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~環境に配慮された堆肥を用いて生産された野菜を活用~
三菱地所グループの株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(本社:東京都千代田区、取締役社長 水村 慎也 以下、「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」)は、サステナブルな野菜を使ったスープなどをロイヤルパークホテルズの一部にてお客様に提供いたします。
三菱地所グループは、「濠プロジェクト※1」と題して、環境省皇居外苑管理事務所と連携し、東京・丸の内の皇居外苑濠の水辺生態系の復元や生物多様性の保全を目指す取り組みを行っておりますが、2019年からは、環境省が実施する皇居外苑濠の管理(環境省実施※2)の過程で刈り取った水草「ヒシ(菱)※3」を堆肥化し、この堆肥を用いて山梨県で栽培された野菜を三菱地所本社カフェテリアやロイヤルパークホテルズにおいて食材として活用するという、都市と地方をつなぐ資源循環の仕組みを構築しています。
また、ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツでは昨年8月より期間限定で、ヒシを含む堆肥で栽培された玉ねぎを使用し、グループ統括総料理長監修のもとスープに加工したものを、ロイヤルパークホテルズの一部にて提供いたしました。昨年に引き続き、本年は対象ホテルを増やして9月1日より期間限定でこの玉ねぎを使用したメニューをお客様へご提供。さらに、玉ねぎと同じくヒシを含む堆肥で栽培されたニンニクを、一部ホテルの鉄板焼レストランにてガーリックライス等として提供いたします。
【貢献する主なSDGs】
【注釈】
※1
濠プロジェクト:
三菱地所が2017年に環境省との間で協定を締結して実施している、皇居外苑濠を中心とした水辺生態系の復元・生物多様性の保全を目指すプロジェクト。生きものの保全や復元には、三菱地所グループの従業員や大丸有エリアのオフィスワーカーも参加している。
※2 皇居外苑濠の管理:
皇居外苑濠の一部では、夏季を中心にヒシが水面を覆い尽くすほど繁殖して美観を損ねているほか、他の水生植物の生育を阻害するなどの生態系への影響が生じていることから環境省が定期的に刈取を行っている。
※3
ヒシ(菱):
ミソハギ科の一年草の水草であり、葉が水面に浮く浮葉植物。皇居外苑濠で繁茂し、水面を覆う現象が起きている。生態系(エコシステム)に影響を与える植物である一方で、ヒシがあることで小型の生物が大型の生物から身を守るための隠れ家としての機能も有しており、その生育状況によって生態系にさまざまな影響を与えることから「エコシステム・エンジニア」と呼ばれる。
■実施要項 __
<スープの提供>
提供期間:2022年9月1日(木)~10月31日(月) ※無くなり次第終了予定
提供ホテル:
ロイヤルパークホテル(東京・日本橋) ※朝食ブッフェの一品として提供
横浜ロイヤルパークホテル ※クラブラウンジおよび鉄板焼「よこはま」にて提供
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 東京汐留 ※セットランチ、ディナーのスープとして提供
ザ ロイヤルパークホテル 京都三条 ※ディナーのスープとして提供
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8 ※朝食(セット/ブッフェ)の一品として提供
ザ ロイヤルパーク キャンバス 京都二条 ※朝食(セット/ブッフェ)の一品として提供
ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜 ※朝食(セット/ブッフェ)の一品として提供
ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮 ※朝食(セット/ブッフェ)の一品として提供
同期間、玉ねぎと同じく環境に配慮された堆肥を用いて生産されたニンニクや南瓜などの野菜も、一部ホテルにて提供いたします。
提供ホテル:ロイヤルパークホテル(東京・日本橋) 鉄板焼「すみだ」
横浜ロイヤルパークホテル 鉄板焼「よこはま」
※ガーリックライスや焼き野菜として提供
■スープ
の詳細
ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツでは、髙橋 明 グループ統括総料理長監修のもと、野菜本来の甘さと旨味を活かし、野菜そのものを感じられるスープに仕上げています。標高が高く気温差の大きい八ヶ岳で育った玉ねぎを使用したクリーミーな温製スープです。生サラダでも食べられる素材の甘みをさらに引き出すため、じっくりとバターでソテーし、ブイヨンと牛乳で煮込んでいます。口に含むと広がる、玉ねぎのまろやかな味と香りをぜひお試しください。
◆ロイヤルパークホテルズの衛生に関する取り組み◆
ロイヤルパークホテルズでは、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として、お客様・従業員の安全・安心な環境を守るため、 感染予防・感染拡大防止策を講じております。詳細は、 ロイヤルパークホテルズのホームページをご覧ください。
https://www.royalparkhotels.co.jp/COVID-19.html
※全ての画像はイメージです。