2001年に設立されたSEEDs Capitalは、東南アジアで最も活発なベンチャー投資機関の一つです。同社はシンガポールのディープテック・エコシステムを支援する政府系ファンドとして、世界中の機関投資家と提携し、革新的な技術を持つシンガポールのディープテックベンチャーを支援しています。今回の共同出資パートナー制度においては、
(i) Manufacturing, Trade & Connectivity
(ii) Human Health & Potential;
(iii) Urban Solutions & Sustainability
の３領域でアクティブに投資活動を実施するパートナーが任命されております。
当社の親会社である株式会社リバネス（以下：リバネス）は、2010年にシンガポール支社を設立し、2014年から同国の課題や技術シーズを発掘するプログラム「Tech Planter」を開催してきました。2019年にはESGと共にシンガポール発ディープテックベンチャーの日本進出支援する「Enter to Japan market Program」を開始し、マーケットや研究開発、試作開発や資金調達など、様々な観点から魅力的な市場である日本への進出を促進してきました。
2020年に組成したリアルテックグローバルファンド※1は、シンガポールを中心とした東南アジア地域のディープテックベンチャーへの投資を通じて、日本の事業会社との連携を目指しています。シンガポールにおいては、食・医療・AIの領域で事業を展開する3社へ出資しております。本共同出資スキームを活用し、シンガポールのディープテックベンチャーと日本の事業会社との接続、および日本市場への進出支援を引き続き加速させて参ります。
※1 正式名称：「リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合」
■SEEDS Capital（シンガポール）について
Enterprise Singaporeの投資部門として、SEEDS Capitalはシンガポールを拠点し、優れた知的コンテンツ・グローバル市場への進出の可能性を有するスタートアップへ投資を行います。また、技術実装や商業化、市場拡大等の分野において、外部の投資家と双方の専門知識およびネットワークを活用した共同出資を行い、スタートアップのグローバルな商業化および展開を支援します。
本共同出資スキームは、「先進的製造・エンジニアリング」・「健康・生物医学」・「都市ソリューション・サステナビリティ」・「サービス・デジタル経済」の分野でパートナーを選定しており、これによりスタートアップへの戦略的投資の加速を目指します。
URL: SEEDS Capital | Enterprise Singapore (enterprisesg.gov.sg)
Enterprise Singaporeについて
エンタープライズ・シンガポール（シンガポール企業庁）は、企業の発展を支援する政府機関です。 企業の能力開発、技術革新、国際化を支援しています。また、グローバル貿易やスタートアップのハブとしてのシンガポールの成長を支援し、品質や基準を通じてシンガポールの製品やサービスに対する信頼を築いています。
詳細は https://www.enterprisesg.gov.sg/ をご参照ください。
■リアルテックファンドについて
リアルテックホールディングス株式会社が、自社ならびに子会社の合同会社リアルテックジャパンを通じて管理運営するベンチャーキャピタルファンド。地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー（リアルテック）の社会実装に取り組んでいます。
- 正式名称 ：リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド2号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(A)、リアルテックグローバルファンド1号投資事業組合(B)
- 無限責任組合員：(A)合同会社リアルテックジャパン
- 業務執行組合員：(B)リアルテックホールディングス株式会社
■リアルテックホールディングスについて
リアルテックホールディングス株式会社は株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。私たちは、リアルテックの生みの親である研究者とその社会実装に命を懸ける起業家と共に、より良い未来を創造します。「リアルテック」とは、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーであり、世界を変えるのは、いつでもリアルテックであると信じています。
HP: https://www.realtech.holdings
＜お問い合わせ先＞
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当：成田
[email protected]