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くら寿司のBEAMSとコラボのSDGsメニューおよび低利用魚の商品化に注目
株式会社トドオナダ(代表取締役社長 松本泰行)は、2022年8月26日〜9月25日までのSDGs・ESG・サステナビリティに関するウェブニュースについて調査・分析いたしました。3,000以上のWEBメディアをモニタリングできるPR効果測定サービス「Qlipper」(https://qlipper.jp/)のデータに基づいた調査結果です。
- SDGs・ESG・サステナビリティの記事推移
※見出しに各ワードを含む記事
SDGsについては、朝日新聞社が主催で国内最大級のSDGsフェスティバルとされる「GOOD LIFE フェア」への参加・出展を発表する企業のプレスリリースが多数ある点が特徴的でした。
ほか、『Yahoo!ニュース』に有料記事として転載された、「SDGs教育」に批判的な『週刊新潮』の記事が仮想PV*と記事ツイート数を多く得ているのが目立ちました。
ESGに関しては、ESG活動を支援するサービスを日立製作所、東京ガス、電通PRコンサルティングなどが発表しました。調査レポートでは、三井住友信託銀行がESG投資による企業価値向上のトレンドを、三菱UFJ信託銀行が不動産投資市場におけるESG配慮の影響を調べた結果を発表しています。
サステナビリティ関連では、ロッテ、パナソニック、日本製鉄などがデータブックやレポートを公開しました。企業による新規の活動では、東京建物が「DO for Sustainability. with 東京建物」というプロジェクトを開始しました。また立命館アジア太平洋大学は、2023年4月に開設する「サステイナビリティ観光学部」の記者発表を行いました。
ほか、博報堂が発表した「生活者のサステナブル購買行動調査2022」は、サステナブルな購買行動への意識に若年層・シニア層とミドル層で差があることを指摘しています。
※仮想PV:国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)
- トレンドワードランキング
※単純な記事数ではなく、時間軸なども踏まえてAIが判断
1位の「くら寿司」は、セレクトショップ「BEAMS JAPAN」とのコラボレーションを発表しました。規格外の野菜や大豆を使ったSDGsメニューを全国の店舗で販売するほか、京都店の限定企画としてBEAMS JAPANオリジナルデザインのエコバックをプレゼントするなどのキャンペーンという内容でした。ネットニュースやグルメ情報のサイトのほか、テレビやファッション情報専門サイトなど幅広いメディアで取り上げられました。
ほか、本来は駆除対象の魚「ニザダイ」に廃棄予定のキャベツを餌として与えて商品化したこと、各地の小学校でのSDGs出張授業などもニュースとなっています。
2位の「リユース」では、法人向けにITサービスを提供する株式会社パシフィックネットが、高校生の学習支援を行うNPOへリユースPCを寄贈すると発表。このプレスリリースに関連するワードが目立ったほか、ブックオフがサッカークラブ・SC相模原の選手を招いたSDGsセミナーの記事が見られました。セミナー内ではリユース体験企画が行われたと紹介されています。
3位の「ボトル」はクイズ集団「QuizKnock」に関連した露出が強く出ています。イオンモールが行う「MYボトルデザインコンテスト」の授賞式でQuizKnockによる「SDGsクイズ大会」が行われたためで、そのプレスリリースが3つあったことで記事が集中しました。
4位の「北九州」は9月24日に開催された「北九州ロックフェスティバル2022 with SDGs spirits」の話題です。「ロックとSDGsの融合」をコンセプトに、再生可能エネルギーの活用、食品ロス削減などに取り組んだと紹介されています。
5位の「ワークショップ」には多様な記事がありますが、金沢工業大学と株式会社LODUが行うSDGsに関連したワークショップと、そこで体験できる「Beyond SDGs 人生ゲーム」の存在が目を引きます。
■「くら寿司」の過去3ヶ月の記事推移
くら寿司は8月に施策が多く、それぞれが作用してウェブニュースでの露出を増やしたことがわかります。
■調査概要
調査期間:2022年8月26日〜9月25日
(Qlipperの記事確認日時)
調査機関:自社調査
調査対象:見出しに「SDGs」「ESG」「サステナビリティ(サスティナビリティ)・サステナブル(サスティナブル)」の語を含む記事。
調査方法:Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事ツイート数を集計。
※仮想PV:国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。(特許第7098122号)
■Qlipperについて
Qlipper(URL: https://qlipper.jp/)は、広報業務を支援するPR効果測定サービスです。
Webモニタリング、SNSモニタリング、PR分析、業務自動化によって、PR調査のコストダウンを行います。
正確かつ大量のデータをリアルタイムで簡単に得られます。
競合比較やベンチマーキングによる目標設定に活用可能です。
無料トライアルを用意しており、弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。
カスタマイズされたデータを簡単に確認でき、PR活動にご活用いただいています。
【株式会社トドオナダ】
https://todo-o-nada.com/
代表取締役社長:松本泰行
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
会社設立日:2020年1月20日
資本金:580万円
【プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社トドオナダ
Qlipper運営事務局
担当:遠藤
Email:[email protected]