日本の伝統的素材“い草”を使ったサスティナブルブランド《Look into Nature》、新モデルを本日9月15日(木)にリリース。

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「親和する風景」をコンセプトにリブランディングし、全10シリーズを新たにリリース。

創業69年、飲食・ホテル・オフィスをはじめ多様な業種に家具を納入する業務用家具メーカーの株式会社アダル(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:武野龍、以下、「アダル」)は、2022年9月15日(木)に、“い草”を使ったサスティナブルブランド《Look into Nature》をリブランディングし、全10シリーズを新たにリリース致します。

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《Look into Nature》は、い草を使った畳の需要は年々減少する⼀⽅、メンテナンス性の⾼い⼈⼯い草や安価な外国産い草が好んで使われる状況のなか、「伝統工芸品としてではなく産業としてあり続けたい」というい草生産者様の想いに共感し、2020年より販売開始した高級国産い草を用いたブランドで、主に海外市場をターゲットに展開しています。 

2022年よりデザインコレクティブ「CANUCH」木下陽介氏を迎えリブランディングを行い、新たなブランドコンセプトに【親和する⾵景 〜Harmonizing Landscape〜】 を設定。日本の伝統的な生活スタイルの中で醸成された、人、物、空間との調和が1つの風景となり、互いを活かし共存する⽇本独⾃の⾃然観を持つブランドとして、今年6月にイタリア・ミラノで開催されたMilano Design Week 2022で発表し、好評を頂きました。

 リブランディング後の第1弾リリースとして、既存モデルのHAZUKI、RAKUSUI、TENZAN、ICIHMATSU、SAIUN、KESHIKI、KESHIKI low table、Moe't、ROKKA、AMAGIRIの全10シリーズをリリース致します。

ブランドサイト:https://www.adal.co.jp/lookintonature/
 

  • ブランドコンセプト

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日本における物と空間の関わり方は、調和を重んじ、環境を引き立てるその関係性の構築に集約されています。四季を空間に取り入れる建築的な工夫や、素材の特性を活かしたライフサイクルの考え方は、自然と共存していくことの難しさや畏怖を伝えるためにできた、メッセージとしての日本の独特な文化の自然観です。

今一度、この自然観に着目し、環境との関わり合いの中で、自らの行動や所作も風景の一部となる物の在り方を、《Look into Nature》という言葉によせて設定しています。また、”い草”のカラートーンと編み⽅も、より空間との調和が図れるよう刷新致しました。

■い草のカラートーンを一新

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​今回のリブランディングにあたって、自然と調和する風景を作る家具の色相と質感を重視。あくまでも家具が環境を活かすための脇役になるように、い草のカラートーンを調節し、環境から抽出した自然の色味で環境と空間に馴染みやすい配色構成にしています。人と物と自然の心地良い関係性から、自然を注視する風景を作り出す提案をします。

■い草の編み方を一新

カラートーンだけでなく編み方についても、環境との調和性を考慮し一新しました。

A – PATTERN:【編み】

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 B – PATTERN:【結び】
縄のような結った立体感が織りなす、艶やかな表情。単色織りの中に、力強いうねりと艶を特徴とする。縁と木部までを同色に仕上げることで、造形としてのシルエットを整え、空間における「地」となるエレメント。均一な表情がい草という素材感を引き立たせます。

■プロジェクトメンバー

Canuch Inc. /ブランドディレクション

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東京を拠点とするデザインコレクティブ、「CANUCH」主宰。2012年設⽴。⼈と物との関係性の探求を起点とし、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、マテリアル開発など様々なプロジェクトを⼿がけている。代表的な仕事に、株式会社ルミネオフィス、鎌倉紅⾕⼋幡本店、TBWA\HAKUHODOオフィス、⼩国杉を使⽤した家具で「FIL / MASSSERIES」のデザイン等。

 

  • 代表モデル

【HAZUKI】

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座面から背もたれにかけて、一筋に流れる形状が印象的なラウンジチェア。い草の立体感を引き出す織目の表情が、どの角度からもフォルムの優美さを印象づけます。

 【RAKUSUI】

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壁面から座面まで、境界を持たず空間と一体となることを想定されたベンチ。滝の水流を感じる様な印象は、空間に対してシンボルとなる特徴を作るベンチです。

【TENZAN】

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い草の織と、木の框、格子組みの丸窓が印象的な、和のしつらえを意識したソファです。
三方の囲いがパーティションとなり、静かにリラックスできる個のスペースをつくりだします。

【ICHIMATSU】

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い草の表情を引き出す織の緩やかな曲線造形と、機能的に優れた吸音性能を持つウォールパネル。色味と形状の組み合わせにより、壁面に多彩な表情を引き出します。
 

  • Look into Natureについて

《Look into Nature》は、い草を使った畳の需要は年々減少する⼀⽅、メンテナンス性の⾼い⼈⼯い草や安価な外国産い草が好まれて使われる状況のなか、「伝統工芸品としてではなく産業としてあり続けたい」というい草生産者様の想いに共感し、2019年より開発をスタートした高級国産い草を用いた家具ブランドです。

本ブランドは、日本の様々な美しい風景をモチーフとし、「Milano Design Week 2019」に初の単独出展をした際には、多くの海外メディアに取り上げられるなど高い評価を得ました。今年6月に開催されたMilano Design Week 2022には、新型コロナウィルスの感染拡大により開催が中止となった「Milano Design Week 2020」を経て3年ぶりの出展を果たし、世界中から訪れた多くの人々に“い草”とプロダクトの魅力を伝えることが出来ました。

 詳細プレスリリース▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000068123.html

 ブランドサイト▼
https://www.adal.co.jp/lookintonature/

 

ポイント1:100%国産天然い草を使用

国産い草は⾮常に芳醇な香りと、五感で⼼地よさを感じられる希少な素材です。
内部繊維の密度が⾼く、リラックス効果はもちろん湿度調整、空気浄化、悪臭物質の吸着、防汚性、難燃性など、多くの優れた機能を持っています。従来、床や座布団など平面的に用いられてきた、い草の美しさをより引き出し、現代のライフスタイルに合うデザインを提案しています。

 ポイント2:生産過程における環境負荷が低いサスティナブルな素材、い草

い草を1ha栽培すると、生育過程で約6.5トンの二酸化炭素を吸収(削減)します。これは4人家族が生活する時に排出するCO2のおよそ1年2か月分に相当します。い草家具の販売を通して、い草の栽培を増加させることで、CO2を削減(SDGs13)し、持続可能な生産消費形態(SDGs12)に貢献します。また、い草のニーズを増やすことで、い草農家の収入改善(SDGs8)にも導いていきます。
 

  •  今後の展開

Milano Design Week2022で発表した、2022月12月発売予定の新モデルも含め、10月に開催されるエルデコデザインウォーク2022にて凱旋展示を行う予定です。

■アダル(https://www.adal.co.jp/)について

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カフェ、レストラン、ホテル、オフィスなど商空間で使われる業務用家具の製造メーカー。創業69年、福岡本社をはじめとし全国14か所の拠点を構え、業務用家具の製造工場として国内最大級の規模、100名以上の職人が勤務する総合工場を所有。家具を通してより快適で豊かな生活を営むための空間づくり提案します。業界初の自社ECサイト( https://adal-online.shop/ )を運営し全国の顧客ニーズに応える他、デジタルテクノロジー研究組織として設立した「ADAL TECH Lab(アダル テックラボ)」にてAI、AR、VRなどのテクノロジーを活用し、様々な空間に最適な業務用家具の提案を行うなど業界に先駆けDX推進中。2022年5月に快適な働き方を提案する「ADAL CREATIVE PLACE」を東京・福岡に2拠点同時オープン。

■株式会社アダル 会社概要

会社名    : 株式会社アダル
代表取締役社長: 武野 龍
所在地    : 〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3-13-2
設立日    : 1968年4月
事業内容   : 業務用イス・テーブル・什器などの製造および販売、家具輸入販売、その他、インテリア資材販売及び設計・施工
資本金    : 1億8,225万円
従業員数   :259名(2022年4月時点)
URL      : https://www.adal.co.jp/

 
 

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