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10のテーマにチャレンジする企業を募集。オンライン説明会も開催
岡山県真庭市と、株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:諏訪光洋)は真庭市内の企業と都市部の企業が共に、SDGsの視点から真庭の未来に繋がるイノベーション創出を目指すプログラム「Cultivate the future maniwa 2022」を11月12日(土)より開催します。それに先駆け、9月21日(水)より都市部に拠点を置く企業・ビジネスパーソン*の参加申し込み受付を開始しました。
本プログラムでは、真庭市でのヒアリング・リサーチを通じて抽出した重要度の高い課題を「真庭の未来を作る問い」に変換し、10個の“チャレンジテーマ”として設定しました。11月から1月の3ヶ月間、真庭市内の企業と、都市部に拠点を置く企業が共創を通じて、各チャレンジテーマを解決するビジネスアイデアを創出します。
創出したビジネスアイデアは来年2月に、真庭の新たなランドマーク「GREENable Hiruzen」で開催される予定のピッチイベントにて、投資家へプレゼンテーションを行い、今後の実現に向けた資金を得るチャンスを得ます。
また、ピッチイベントはオンライン配信も行い、アイデアを投資家以外の多くのビジネスパーソンに届け、今後のアイデア実現に向けて新たな出会いが生まれる機会としても実施します。
投資家として瀬戸内にゆかりのある創業期のスタートアップへの投資を行うVCファンド「SetouchiStartups」GPの藤田圭一郎氏が参加。本プログラムのビジネスメンターとしても参加し、プログラムで生まれたアイデアへのフィードバックなど、質の高いビジネスアイデアを創出するサポートを行います。
プログラムの実施場所については、オフラインワークショップ2回とピッチイベント1回は真庭市内にて開催を予定。その他プログラムの進行はオンラインで行います。
真庭市内企業の参加募集はすでに終了し、複数社がテーマに対してチャレンジの名乗りを上げています。都市部に拠点を置く企業の公募期間は9月21日(水) 〜 10月14日(金)まで。オンライン説明会は、10月5日(水) 14:00〜15:30に開催します。社会課題にチャレンジする都市部の企業の参加をお待ちしております。
Cultivate the future maniwa 2022 Webサイト
https://lab.org/consortium/cultivate-the-future-maniwa-2022
* 東京都または政令指定都市にて活動を行っている企業または個人事業主を指します。それ以外の地域からの参加を希望される場合は、運営事務局([email protected])にご相談ください。
- チャレンジテーマと、名乗りを上げている真庭市の企業のご紹介
チャレンジテーマ
各テーマの詳細は下記をご覧ください。
https://lab.org/consortium/cultivate-the-future-maniwa-2022/tab/theme
- 名乗りを上げている真庭市の企業
1. 株式会社ココロの保健室
<チャレンジしたいテーマ>
05.真庭ならではの新たな学びの可能性とは?
07.多様な人々が活躍できキャリアに多様性を持たせるには?
<都市部の企業へのメッセージ>
自分を愛して自分の人生をクリエイトする人を増やすために、保健室を飛び出してメンタルヘルス事業・教育事業をおこなっている株式会社ココロの保健室です。過疎地域だからこそできるイノベーション教育に魅力を感じ大阪市から真庭市へ移住し、「ええがぁLABO」という不登校児に向けたフリースクールを立ち上げ、展開を進めています。「ええがぁLABO」では地域の社会課題解決(イノベーション創出)を通じた学びによって、能動的な社会復帰を推進していきます。共に地域の新たな教育に共にチャレンジしてくださる企業様をお待ちしています。
2. 木材工房もものたね
momo-tane.com
<チャレンジしたいテーマ>
01.地域の小売事業者がデジタルマーケティングで売上を上げるには?
02.モノの価値だけではない付加価値のデザインとは?
10.真庭のヒノキの新たな活用の可能性とは?
<都市部の企業へのメッセージ>
木工房もものたねは地元産の樹々を使って作るオーダーメイド家具屋です。真庭の林業と共に先代から30年地元で家具屋をしてきました。家具の技術を使って真庭市のヒノキを全国に知っていただきたいです。真庭市産のヒノキで日本にまだ無い世界に通用する商品を作りませんか。異素材との組み合わせも歓迎です。
3. 0867
www.0867.jp
<チャレンジしたいテーマ>
01.地域の小売事業者がデジタルマーケティングで売上を上げるには?
02.モノの価値だけではない付加価値のデザインとは?
04.カルチャーを地域に根付かせていくには?
<都市部の企業へのメッセージ>
「服は衣装ではなくツールである。」岡山県真庭市の市外局番をデザインコンセプトに掲げ、地方創生を追及したプロダクトを展開するオリジナルブランド「0867」の杉原です。地方発信のローカルビジネス、ローカルカルチャーの可能性を引き出し、「若者がとどまる町あつまる町」ものづくりと地域や地方の新しい可能性を発見できる、ツールのような役割を目指しております。共に未来へ続く新たな挑戦をしていただける企業、アーティスト、クリエイター様をお待ちしております。
4. フリーズドライ工房まにわ
<チャレンジしたいテーマ>
01.地域の小売事業者がデジタルマーケティングで売上を上げるには?
03.廃棄を起点としたサーキュラーエコノミーの可能性とは?
07.多様な人々が活躍できキャリアに多様性を持たせるには?
<都市部の企業へのメッセージ>
弊社は、2021年8月にオープンした就労継続支援B型事業所で、私は障がいを持つ利用者(働く人)をサポートする職業指導員です。現在、日本緑十字社の下請けでフリーズドライご飯の備蓄品を製造をしておりますが、障がいを持つ利用者がよりイキイキと、適正に働けるための新たな挑戦をしていきたいです。ご飯を作る際に出るフリーズドライ米粉の活用や真庭産の野菜・果物のフリーズドライなどの新たな商品開発(食べ物なら基本なんでもフリーズドライにできます)、またフリーズドライ以外でも、障がいを持つ利用者が活躍に繋がるビジネスであれば大歓迎です。ぜひ一緒に新たな商品開発、販路開拓など、障がい者活躍ができる社会づくりに挑戦してくださる企業/クリエーター様をお待ちしています。
5. 樋口木材
https://www.maniwanozai.com/higuchi.html
<チャレンジしたいテーマ>
01.地域の小売事業者がデジタルマーケティングで売上を上げるには?
02.モノの価値だけではない付加価値のデザインとは?
10.真庭のヒノキの新たな活用の可能性とは?
<都市部の企業へのメッセージ>
私は真庭産ヒノキ材の加工・販売をしている樋口木材の池田です。主に建材利用を目的として原木を仕入れて製材、乾燥などを行なっております。節が少なく、美しい材を取り扱うことに心がけています。しかしながら、近年では新築住宅着工の顕著な減少や安価な外国産材の輸入などで国産材の需要は減少しております。建材以外の利用も含め、ヒノキ材の新たな活用とマーケティングに挑戦してくれる方をお待ちしております。
6. 有限会社フクモトタクシー
https://i-maniwa.com/area/fukumoto/
<チャレンジしたいテーマ>
02.モノの価値だけではない付加価値のデザインとは?
<都市部の企業へのメッセージ>
私は真庭市勝山という場所でタクシー等の交通事業を行っている有限会社フクモトタクシーの福本と申します。
今回は、真庭の交通や文化の発着点である勝山地区の可能性と将来に投資するため、そして生まれ育った勝山地区への恩返しのために、プログラムへ参加しました。出雲街道の宿場町として栄えた勝山。今でも昔ながらの白壁の土蔵、格子窓の商家、古い町並みが残っており、岡山県で最初に「町並み保存地区」に指定されました。この勝山エリアの付加価値の創出と新サービス構築に挑戦したいと考えております。
そのために交通・観光・地元ネットワークをフル活用していきたいと思っております!共に挑戦をしていただける企業/クリエイターさんをお待ちしています!
- 10月5日(水)、オンライン説明会を開催
本プログラムのオンライン説明会を開催します。プログラムの説明だけでなく、真庭市の参加者より今回参加した思いをお話いただきます。地域でのビジネス創出に関心のある方はお気軽にご相談ください。
日時:2022年10月5日(水) 14:00~15:30
場所:オンライン(ZOOM)
こんな方におすすめ:
・地域でのビジネス創出に関心がある。
・CSRの一環で、地域の企業との新たなビジネス(プロジェクト)創出を検討している。
・テーマ/参加企業に対して関心がある、一緒にチャレンジしたい。
申し込みフォーム:https://loftwork.com/jp/event/20221005_cultivate_the_future_maniwa_2022
申し込み期限:2022年10月4日(火) 12:00
- 本プログラムのビジネスメンター/投資家
瀬戸内にゆかりのある創業期のスタートアップへの投資を行うVCファンド「SetouchiStartups」GPの藤田圭一郎氏に本プログラムのビジネスメンター兼投資家として参加いただきます。プログラムで生まれるアイデアに対するフィードバックや、ピッチイベントではアイデアフィードバックと希望チームには投資判断もいただきます。
藤田圭一郎 / Keiichiro Fujita
Setouchi Startups GP
家業の業務用酒販店にアトツギとして入社後、傍らで株式会社コンテンツクルーを起業し地域にフォーカスしたWebサービスを複数展開。現在は「地方学生のための長期インターン求人COMPUS」の運営に注力している。2016年より岡山にスタートアップ文化を根付かせる為の活動を行なっており、岡山市スタートアップ支援拠点「ももスタ」のコーディネーターを務める。2021年にVCファンド「SetouchiStartups」を創業。瀬戸内にゆかりのある創業期のスタートアップへの投資を行っている。
SetouchiStartups LLP:https://setouchi.vc/
ツイッター:https://twitter.com/keiichilo
- Cultivate the future maniwa 2022概要
「Cultivate the future maniwa ~GREENableな真庭の未来を創り出す、共創の土壌を耕す~」
都市部の企業と真庭の企業が共に、同じ志を持ち、GREENableな真庭の未来を生み出していく
今後真庭に新たな未来を生み出す共創・ビジネスが生まれる土壌を耕していきます。
地域の未来を作るビジネス創出プログラム
真庭市内の企業と都市部の企業が共に、SDGsの視点から真庭の未来に繋がるイノベーション創出を目指すプログラムを11月より開催します。挑戦する、真庭市内の企業と都市部の企業をお待ちしています。
本プログラム WEBページ:
https://lab.org/consortium/cultivate-the-future-maniwa-2022
昨年度の開催結果
https://loftwork.com/jp/project/maniwa_sdgs_business
- 都市部の企業の参加受付中
都市部企業公募期間:2022年9月21日(水) 〜 10月14日(金)
エントリーURL:https://forms.gle/RgneQxrXbqsNsQW66
都市部企業向け説明会
日時:2022年10月5日(水) 14:00~15:30
説明会参加申し込み:https://loftwork.com/jp/event/20221005_cultivate_the_future_maniwa_2022
今後のスケジュール
真庭市内で開催する際は、都市部企業に対して各社1名分の交通・宿泊費を運営が負担します。
・マッチングイベント(オンライン)
10月26日(水) 14:00~15:30 ※参加者の都合により調整。
・キックオフ、アイディエーションワークショップ(真庭市内)
11月12日(土)~13日(日)
・市場・ユーザーリサーチ(オンライン)
11月14日(月)~12月9日(金)
・藤田氏によるメンタリング、ビジネスモデル整理(真庭市内)
12月10日(土)~11日(日)
・今後の実現に向けた計画、プロトタイピング、ピッチ準備(オンライン)
12月12日(月)~2月10日(金)
・ピッチイベント(真庭市内)
2月11日(土)~12日(日)
- 主催
岡山県真庭市
真庭市は岡山県の北部、鳥取県境に接する人口5万人弱のまちです。「安心安全」そして「持続可能性」をキーワードに、全国に先駆けて木質バイオマス発電や生ごみの液肥化を核とした資源循環型の生活基盤の整備を進めています。
また、多様性を受け入れ、住む人が、いつまでも住み続けたいと思える「多彩な真庭の豊かな生活〜真庭ライフスタイル〜」の実現に取り組んでいます。
岡山県真庭市 HP:https://www.city.maniwa.lg.jp/
真庭観光局 Instagram:https://www.instagram.com/maniwatrip/
株式会社ロフトワーク
すべての人のうちにある創造性を信じ、オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。グローバルに展開するデジタルものづくりコミュニティ「FabCafe」、素材の新たな可能性を探求する「MTRL(マテリアル)」、オンライン公募・審査でクリエイターとの共創を促進する「AWRD(アワード)」などのコミュニティやプラットフォームを運営。様々な才能と共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供する。https://loftwork.com/
- お問い合わせ
Cultivate the future maniwa 事務局(担当 皆川)
[email protected]