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一方で、「自分に似合う服がわからない」、「高い服を買って失敗するのが怖い」などスローファッション実践には心理的なハードルが存在することも。
パーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を展開している株式会社DROBE(代表取締役 CEO:山敷守)は、全国の20歳~49歳の女性400人(各世代133人~134人)を対象に、洋服購入意向とその変化に関する調査を実施しました。
今回の調査では、洋服の購入意向が、5年前と比較した際に変わったと感じる人が過半数を超え、その中でも、「質が高い」「長期間着られる」「自分に似合う服」が好まれる傾向にあり、短いスパンで洋服を買い替えるファストファッションから、必要な服を選び長く着るスローファッションの意向が強くなっていることが明らかになりました。
調査結果は以下の通りです。
【主な調査結果トピックス】
■5年前に比べて服の購入意向が変わった人は65.8%
質へのこだわりや長期使用などスローファッションの意向が強く見られる結果に
ー5年前、現在、未来の洋服の購入意向を比較すると、過去と比較して今後は「質の高い少量の服」、
「長期間着ることができる服」、「自分に似合う服」を求めることが明らかに
■“スローファッション”という考えを知っている人は、全体でわずか11.3%
その中で、既に実践している人は14.8%、今後実行したいと考える人は67.0%と
多くの人が、 “スローファッション”の考え方を取り入れたいという意向はあるものの
実践できていないという実態が明らかに
ースローファッションを既に実践している人はわずか14.8%、してみたい人は67.0%
ー実践したいができていない理由は、「自分に似合う服がわからないから」
「安い服に目が行ってしまうから」「高い服を買って失敗するのが怖いから」など
■スローファッション実践者は非実践者と比べ過去1年のアイテム購入数が約3.4枚少ない。
その中で、着用しきれていないと感じるファッションアイテムが「ない」と答えた人は
非実践者より2倍以上多く、継続して長く着る想定で服を購入をしているという結果に
ースローファッション実践者は、非実践者より過去1年間のアイテム購入数は約3.4枚少なく、
購入した服の中で活用できていないと感じる服が「ない」という人は非実践者より2倍以上多い
【調査概要】
調査名 :洋服購入意向とその変化に関する実態調査
調査エリア :全国
調査対象 :20~40代の女性
サンプル数 :400人(20・40代:133人、30代:134人)
調査期間 :2022年8月29日(月) ~8月30日(火)
調査方法 :インターネット調査
※本調査を活用する際は、必ず「DROBE」調べ と記載ください。
【調査項目詳細】
■5年前に比べて服の購入意向が変わった人は65.8%
質へのこだわりや長期使用などスローファッションの意向が強く見られる結果に
5年前と比較した際、ファッションアイテムを購入する際の意向が変化したと感じる人は65.8%もいることが明らかになりました。5年前・現在・未来で服の細かい購入意向の変化については、「質は高いが少量の服」の今後の購入意向は5年前と比較して38.3%増加し、「短いスパンで買い替える服」の今後の購入意向は5年前と比較して33.0%増加、「自分に似合う服」の今後の購入意向は5年前と比較して29.5%増加していることが明らかになりました。
この結果から、質が高く長く着れる、自分に合った洋服のニーズが以前より増加し、自分にとって本当に必要なファッションアイテムだけを選ぶ、スローファッションの意向が高まっていることが伺えます。
■“スローファッション”という考えを知っている人は、全体でわずか11.3%
その中で、既に実践している人は14.8%、今後実行したいと考える人は67.0%と
多くの人が、 “スローファッション”の考え方を取り入れたいという意向はあるものの
実践できていないという実態が明らかに
スローファッションというキーワードの浸透率はわずか11.3%であることが明らかになりました。一方で、スローファッションを「自分にとって本当に必要なファッションアイテムだけを選び、長く大切に着る」ことと定義した際、スローファッションを既に実践している人はわずか14.8%、してみたい人は67.0%にのぼり、多くの人が実践意欲があるものの、実践はできていない実態が浮き彫りになりました。
実践できていない理由として多く上がった内容としては、「自分に似合う服がわからないから」が43.7%、 「安い服に目が行ってしまうから」 が43.7%、「高い服を買って失敗するのが怖いから」が31.3%となり、本当に欲しいものを購入するという点にハードルがあることが明らかになりました。
一方で、スローファッション実践者が感じているメリットでは、「買い物の回数が減った」「ファッションアイテム購入にかける金額が減った」などがあげられました。
■スローファッション実践者は、非実践者と比べ過去1年のアイテム購入数が約3.4枚少ない。
その中で、着用しきれていないと感じるファッションアイテムが「ない」と答えた人は
非実践者より2倍以上多く、継続して長く着る想定で服を購入をしているという結果に
過去1年間での洋服の購入意向を、スローファッション実践者と非実践者とで比較すると、大きな違いがあることが明らかになりました。スローファッション実践者は、非実践者と比較して洋服の購入金額は大きく変わらないものの、非実践者よりも過去1年で購入したファッションアイテムが、平均で約3.4枚も少ない結果となりました。さらに、過去1年間に購入したファッションアイテムの中で、きちんと着用しきれていないと感じるファッションアイテムの枚数について、「ない」と回答した人は、非実践者は16.7%であったのに対し、実践者は39.3%と大きく差が出ていることが明らかになりました。
また、過去1年間に購入したファッションアイテムをどのくらいの期間着用できそうかについて、3年以上と回答した非実践者は38.9%であった一方で、実践者は71.5%となり、長く着用することを前提にファッションアイテムを購入していることが分かりました。
以上の結果から、スローファッション実践者は、少ない量で長く、無駄にせずに着用できる洋服を所持していることから、効率が良いファッションアイテムの選定ができていることが伺えます。
自分に似合う、納得した洋服を選びたい方におすすめ!
AIとスタイリストが自分にあった服を届けるパーソナルスタイリングサービス「DROBE」
「DROBE」とは、「ファッションから、日々を楽しもう。」をコンセプトにした、オンラインで完結するパーソナルスタイリングサービスです。ファッション誌や芸能人のスタイリング、店頭での販売などを経験したプロのスタイリストと「DROBE」独自の「スタイリング AI」が、お客さまの嗜好や体型、予算に応じた商品(服、靴、ファッション雑貨)を協働でスタイリングし、セレクトした商品を定期的にお届けします。届いた商品は自由に試着でき、気に入った商品のみを購入できます。
DROBEの特徴
① スタイリストはプロフェッショナルのみで構成
「DROBE」には130名(2022年9月時点)のスタイリストが在籍しており、雑誌や芸能人のスタイリング等の担当経験や、大手百貨店などでパーソナルスタイリングを提供していたプロフェッショナルのみで構成しています。プロフェッショナルだからこそ、お客さまそれぞれに適したファッションのご提案ができます。
② 200以上の取り扱いブランド
BEAMS・トゥモローランド・ナノ・ユニバースを始めとする200以上のブランドを取り扱っています。また、ブランド数は順次拡大してまいります。
③ ブランドからはオフプライスでも仕入れ
「DROBE」はトレンドの商品だけに限らず、パーソナルなスタイリングを価値にファッションを提供するサービスであるため、ブランドから積極的にオフプライス品も仕入れています。
調査に関するコメント(株式会社DROBE 代表取締役 CEO 山敷 守)
今回の調査で、スローファッションという概念が浸透しはじめ、年々その行動を意識する方が増えてきたことが明らかになりました。ファッション業界ではトレンドが希薄化しているという話もあり、そのような中で一着の服を永く大切に着るという思想・行動が浸透してきているのはSDGsが叫ばれる時代においてあるべき変化と考えております。
一方で、長く大切に着ようと思ったとき、拠って選ぶべきはトレンドではなく自身のパーソナルなテイストやライフスタイルになりますが、それを自身だけで客観視することは困難です。そして、お客さまとファッションの接点ではこの変化に対応しきれておらず、お客さまにとってあるべき手段がなく、ファッション迷子となってしまったり、シンプルでミニマルなファッションだけに落ち着いてしまうというケースも散見されます。
株式会社DROBE 概要
会社名:株式会社DROBE
代表:代表取締役CEO 山敷守
設立:2019年4月1日
会社URL:https://drobe.co.jp/