【レポート】高校生と企業が共にSDGsを考える「東大阪未来プロジェクト」最終プレゼン会を実施しました

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近畿大学附属高等学校(校長:丸本 周生)、株式会社ストリートスマート(代表取締役:松林 大輔)、株式会社masterpeace(代表取締役社長:窪田 篤)は、高校生と地元企業が協働し東大阪の社会課題解決をSDGs観点で考える「東大阪未来プロジェクト2022」の最終プレゼン会を、令和4年(2022年)9月10日(土)近畿大学附属高等学校にて開催いたしました。

 

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『東大阪未来プロジェクト』とは?
SDGsに取り組みたい大阪の企業と「SDGs達成の担い手育成」教育を進める近畿大学附属高等学校を繋ぎ、持続性のある事業構想を生み出すことと、実践的な学習の機会を作ることを目的としたプロジェクトです。

本プロジェクトは、今年の5月から8月にかけて、社会活動に関心のある近畿大学附属高等学校の生徒が、地元で活躍する企業を取材。その取材で、企業が所有する技術力や資源を理解し、それらを地域課題の解決へどのように活かせるかを考え、9月10日(土)の最終プレゼン会にて地元企業へ提案を行いました。
当日は高校生が7チームに分かれてプレゼンテーションを行い、取材にご協力いただいた企業様をはじめとする審査員がフィードバックや表彰を行いました。
 

  • 「企業だけ」「生徒だけ」では実現できない、協働するからこそ企画できる社会課題解決のアイデア

当日は、プロジェクトに参加する22名の生徒が参加しました。
審査員として、取材に協力いただいた地元企業やプロジェクトの監修を務めるフロムファーイースト株式会社 代表取締役 阪口 竜也氏、企画・運営を行う当社を含めた11社と東大阪市市役所職員に参加いただきました。

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2名から4名の生徒で構成された7チームが、約7分間のプレゼンテーションを行いました。
企業のリソースを活用し、東大阪市内の社会課題をどのように解決できるのか、高校生ならではの様々なアイデアが発表されました。いくつかのアイデアをご紹介します。

【アイデア①】

地域の方との交流する場が少ないという課題を解決するため、カフェを運営する花屋と子どもに色々な体験をさせる場を提供する不動産会社、印刷技術をもつ新聞社のリソースを掛け合わせ、地域の方と生徒が一緒にオリジナルのボードゲームをして交流する場をつくるというアイデア

【アイデア②】

SDGsの3つ目「すべての人に健康と福祉を」を地域で実践するため、訪問医療を提供する病院と花屋のリソースを掛け合わせて、在宅医療を行う患者様にメンテナンスの必要がないソープフラワーを定期的に届けて患者様のメンタルケアを行い、花屋では病院の宣伝を行うことで在宅医療を多くの方に知っていただくというアイデア

各チームが自らの解決策を実現するために、様々な企業のリソースを掛け合わせた提案を行いました。
各チームの発表後は、審査員である地元企業の担当者様から感想をいただきました。

【レポート】高校生と企業が共にSDGsを考える「東大阪未来プロジェクト」最終プレゼン会を実施しましたのサブ画像3_▲新聞社の方が感想をお伝えする様子▲新聞社の方が感想をお伝えする様子

【レポート】高校生と企業が共にSDGsを考える「東大阪未来プロジェクト」最終プレゼン会を実施しましたのサブ画像4_▲感想を述べる弊社代表 松林▲感想を述べる弊社代表 松林

 

  • 「新しい情報発信のあり方を創造」「目指せ!循環型社会」のアイデアを出したチームが優勝

全チームの発表終了後、審査にあたる11社と東大阪市市役所職員、プロジェクト担当教員により優勝チームが選出されました。
優勝チームが企画したアイデアは2つ。

1つ目は、若者の行政に対する関心の低さやジェンダーに関する問題を解決するため、4社のリソースを組み合わせて、地元サッカークラブのオフィシャルキャラクターを2D・3D化し、1人のキャラクターとして行政情報の発信やジェンダー平等を呼びかける活動を行う「新しい情報発信のあり方を創造」。

2つ目は、東大阪市内のゴミ問題を解決するため、5社のリソースを組み合わせて、空き家で廃棄電化製品の無料回収を行い、取り出した部品で製造した商品を販売する「目指せ!循環型社会」。

このチームは、投影するスライド資料に加えて手元で確認する別資料を作成するなど、発表に向けてしっかりと準備をした様子が伺えました。

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優勝チームには「特別賞」が贈呈された他、選ばれた他3つのチームに「企業賞」「学校賞」「東大阪賞」がそれぞれ贈呈されました。
 

  • プロジェクト終了で生徒たちのSDGsに関する活動を終わらせない

本プレゼン会の最後に、審査員長として阪口氏より総評と今後に向けたエールが送られました。

「今回のプロジェクトは、単にSDGsについて学ぶだけではなく、東大阪周辺の社会課題を知ってSDGsを身近な問題として捉えてもらい、高校生ならではの発想で地元企業のリソースを活かした実現方法を考えることが目的でした。今日の発表を見て、プロジェクトは大成功だと感じました。」

さらに、高校生の今後の活動に期待を込めて、
「今回の取り組みを学びだけで終わらせず、これをきっかけに東大阪の課題が解決されるように実装していってほしいです。」との言葉が送られました。

プロジェクトに参加した生徒は、2022年11月5日(土)と6日(日)に花園中央公園で開催される、ポストコロナ社会における新しい生活様式や価値観を来場者が見て触れて体験できるイベント「HANAZONO EXPO いのち輝く未来社会にふれてみよう Road to 大阪・関西万博」に参加し、ブースと舞台での発表を予定しております。
プロジェクトは終了となりましたが、東大阪市の社会課題を解決するため、生徒たちの活動は続いていきます。

また、当プレゼン会で取材撮影が実施されました。放送予定は以下の通りです。
※放送予定が変更になる可能性がございますのでご了承ください。

■放送予定日:2022年9月19日(月)22:57
 MBS毎日放送
 「ゴエが行く!らいよんチャンSDGsニュース」

■放送予定日:2022年9月24日(土)、25日(日) 11:00/14:00/17:00/20:30
 J:COMチャンネル
 「WEEKLY トピックス」
 ※地域情報アプリ「ど・ろーかる」より無料でご視聴いただけます。
  https://www2.myjcom.jp/special/dolocal/

近畿大学附属高等学校と株式会社ストリートスマート、株式会社masterpeaceで実施した今回のプロジェクト。
より多くの地域・団体様との提携を行い、児童生徒と地元企業が社会課題解決をSDGsの観点で考える本取り組みの輪を広げてまいります。

運営・企画法人概要

【株式会社ストリートスマート】

2014年に Google トレーニングパートナーとして認定され、現在は Education 分野と、Work Transformation(働き方の変革)分野の2つの Specialization 認定を持つ Google Cloud パートナー企業として、企業と教育機関のICT化を支援しています。近年では、Google Workspace 活用を組織全体で促進する動画型eラーニング「Master Program」、学校の先生のための総合プラットフォーム「master study」などの新たなサービスをスタート。組織のDXやICT教育推進をさらにサポートしてまいります。

代  表  者 :代表取締役 松林 大輔
所  在  地 :
【大阪オフィス】大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル 3階
【東京オフィス】東京都港区六本木7-4-4 六本木アートシェル 4階
【長野オフィス】長野県茅野市ちの 3502-1 ベルビア 2F ワークラボ八ヶ岳
設     立 :平成21年(2009年)
資  本  金 :6,000万円(資本準備金を含む)
従 業 員 数:50名(2022年9月時点)
WEBサイト:https://www.street-smart.co.jp/
Master Apps:https://www.master-apps.jp/
Master Education:https://master-education.jp/

※Google Workspace は、Google LLC の商標です。

【株式会社masterpeace】

オンデマンド出版ソリューション「good.book(グーテンブック)」の運営およびサービス提供。デジタルメディアの企画、制作、販売を事業ドメインとし、デジタルマーケティングを活用したクロスメディア事業を展開しています。
代表者:代表取締役社長 窪田 篤
所在地:東京都港区南青山3-15-9 MINOWA表参道3F-206
設    立:平成21年(2009年)
資 本 金:1,000万円
WEBサイト:https://www.masterpeace.co.jp/

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