JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しました

0
642
JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのメイン画像

~(仮称)nonowa国立SOUTH実施設計着手について~

 JR東日本グループの株式会社JR中央線コミュニティデザイン(本社:東京都小金井市/代表取締役社長:髙橋好一)は、国立駅南口にJR東日本グループ初の木造※1商業ビルの開発計画を進めています。    
 これまで基本設計、国立市まちづくり条例の手続きを進めてまいりましたが、2024年春の開業を目指し、このたび9月より本格的に実施設計に着手しました。ビルの構造部等へ積極的に木材を使用し、CO2の固定化、森林資源の循環利用促進に寄与するとともに、「サステナブル」をキーワードに、景観やまちづくりへの取り組みに力を入れる国立という立地にふさわしい商業ビルの建築を目指します。

 

 

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像1_外観イメージ※2 国立駅南口駅前広場 円形公園付近より外観イメージ※2 国立駅南口駅前広場 円形公園付近より

 

  • 計画のコンセプト

  本計画は、中高層木造建築の技術を導入したJR東日本グループ初の木造※1商業ビルとして、国立駅南口に4階建ての商業施設を計画するものです。商業施設かつ4階建てという中層建築物においては、用途上必要となる耐火性能の基準などから、構造体に木材を用いることは難易度が高いものとなっていました。
 しかし景観やまちづくりへの取り組みにおいて、地域の皆さまにも共感を持っていただけるような、国立駅の駅前にふさわしい姿を追求した結果、社会的課題に積極的に取り組むことを建築コンセプトとした木造の商業ビル実現という発想に至りました。
 木材を積極的に使用することで、CO2の固定化、森林資源の循環利用促進に寄与し、「サステナブル」をコンセプトとする商業施設としてSDGsの実現に寄与していきます。

※1 一部鉄骨造を含む構造計画となる見込みです。
※2 外観イメージは、現時点の計画であり、今後の検討により変更となる場合があります。また、駅前広場の表現は弊社にて想定したイメージであり、実際の計画とは異なります。
 

  • 木材使用に関する現時点の計画

 現在の計画では、建物の耐火構造材(柱および大梁)等に木材を使用することで、約150トンのCO2量(1haのスギ人工林が吸収するCO2量の17年分に相当)の固定化が可能となる試算となっています。
 

  • プロジェクトの進捗状況

 国立市まちづくり条例に係る手続きを進め、8月に同条例第33条の規定に基づく協定締結を完了し、実施設計に着手しました。なお、実施設計は中高層木造建築物に実績のある株式会社大林組が担当します。
 

  • 計画概要

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像2

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像3_【計画地案内図】【計画地案内図】

 

  • 今後のスケジュール(予定)

実施設計  : 2022年8月 ~ 2023年2月
工  事  : 2023年2月 ~ 2024年3月
開  業  : 2024年春

※出店テナントや運営等の詳細は、現在検討中のため別途プレスリリース等で順次お知らせします。
 

  • 開発事業者概要

商  号   : 株式会社JR中央線コミュニティデザイン
本社所在地  : 〒184-0004 東京都小金井市本町1-18-10小金井本町ビル5F
U R L   : https://www.jrccd.co.jp/company/
代表取締役社長: 髙橋 好一
 

  • 外観イメージ

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像4_【外観イメージ1】※2 国立駅南口駅前広場 円形公園付近からのイメージ【外観イメージ1】※2 国立駅南口駅前広場 円形公園付近からのイメージ

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像5_【外観イメージ2】※2 東側外観イメージ(拡大)【外観イメージ2】※2 東側外観イメージ(拡大)

JR東日本グループ初の木造商業ビルの設計に着手しましたのサブ画像6_【外観イメージ3】※2 国立駅南口駅前広場 大学通りからのイメージ【外観イメージ3】※2 国立駅南口駅前広場 大学通りからのイメージ

※2 外観イメージは、現時点の計画であり、今後の検討により変更となる場合があります。また、駅前広場の表現は弊社にて想定したイメージであり、実際の計画とは異なります。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください