人間学部心理学科永久教授「社会的課題を心理学とアプリで解決」第一弾研究 “ゴミ箱難民救済アプリ”「ゴミる」を学内で試験的活用

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~ゴミを捨てたくても、どこに捨てればいいかわからない・・をアプリで解決!~

 文京学院大学(学長:櫻井隆)は、人間学部心理学科 永久ひさ子教授と、心理学科3年生20名が、今年「社会的課題を心理学とアプリで解決」をテーマとした研究を実施しています。この度、第一弾研究となる身の回りのゴミの捨て方や捨て場に困る方を救済する“ゴミ箱難民救済アプリ”「ゴミる」を開発したことをお知らせいたします。本アプリでは、ゴミの分別方法と大学内のゴミ箱情報を検索することができ、どこに捨てたらよいかの日常の悩みを解決します。

  • ゴミ箱難民救済アプリ”「ゴミる」開発背景

 今回開発したアプリは、学生自身が日々の生活において感じる「ゴミを捨てたくても、どのゴミ箱に捨てたらよいかわからない」「わからない為、目の前にあるゴミ箱に捨ててしまう」といった、分別とゴミ捨ての所在の不明について問題を提起したことから開発が始まりました。
 まず始めに、学生が通うふじみ野市のゴミの分別方法と、本学キャンパス内のゴミ箱の場所や種類を調べ日常で出るゴミとのマッチングを図る設計をノーコードで行い開発しました。
 完成したアプリは、現在本学ふじみ野キャンパス内で利用を開始しています。

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  • 「社会的課題を心理学とアプリで解決」の研究について

 “ゴミ箱難民救済アプリ”「ゴミる」は、本学心理学科永久教授の「社会的課題を心理学とアプリで解決」研究の第一弾発表アプリとなります。今後の予定としましては、本アプリの利用拡大を推進しながら第二弾研究では、地域との連携を実施し、日常生活で感じる社会課題や問題に対して意識を変える心理学を用い、誰もが簡単に使用できるアプリの開発をしていく予定です。
 本学では、今後も学生自身が社会的課題に関心を持ち、自ら課題を設定し解決していくことを繰り返すことで養う実践力を支援していきます。
 

  • 開発に関わった学生達のコメント

 私たちは、自分の通う大学のゴミ箱の場所を詳しく知らないために、目の前のゴミ箱に捨ててしまうことに気づき、環境問題を心理学とかけ合わせて解決したいと考えました。学生がよく使うスマホアプリで解決することに決め、ゴミの分別を正しく行うことで資源として有効活用され、処理する廃棄物が少なくなることも知ってほしいと思い、アプリ開発に着手しました。開発にあたっては、ネットで全文英語の説明を読み、機能やデザインの試行錯誤を重ねました。今回のプロジェクトを実施してみて、今まではどこか他人事だったSDGsが自分たちの生活と強く結びついているのだなと感じました。
(人間学部3年 後藤響、森田薫、小澤彩夏、下山なのは、田中真由)

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