SOTE SYMPOSIUM SONG OF THE EARTH311（以下SOTEシンポジウム）』SOTEシンポジウムは、かつての被災体験者が貴重な体験を活かしお互いが経験した事を話し合い、これからの支援活動、防災、まちづくりに活かしていけるシンポジウムとして福島・東京・熊本・長野で計7回開催致します。
第１回の福島会津会場、第２回の東京渋谷会場はコロナのためリモート開催としてきました。今回第３回となる、熊本につきましてはリモートと現地との同時開催となります。現地には福島の学生たちも招待してのシンポジウムのほかに、フィールドワークとしてラフティングを用いてのゴミ拾いやキャンプ場での火おこし、テント設営などを体験学習としていきます。
●自然災害からの復興
熊本市でおこなうシンポジウムでは2016年の地震、2020年の大雨による水害を受けた熊本県その復興について学びます。
また人吉市に訪問して水害被害からの復興をラフティング体験を通じて学び南阿蘇ではキャンプ体験としています。話し合う場所・体験する場所からたくさんの「学び」を持ち帰り、それぞれの防災やまちづくりに活かしていきます。
■日程/SOTEシンポジウム日本ラウンド会場（熊本）
～2021年8月3日（火）-2021年8月5日～
①シンポジウム8月3日（火）
場所：三井ガーデンホテル ガーデンホールAB
・会場タイムテーブル
13:30 受付開始、進行説明
14:00 開始&CANDLE JUNE 挨拶
基調講演1 Bridge Kumamoto村上直子様
14:50 テーブルトークセッション
17:30 閉会
※オンラインでの取り組みファシリテーターと
グラフィックレコーディングのスタッフを配置し視認化出来る記録を予定しています。
福島ラウンドも⽇本ラウンドもオンラインでの参加を可能とし⼦どもたちや参加者の安全を最優先とします。
②2021年8月4日（水）― 8月5日（木）
フィールドワークその１
・ラフティング体験：ラフティングの体験と共に災害ゴミの回収作業を実施。
早朝から車に乗って人吉市の球磨川をめざしますラフティング体験＋ボランティア活動 15名（⼤⼈＋⼦ども） 語り部 「当時のお話や今後の復興課題など」 現地で話し合う事の大切さを実感しながら参加者の感想を聞き交流する。
「語り部＋ラフティング体験＋ボランティア活動」をパッケージ化し実施してくことで、ボランティア増につなげていきます。語り部については今回ラフティングチームであるランドアース様に水害当時や復興過程の今のお話をきかせてもらいます。
フィールドワークその2
・アウトドア/キャンプ体験/語り部ツアー
⼈吉でのフィールドワーク終了後南阿蘇に移動し南阿蘇久木野キャンプ場に宿泊します。皆でご飯を作り火おこし体験、ギアの使い方講座などを体験致します。株式会社丸江様より提供のバーベキューコンロで、地元マルデン代表の増田さんが赤牛のサービスもしてくださいます。
登山家でありアウトドアのスペシャリストの戸高雅史様にもご参加いただき、自然の中でアウトドアから見る防災などのお話をきかせてもらったりワークショップを行います。翌朝には熊本地震時、東海⼤学農学部に通い、ボランティアをしていた卒業⽣による南阿蘇の語り部ツアーに参加します。
●南阿蘇久⽊野キャンプ場ヒカリトモリ
2021/07/15リニューアルOPENした南阿蘇のキャンプ場。阿蘇くじゅう国⽴公園の中にある、くぬぎの森に包まれた素朴でゆったり余裕を持って過ごせるキャンプ場です。
※新型コロナウイルス対策
コロナ禍の開催に際して関東方面から参加のメンバーは陰性証明書持参で体温チェックは毎日 おこないます。可能な限りの安全策を講じて開催します。
SOTEシンポジウム
東日本大震災から10年が経過、10年、20年先の日本を考えていくために被災体験者たちの経験を生かしてもらう交流をもち、そして伝えていきます。悲しみから学び、未来を創造する。福島から日本各地へ発信していくため福島県県内での開催をしつつも、県外の被災地域との交流を持ちます。SDGs的な観点からも被災地の復興を考え、これからのまちづくりを参加した皆さんが自発的に考え、それぞれの町の防災やエネルギーなどさまざまな事柄につながっていけるようにSOTEシンポジウムを開催致します。
一般社団法人 LOVE FOR NIPPON
2011年 東日本大震災を受け、東京で発足した支援団体
物資提供や炊き出しからスタートし、つねに被災された方々に寄り添うように仮設住宅や復興住宅まで
さまざまなサービスをおこなっています。毎月11日には福島でイベントを開催し、3月11日には福島県浜通りにてSONG OF THE EARTH を開催。復興イベントとして、音楽や食、福島の子供達の夢を描いた大凧あげや
キャンドルナイトを開催。震災から10年のタイミングからシンポジウムを環境省とともにスタート。
「悲しみから喜びへ」をテーマに活動をつづけている。