手仕事を体感し、手仕事を体験する宿
地域文化商社・うなぎの寝床(福岡県八女市)のグループ会社である株式会社UNAラボラトリーズ(福岡県福岡市)が運営する宿泊施設Craft Inn 手 [té](福岡県八女市)が、10月で開業1周年を迎えます。1周年記念プランを発売し、宿泊される方へのプレゼントとして、うなぎの寝床オリジナルの「久留米絣のためのハンカチ」をご用意いたしました。
開業1周年を記念し、2021年10月8日(土)~ 2022年11月7日(月)の期間にCraft Inn 手 [té]にご宿泊のお客様(添い寝のお子様は除きます)へ、うなぎの寝床オリジナルの「久留米絣のためのハンカチ」をプレゼントいたします!
※画像の商品はイメージです。無地や縞のハンカチの場合もございます。予めご了承ください。
- Craft Inn 手 [té]1周年のご挨拶
九州は、豊かな地域資源の宝庫です。伝統的なものづくり、豊かな海と山の幸、お祭りや風習などが、古代からつづく人々の営みと海外との交流を通じて独自に発展し、今に残っています。その中には、失われつつある文化や作り手も数多く存在します。 うなぎの寝床は、2012年に福岡県八女市でスタートしてから、「もの」を通して地域文化を伝えて、未来に向けて発展的に継承していけるよう、活動をしてきました。そんな中、こうした地域の情報をより多く深く知ってもらうにはどうしたらいいのか考えたとき、「もの」だけでは伝えきれないこともたくさんありました。
作り手のもとを訪れ、人柄や考え方に触れ、知識や知恵を教えてもらうことで得られる感動はとても大きいものがあります。また作り手の中には、流通させるほどの量は作れないけれども、価値ある知恵や無形の文化を継承している方がたくさんいます。「ものの売買」とは異なる方法で、こうした地域文化を継承していくことができないか。そんな思いから、2019年にグループ会社のUNAラボラトリーズを立ち上げ、ツーリズムや宿泊事業などの「体感・体験」を通して、地域文化を伝えていく活動を始めたのです。
2021年10月8日に開業した宿「Craft Inn 手 [té] 」には、そんな私たちの思いが詰まっています。 滞在する時間の中で、地域の文化や作り手のものづくりに触れていただけるよう、「藍の部屋」「竹の部屋」「和紙の部屋」とそれぞれテーマの異なる3部屋には、八女や九州の作り手の調度品やアメニティを多数ご準備しています。 また、近隣の作り手で開催されているツアープログラムにもご参加いただくと、その体感がより一層ディープになります。八女がなぜクラフトの町になったのか?を解き明かす町歩きに参加した後に実際に町屋に宿泊したり、久留米絣の複雑な工程を見たり、藍染体験をしてから藍のお部屋に泊まったりすれば、より楽しんでいただけるかもしれません。
Craft Inn 手 [té] は、おかげさまでこの10月に開業1周年を迎えます。この1周年を機に、改めて「手仕事を体感し、手仕事を体験する宿」としての原点に立ち返りたいと考えています。今回、1周年記念期間にご宿泊頂く方へ「久留米絣のためのハンカチ」をお贈りすることで、八女のクラフトを日常生活でも体感頂けると嬉しく思います。
- 1周年記念プランもご用意しています
1周年を記念し、1室あたり約5,000円お得なプランを販売中です。是非この機会にご宿泊ください。
【予約期間】2022年9月7日(水)~ 2022年11月3日(木)
【宿泊期間】2021年10月8日(土)~ 2022年11月7日(月)
【予約方法】Craft Inn 手 [té] 公式HP (https://craftinn.jp)
- Craft Inn 手 [té] について
歴史的な町並みが残る八女福島の伝統的建築物を改修した2つの建物にそれぞれコンセプトの異なる計3室を設けています。各部屋1~4名様でご宿泊頂けます。なお、和紙の部屋は離れとなっています。
Craft Inn 手 [té] 旧塚本邸(藍の部屋 竹の部屋):福岡県八女市本町120番地1
Craft Inn 手 [té] 旧丸林本家蔵(和紙の部屋):福岡県八女市本町267番地
MAIL:[email protected]
TEL:0943-25-7577
- 地域文化商社うなぎの寝床について
うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづくり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それが浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先にある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。