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~小川珈琲、Dari K、明治が「エシカル」なコーヒーとチョコレートに関する想いや取り組みを紹介~
CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役社長:高橋誉則)は、Tカードのデータやアセットを活用し、生活者を中心に業界を超えたさまざまなステークホルダーと共に対話を重ねながら、世界的な課題である“持続可能な食”につながるエシカルフードアクションについて考え、行動していく共創型プラットフォーム「Tカードみんなのエシカルフードラボ」(https://ethicalfoodlab.tsite.jp/)に取り組んでいます。
この度、日本で初めて制定された「エシカルフード基準」を満たしたエシカルなコーヒーとチョコレートを一堂に取りそろえた初のエシカルフードセレクトショップ「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」(https://ethicalfoodlab.tsite.jp/helloethical)の開催に合わせて、プレス説明会を代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区)で実施いたしました。
当日は、「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」の紹介に加えて、「エシカルフード基準」の制定に関わられた株式会社グッドテーブルズ 代表取締役社長 山本謙治氏よりエシカル消費やエシカルフードの現状について、国内外の事例を紹介するとともに、エシカルフードの重要性と今後の可能性について紹介しました。また、「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」で取り扱うコーヒーとチョコレートの参加企業を代表して、株式会社明治 カカオマーケティング部 CXSグループ長 木原 純氏、Dari K株式会社 代表取締役 吉野 慶一氏、小川珈琲株式会社 総合開発部 企画開発課 課長、SDGs推進委員会 副委員長 三輪 欣悟氏が登壇し、各社のエシカルに関する取り組みの背景や、原料となるカカオやコーヒー豆に対するエシカルなポイントについて紹介しました。
10月16日(日)~11月15日(火)まで開催する「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」では、9社39商品のエシカルフードを取り揃えており、多くの生活者に「食からエシカルを考えるライフスタイル」を提案します。
- 各登壇者のコメント
株式会社明治 カカオマーケティング部 CXSグループ長 木原 純氏
私たちは、2006年から15年にわたってメイジ・カカオ・サポートに取り組んでいます。また、「明治グループ2026ビジョン」として、2026年に向かって目指すべき企業グループ像を示すビジョンも策定し、その中でサステナビリティビジョンも重視しています。これは、持続可能なカカオ調達には明治だけではなく、お客さま(消費者)、農家(生産者)と一緒に考え、取り組んでいくことが必要だと考えているからです。今回のエシカルフード基準は、消費者にとってサステナビリティに貢献するための道筋が見えるようになり、実際に購買というアクションに起こすきっかけになると捉えています。
Dari K株式会社 代表取締役 吉野 慶一氏
私たちは、チョコレート(材料であるカカオを含め)に携わるすべての人が同じ船に乗ること(同じ目標を目指すこと)がエシカルだと考えています。現在のサプライチェーンではこの目標を実現することは難しいので、そこを変えていきたいのです。原料(カカオ)がなければチョコレートは作れないのですから、みんなで一緒に考え、取り組んでいくべき問題だと思います。そのために、私たちはAll -winチョコレートという生産者、消費者、環境に配慮した取り組みを続けています。今回の取り組みに参加することで、自分たちの理念や思いがより広く、たくさんの皆さんに伝わることを期待しています。
小川珈琲株式会社 総合開発部 企画開発課 課長、SDGs推進委員会 副委員長 三輪 欣悟氏
私たちが原料(コーヒー豆)調達の際に大事にしていることは、美味しいコーヒーを安定してお届けすることです。そのために、必要なことは生産者も生産環境もサステナブルであることが不可欠です。私たちは、SDGsが注目される以前から、多くの認証制度を取得することを大事にしてきました。そして、今も安心してコーヒーを楽しめる社会になるようにさまざまな取り組みにも挑戦しています。サステナブルな取り組みはビジネスに絡むことで広がっていく部分もあると思います。今回の取り組みによって、より身近なところで買ってもらえるようになれば嬉しいですし、消費者が購入するあと押しになればいいなと思っています。こういったきっかけが増えることをとても歓迎しています。
株式会社グッドテーブルズ 代表取締役社長 山本 謙治氏(「エシカルフード基準」有識者)
現在の日本のエシカルフードは世界から遅れている状況です。その中で日本が変わるためには、消費者のアクション(購買)が必要ですが、そのためには、日常の中で時々エシカルなアイテムを購入する人たちを増やすことが重要だと思います。企業にとっても、ここがボリュームゾーンであり、ビジネスのターゲットになりうると思いますが、購買行動のきっかけに必要な見える化が今回のエシカルフード基準だと思っています。
「Tカードみんなのエシカルフードラボ」では今後も生活者の皆さまとの対話やエシカルフードを身近に感じられるような機会の創出を行い、エシカルフードに対する認知・共感・理解促進を図ってまいります。
CCCMKホールディングスは、生活者、メーカー、流通など「食」に関わるあらゆるステークホルダーの皆さまと共に、エシカルフードが社会に少しでも浸透していくこと、そして「Tカードみんなのエシカルフードラボ」の活動ひとつひとつが、未来につながる食の循環を作ることに貢献してまいります。
- 【「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」 プレス発表会登壇者】
・木原 純氏 :株式会社明治 カカオマーケティング部 CXSグループ長
・吉野 慶一氏:Dari K株式会社 代表取締役
・三輪 欣悟氏:小川珈琲株式会社 総合開発部 企画開発課 課長、SDGs推進委員会 副委員長
・山本 謙治氏:株式会社グッドテーブルズ 代表取締役社長/「Tカードみんなのエシカルフードラボ」有識者
・瀧田 希 :CCCMKホールディングス株式会社 コミュニケーション戦略室プロデューサー/ラボリーダー
- 【「Hello,エシカル!~お買いものから地球を考える~」 開催概要】
「世界食糧デー」である10月16日(日)から1カ月間、「食からエシカルを考えるライフスタイル」を提案します。代官山 蔦屋書店で、エシカルフードコーナーを創出し、エシカルなコーヒーとチョコレート9社39商品、エシカルに関連した書籍などを販売。エシカルフードを情報やストーリーと共に世の中に出した時の、生活者の態度変容や購買を検証し、エシカルフード市場創出のヒントを探ります。
■開催期間:2022年10月16日(日)~11月15日(火)
■開催場所:代官山 蔦屋書店 3号館1F
■エシカルなコーヒーとチョコレートがもたらすこと:
1.児童労働・強制労働の阻止
2.適正価格かつ継続的な取引
3.森林、生物多様性の保全
4.土壌汚染に配慮した農薬管理、加工過程の管理
5.生産者支援(技術支援、男女平等促進、生活インフラ整備などによる生活支援等)
■ご参加企業:
・小川珈琲株式会社(コーヒー):「小川珈琲店 有機珈琲フェアトレードモカブレンド粉 160g」など4商品
・株式会社ONIBUS (コーヒー):「ルワンダ レメラアンダーシェード ロット8」など3商品
・SWITCH COFFEE TOKYO (コーヒー):「SHEKINAH」など3商品
・株式会社創健社(チョコレート):「グラシアデルソル オーガニック ダーク チョコレート」など2商品
・Dari K 株式会社(チョコレート):「カカオサンドクッキーミルク(6枚)」など3商品
・株式会社Bace (チョコレート):「CLASSIC 」など6商品
・フェアトレードカンパニー株式会社(コーヒー、チョコレート):「フェアトレード&オーガニックチョコミルク」など12商品
・株式会社明治(チョコレート):「明治 ザチョコレートブラジルカカオ」など2商品
・一般社団法人わかちあいプロジェクト(コーヒー、チョコレート):「ドリップコーヒーフェアトレードオリジナルブレンド 5 袋入り」など4商品