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福岡県大木町の「宝島染工」、福岡県広川町の「藍染絣工房」、鹿児島県奄美大島の「原絹織物」のつくりてが独自に生み出してきたテキスタイルを例に、技法の違い、様々な染めの魅力や特色を比較していきます。
地域⽂化商社・うなぎの寝床(福岡県⼋⼥市)は、年間を通じて行う「地域⽂化って何だろう?研究会」の第五回⽬のテーマを「染」とし、「染のあるネイティブスケープ展」を8⽉17⽇(⽔)より開催いたします。
イベントページ:https://unagino-nedoko.net/event/42967/
藍染のもんぺを例にとり、福岡県大木町の「宝島染工」、福岡県広川町の「藍染絣工房」、鹿児島県奄美大島の「原絹織物」などのつくりてが独自に生み出してきたテキスタイル(布)を見てさわって、比較していきます。
豊富な水資源がある所に「染」の技法が生まれ発展してきたという歴史や土地性からも、染と水との関係性について調べ、今につながる「染のあるネイティブスケープ」を研究していきましょう。
※Nativescape (ネイティブスケープ)とは:
「ネイティブ(その⼟地固有の)」と「ランドスケープ(⾵景)」を⾜した造語。 うなぎの寝床では、地域固有の⽂化と物語(ネイティブ)を重んじながら、未来へとつないでいく⼈々がいる⾵景(ラン ドスケープ)をネイティブスケープと定義しました。
- 開催情報
福岡県内の2拠点にて開催いたします。
会期:8⽉17⽇(⽔)〜9⽉5⽇(⽉)
開催地 : うなぎの寝床 ららぽーと福岡店(福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 1階)
営業時間:10時〜21時
定休⽇ :施設休業⽇に準ずる
※最終日9月5日(月)は16時終了予定
会期:9⽉10⽇(⼟)〜9⽉26⽇(⽉)
開催地 :うなぎの寝床 旧寺崎邸(福岡県⼋⼥市本町327)
うなぎの寝床 旧丸林本家(福岡県八女市本町267)
営業時間:11時〜17時
定休⽇ :⽕曜・⽔曜(祝⽇は営業)
※最終日9月26日(月)は、16時終了予定
- 「染」の現場を見て学び、実際に染色体験ができるツアー
伝統的な藍染、天然染料、染技法など、それぞれの学びや体験を通して「染」を体験する日帰りのツアーをご用意いたしました。
ツアー名 :久留米絣の藍染絣工房で 藍のアートピースを作る(2〜3時間)
開催日 :9月3日(土), 9月17日(土), 9月24日(土) 14:00~
お申し込み:https://unalabs.jp/tourism/gfh
ツアー名 :よつめ染布舎の型染めの世界 糊作りから染色まで1日体験(5時間)
開催日 :9月24日(土)
お申し込み:https://unalabs.jp/tourism/gokn01/
ツアー名 :宝島染工の藍染講座 衣服のアップサイクルを体感(4時間)
開催日 :9月5日(月)
お申し込み:https://unalabs.jp/tourism/gfmz01/
- つくりての表現方法が伝わる「染」の商品をご購入いただけます
「宝島染工」「藍染絣工房」「原絹織物」のもんぺから「板締め」「柳絞」「泥染め」などの技法や「機械織り」や「手織り」の違いなどを紹介。その他にもさまざまなつくりてのショール、手ぬぐい、ハンカチなどの商品を通じて、染に触れていただけます。
- 見識を深め、「染」をもっと身近に感じる書籍ラインナップ
「藍染め」や「草木染め」をより身近に感じ、「染」体験のきっかけづくりができるような書籍を「うなぎBOOKS」がセレクトし紹介いたします。
- 地域文化商社「うなぎの寝床」について
うなぎの寝床は、福岡県⼋⼥市を拠点とし、地域に伝わる歴史や⽂化を独⾃に研究し、現代において経済的・社会的につ ないでいく仕組みを⾒出す「地域⽂化商社」です。2012年7⽉の創業から、次世代へ継承していく「地域⽂化(ものづ くり、まちづくり、⾷⽂化など)」の価値を⾒⽴て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(⽣産者)、つなぎて(地域⽂化商社)、つかいて(⽣活者)、そしてその先に ある地域資源や⾃然も含めた⽣態系をつないでいきます。