フェアトレード商品の輸入・販売を行う株式会社福市(本社:大阪府大阪市 代表取締役:髙津玉枝、以下「当社」)は、運営するEC「Love&senseオンラインショップ」にて販売していた “EAST LOOP ウクライナ支援寄付つきブローチ” の累計寄附金額が115万円を突破しました。
2022年4月から販売を開始し、7月までに950個のブローチを販売、115万円(内1万円はお預かりした寄付金)を寄付しており、今後もブローチの販売を通して合計200万円の寄付金を集めることを目標としています。
商品ページ:https://shop.love-sense.jp/?pid=167396903
目次
■ 東日本大震災をきっかけに生まれたブランド「EAST LOOP」
2011年、被災した人たちに笑顔と収入を届けるためにEAST LOOPが生まれました。
震災後、4月に被災地に入り岩手県・宮城県沿岸部の厳しい状況を目の当たりにしました。Love&senseで培ってきた経験をもとに、フェアトレードの考え方を通して東北の方々を応援したい。そんな想いのもと地元女性の手仕事づくりに取り組むことを決め、EAST LOOPを立ち上げました。
スタートしてから今までに10万個以上の商品を販売し、現地に届けた金額は5000万円以上、プロジェクトに参加した人数は200名以上になります。現在は宮古・大槌・釜石・大船渡・陸前高田・気仙沼などのエリアの方たちが参加しています。
■ ウクライナへの支援付き商品が生まれたきっかけ
2022年2月24日ロシアのウクライナ侵攻が始まり、多くの人が避難民として国外に脱出しました。避難している方々はウクライナでの日常を奪われ、避難先で厳しい生活を強いられています。
そこで、「厳しい環境に置かれた人たちをサポートしていきたい。」という発想から生まれたEAST LOOPは、ウクライナカラーのブローチを作り、寄付付き商品として販売を開始しました。
2022年4月から販売を開始し、7月までに950個のブローチを販売、115万円(内1万円はお預かりした寄付金)を届けています。
寄付先は、ウクライナからの避難民を多く受け入れているモルドバ共和国としています。
■ ウクライナの隣国、モルドバへ寄付を届ける理由
モルドバはウクライナの西側に位置し、人口の約15%にあたる40万人弱の避難民を受け入れています。
しかし、モルドバの状況はニュースに取り上げられることが少ないため、支援が集まりにくい状況が生まれてしまっています。
私たちは、EAST LOOPが生まれた東日本大震災の際に、ニュースで多く取り上げられる、東京から交通アクセスのよい場所に物資やボランティアが集中し、それ以外の場所には届きにくいという「被災地格差」を目の当たりにしました。
モルドバはEUにも加盟しておらず、交通アクセスが良いとも言い難いにもかかわらず多くの避難民を受け入れています。
当社は、支援の届かない、届きにくいところだからこそ、東日本大震災のあとに義援金を送ってくれたことへの恩返しの意味も込め、モルドバ共和国への支援を決定しました。
支援を決めた理由の詳細についてはこちらのnoteをご覧ください。
https://note.com/lovesense/n/nf170f41bf52f
■ 株式会社福市について
2006年に設立、フェアトレード商品などの輸出入及び販売、外部企業へのフェアトレードに関するコンサルティングを提供。
自社EC「Love&sense」では、ブラジル・コロンビア・カンボジア・ベトナム・インドなどの生産者パートナーと協力して生産した商品を販売。
阪急うめだ本店にて常設店舗を運営。高島屋、三越などの百貨店や商業施設でポップアップイベントを全国で展開。
エシカルやサスティナブルな講演も多数。
■会社概要
株式会社福市
代表取締役:髙津 玉枝
所在地:大阪府大阪市西区阿波座1-9-21 ACDCビル 2F
設立:2006年11月
事業内容:フェアトレード商品などの輸出入及び販売等
採択・受賞実績
2012年6月:経済産業省ソーシャルビジネス創出促進事業に採択
2014年1月:ソーシャルプロダクツ・アワード「特別賞」を受賞
2014年7月:復興庁「新しい東北」先導モデル事業に採択
2015年11月:パートナーシップ大賞「オルタナ賞」を受賞
2018年12月:第一回エコプロアワード「実行委員長賞」を受賞
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株式会社福市はよりよい未来を創るために「食と暮らしと環境のオンラインサロン」(サスティナレシピ)を主催することになりました。詳しくはLINEに登録ください。
ウェブサイト:https://www.love-sense.jp/
【本リリースへのお問合せ先】
株式会社福市 広報担当
[email protected]