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2022年9月22日(木)~10月7日(金)ニッポンレンタカー新千歳空港営業所
CHANGE FOR THE BLUE in 北海道実行委員会は、9月22日(木)から10月7日(木)の2週間、ニッポンレンタカー北海道と連携し北海道を訪れる観光客に「ごみ拾いと同時にごみのポイ捨てをせず、きちんと捨てることが大切だ」と実感していただくことを目的に「レンタカーでごみゼロキャンペーン」として観光客の海洋ごみ問題への意識向上を図ると同時に、一連の取り組みによって誘客効果があるのかについての実証実験を行いました。2023年度は道内複数の空港で、本企画の拡大版を実施する予定です。
この取り組みは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催しました。
■利用者の多くが「海洋ごみの8割は陸地から」知らなかったと回答
・参加者のほとんどが、普段から「マイボトル」や「エコバック」を使用している。
・「海洋ごみ問題」の存在は知っているが「海洋ごみの8割は陸地から!」という事は知らなかった人が多かった。(今回のキャンペーンで初めて知ったと回答)
・その他「ドライブ中、海のごみについて子供と話せた」「海外でもこのキャンペーンをやってほしい」「ごみ拾いなど積極的に参加したい」「素敵なキャンペーンありがとうございます」などの回答が寄せられました。
<キャンペーン概要>
■実施背景
約3年ぶりに、行動制限の無い”秋の旅行シーズン”を迎えた北海道。各観光地でも清掃活動等を行い、訪れた方々に美しい北海道を堪能して貰うために準備を整えていました。しかし、ここ数年道内の多くの観光地で問題となっているのが道内外(海外を含む)観光客による”ごみのポイ捨て”です。環境省がルール策定の勉強会を開催した道内観光地もあります。
■実施目的
CHANGE FOR THE BLUE in 北海道実行委員会は、ゆくゆくは海洋ごみになる可能性が高い各観光地の”ポイ捨てごみ”問題を解決するためには、ポイ捨ての”源”である観光で北海道を訪れる人々の問題意識を高めることが重要と考えました。そこで、北海道で抜群のシェアを占めるニッポンレンタカー北海道と連携し、北海道を訪れる観光客に、ごみ拾いと同時にごみのポイ捨てをせず、きちんと捨てることが大切だと実感していただくことを目的としたキャンペーンを実施いたしました。
■洞爺湖温泉とも連携し観光誘致向上を目指す
今回の実証実験では観光地の洞爺湖温泉と連携を行い、観光協会内にCHANGE FOR THE BLUEオリジナルごみ箱を設置。その場所は車内に搭載されたカーナビに、「マップコード」を打ち込むだけで案内が表示されるシステムを採用し、北海道各地と連携して観光誘致向上を目指しました。
■2023年度の展望
今回は、実証実験のため新千歳空港営業所1カ所での実施となりました。2023年度は本年度の改善点を踏まえ、北海道内各空港にあるニッポンレンタカー営業所各店でこのシステムを利用したキャンペーンの実施を予定しています。本企画により、ひとりでも多くの方々に「海洋ごみ問題」への関心を高めてもらうことができればと考えています。
■参加方法
車を借りる際に「CHANGE FOR THE BLUEごみ袋」と「趣旨説明のチラシ」「海洋ごみに関するアンケート」を渡し、旅行中に出たごみは、ごみ箱にきちんと捨てる事とその様子を写真に撮る事を依頼。車の返却時にその写真を受付に見せ、海洋ごみアンケートに答えると、北海道みやげとして長年絶大な人気を誇る「白い恋人」をプレゼントいたしました。
■CHANGE FOR THE BLUE オリジナルごみ箱設置場所
洞爺湖温泉観光協会1階
<住所>〒洞爺湖町洞爺湖温泉142番地 道南バスターミナル内1階
マップコード▷321 518 376
<キャンペーン概要>
期間 | 2022年9月22日(木)~10月7日(木) |
キャンペーン実施店舗 | ニッポンレンタカー新千歳空港営業所 <住所>〒066-0012千歳市美々758-136 |
キャンペーンの流れ | 1.レンタカーを借りる際に封筒を受け取る (ごみ袋4枚、チラシ、アンケート、簡易鉛筆) 2.観光中に出たごみや、拾ったごみをごみ袋に! 3.ごみ袋をきちんとごみ箱に捨て、その様子をスマホなどで写真撮影 4.返却時に受付で写真を見せてアンケートを提出すると「白い恋人」を一組ひと箱プレゼント! |
<団体概要>
団体名称:CHANGE FOR THE BLUE in北海道実行委員会
URL:https://hokkaido.uminohi.jp/
活動内容:北海道の海の今を伝えることで皆さんと海をガッチャンコして、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/