海と山に囲まれたにかほ市。その豊富な水資源を生かし、市が持続的に発展していくために、「にかほ市水循環基本計画」を策定したにかほ市は、「市の魅力を市の内外へ発信する」第一歩として、普段当たり前となっている市の水の魅力を市民と共有するイベントを開催します。「にかほ市のめぐる水から新しい可能性をさぐる」をテーマに、有識者を招き、市川市長、仁賀保高校生徒会がパネルディスカッションを行います。同時配信し、SNSを用いて双方向なコミュニケーションをめざします。
目次
■イベント概要
日時:令和4年10月29日(土) 14:00~17:00
場所:にかほ市観光拠点センター にかほっと(道の駅象潟「ねむの丘」隣接)
YouTubeでライブ配信します。
URL: https://www.youtube.com/watch?v=7Fhbf1F2oVc
Twitterで皆様からのご意見を募集します。「#ミズからにかほ」をつけてつぶやいてください。
にかほ市の水資源に関わるエピソードや、当日のイベントへのご意見・ご感想など、ぜひお送りください。当日、MCより一部のコメントをご紹介いたします。
URL: https://twitter.com/mizukara_nikaho
■プログラム
第一部 にかほ市のめぐる水を知る (”水”を切り口とした市の地域振興の歩みを紹介)
第二部 パネルディスカッション
テーマ「にかほ市のめぐる水から新しい可能性をさぐる」
パネリスト
・市川 雄次 (にかほ市長)
・加藤 裕之 氏 (東京大学 工学部工学科 下水道システムイノベーション研究室 特任准教授)
・山村 寛 氏 (中央大学 理工学部 人間総合理工学科 教授/水循環アドバイザー)
・大野 希一 氏 (鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 主任研究員)
・佐々木 一成 氏(漁師/漁チューバー)
・仁賀保高校生徒会
■イベント開催背景
にかほ市は、秋田県南西部に位置し、西に日本海、南の山形県との県境には鳥海山と、海と山に囲まれた立地となっており、その美しい景観と鳥海山からの豊富な伏流水は、市民の生活や地域の産業に多くの恩恵をもたらしています。いわばにかほ市にとっての「水」は、市の象徴であるとともに、市民の「生命の源」であり、持続的な地域の発展に欠かせない「資源」であると言えます。
【水に着目した新たな取組に着手】
その豊富な水資源に着目し、平成30年度には、若者視点で水を生かした地域活性化を探る取組として、「若者がミズから描く未来討論会」を開催しました。仁賀保高校や県内外の大学の学生が市内でフィールドワークを行い、水循環を切り口にした地域振興策の海図となる「未来型水循環都市にかほモデル」を作成し、市長に提案しました。この海図の実現に向け、平成31年度以降も様々な関係者を交えながら継続的に検討を進め、令和3年度、「にかほ市水循環基本計画」を策定しました。
■イベント開催目的
にかほ市は、「にかほ市水循環基本計画」を広く周知するための広報活動や産官学民の協働的な検討の機会づくりに努めていきます。まずは、「にかほ市水循環基本計画」で掲げた基本理念や目指すべき将来像を、にかほ市民の皆様と共有することをめざし、基本方針の一つである「市の魅力を市の内外へ発信する」第一歩として、「ミズからにかほ2022~めぐる水からさがしてみよう、わたしたちにできること~」を開催します。
将来的には、“水循環を生かして躍動するにかほ市“を、日本全国へ、さらには世界へ発信し、にかほ市のさらなる発展を目指していきます。