ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 内藤 宏治、以下 ウシオ)は、この度、リージョナルフィッシュ株式会社(本社:京都府、代表取締役社長 梅川 忠典、以下 RF社)の第三者割当増資を引き受け、同社との資本業務提携を締結しましたのでお知らせいたします。
RF社は、京都⼤学および近畿⼤学などの水産物の品種改良技術シーズをコアとして設⽴されたスタートアップ企業です。 オープンイノベーションを通じて、超⾼速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代⽔産養殖システムを作り、「SDGs 2番:飢餓をゼロに」や「SDGs 8番:働きがいも経済成⻑も」、「SDGs 14番:海の豊かさを守ろう」の達成を目指しています。
ウシオは、2030年長期ビジョン「光のソリューションカンパニーへ」の達成に向けて、未来の社会課題を「光」を軸としたウシオの事業で解決し、社会的価値の拡大を通じて、経済的価値の成長につなげていくことを掲げています。その中で、ウシオが創業以来培ってきた光学・光源・バイオなどの技術を活かし、より高い生産性や安全性を確保できる陸上養殖システムの構築のための研究・開発を進めており、今回の参画はその活動の一環となります。
ウシオは今後、海洋資源の保護、地球規模の人口増加に伴う食料問題にも、「光」で貢献してまいります。
リージョナルフィッシュ株式会社
京都⼤学と近畿⼤学との共同研究成果を基に設⽴されたスタートアップ企業。オープンイノベーションを通じて、ゲノム編集技術を用いた超⾼速の品種改良とスマート養殖を組み合わせた次世代⽔産養殖システムを作り、「SDGs 2番:飢餓をゼロに」や「SDGs 8番:働きがいも経済成⻑も」、「SDGs 14番:海の豊かさを守ろう」の達成に貢献します。
2021年には世界初のゲノム編集動物食品である可食部増量マダイ「22世紀鯛」と、第二弾としての高成長トラフグ「22世紀ふぐ」を上市し、ECサイト「Regional Fish Online」(https://regionalfish.online)などにて販売をおこなっています。https://regional.fish/
ウシオ電機株式会社(本社:東京都、東証6925)
1964年設立。紫外から可視、赤外域にわたるランプやレーザー、LEDなどの各種光源および、それらを組み込んだ光学・映像装置を製造販売しています。半導体、フラットパネルディスプレイ、電子部品製造などのエレクトロニクス分野や、デジタルプロジェクターや照明などのビジュアルイメージング分野で高シェア製品を数多く有しており、近年は医療や環境などのライフサイエンス分野にも事業展開しています。https://www.ushio.co.jp