大ダコの話に興味津々)

 

  • 「テント設営」に「夕食調理」、「入浴」「余興タイム」と盛りだくさんの1日目!

続いて子どもたちは島上へ移動。スタッフの指示通りにテント設営を難なくこなしていました。
今回は江差町教育委員会との共催で実施しており、教育視点から「自主性と協調性を育むイベント」とも位置付けていたため、できるだけ自分たちだけでできるようにスタッフはアドバイスに徹し、何事も仲間との協力で成し遂げられるように配慮しました。
続く夕食調理(シーフードカレー)では、江差町民になじみの深いイカ・ホタテ・エビを贅沢に使用。それぞれの海産物の紹介では「イカの不漁と価格推移」「地元民なら知っている簡単な貝の外し方」「ゴジラエビについて」などの地域性の濃い話題を交えながら解説しました。海産物の構造を踏まえながら見よう見まねで一生懸命イカを捌き、ホタテの貝やエビの殻を外していく子どもたち。
普段海産物が苦手な子、小食な子も多く出席しましたが、お代わりの列ができるほどの、出汁たっぷりの美味な仕上がりになりました。
夕食後にバスで向かった「温泉入浴」に、日が沈んでからの「ナイトハイク&肝試し」「キャンプファイアー&焼きマシュマロ」。これぞキャンプ、という贅沢で楽しいひと時を満喫していました。

江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のサブ画像4_(写真左:初めてのイカ捌きに挑戦)(写真右:これぞキャンプの醍醐味)(写真左:初めてのイカ捌きに挑戦)(写真右:これぞキャンプの醍醐味)

 

  • 2日目は本格的な海遊びで「海との触れ合い」!

翌朝、6時に起床し「ラジオ体操」「ビュッフェ式朝食の準備」「テント撤収」まで、何事もなく無事終了。
最後のひと時を、島の安全な浅場である「五郎兵衛浜」での海遊びに費やしました。
「ウォーターバルーン」や「カニ釣り」に加え、前日挑戦できなかった子どもたちも交え海上浮遊にも挑戦し、仲間たちとの最後の楽しい時間を「海との触れ合い」で過ごす子どもたち。それぞれの学校に「かもめ島での海遊び」の機運を持ち帰ってもらえることを期待しています。
1泊2日の日程で、思う存分に海で遊び学んだ「わくわくキッズキャンプ」は、子ども団体受け入れ体制構築の良いモデルとなっただけでなく、みんなの忘れられない海での思い出として長く心に残っていくことでしょう。
 

  • 子どもたちの声

・ホタテの貝で、身が取れるんだね!
・皆と交流できて、仲良くなれた
・イカがさばけるようになってうれしかった!
・ウォーターバルーンをまたやらせてください
・つくづく江差の海の水はきれいだな、と思った
・ホタテが食べられるようになったよ
・大人のひとたちが優しくて楽しかった
・来年も、ぜったいかいさいして下さい!

<団体概要>

団体名称:江差観光コンベンション協会
URL:https://www.esashi-kankoukyoukai.com/
活動内容:江差町を中心とする南部檜山観光地の紹介やコンベンション事業、宣伝、施設の充実、文化の向上並びに産業の振興を図り、観光の発展に寄与するために活動。

江差町内の小学生12名が、かもめ島でキャンプ泊体験!「かもめ島マリンピング わくわくキッズキャンプ~海と日本プロジェクト~」を実施しました!のサブ画像5

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください