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2022年10月25日より全国主要書店およびECサイトにて取扱開始
日本財団「海と灯台プロジェクト」は2022年10月25日、文藝春秋社より書籍『海と灯台学』を全国主要書店およびECサイトにて発売いたします。本書は、「海と灯台プロジェクト」を運営する全国灯台文化価値創造フォーラムが、専門家や文化人を対象に行った調査研究をもとに、四方を海に囲まれた日本ならではの灯台の歴史や文化、人や地域との関わり、さらに技術に関する秘話などを編纂しました。
この出版は、11月1日が「灯台記念日」であることにちなみ、日本財団と海上保安庁で設定した「海と灯台ウィーク」(11月1日~8日)の関連企画として推進しています。灯台の美しい写真も掲載し、海と灯台のロマンをお楽しみいただけます。
本件をはじめ「海と灯台ウィーク」関連企画は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
文藝春秋ECサイト:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916132
- 商品情報
●書名(カナ) :ウミトトウダイガク
●ページ数 :152ページ
●判型・造本・装丁:A5判 上製 上製カバー装
●初版奥付日 :2022年10月30日
●ISBN :978-4-16-391613-2
●Cコード :0095
- 目次
はじめに
Interview 100年以上の時を超え、灯台が今に伝えるものは何か?
東京工業大学 藤岡洋保名誉教授と行く犬吠埼灯台
Part.1「歴史」
第一章 灯台前史
Interview 「灯台どうだい?」編集長 不動まゆう
「語りつくせぬフレネルレンズの魅力」
第二章 日本の灯台
Interview 東京外国語大学大学院 准教授 伊藤剛史
「技術者とビジネスマンの顔を持つブラントン」
Interview 元国立公文書館 アジア歴史資料センター 研究員 大野太幹
「たたき上げの藤倉とエリートの石橋が築いた礎」
Part.2「人」
第三章 皇室
Interview ノンフィクション作家 工藤美代子
「今に続く皇室と灯台の礎を作った国母」
第四章 灯台守
Interview 元海上保安官 鈴木照秋
「昭和から平成まで、灯台から見守り続けたこと」
Part.3「技術」
Interview 日本光機工業株式会社 常務取締役 徳田博之
「大正時代から続く、日本製灯台の軌跡を訪ねて」
Part.4「地方」
Message 日本財団 会長 笹川陽平
「灯台は日本の海の歴史を未来につないでいく」
- 海と灯台ウィークとは
11月1日が「灯台記念日」であることにちなみ、2020年に日本財団が海上保安庁とともに設定したのが「海と灯台ウィーク」(11月1日~8日)です。
「海と灯台ウィーク」は、全国一斉に「灯台に行こう!」と呼びかけ、灯台の持つ魅力的な景観や社会・歴史的価値を伝えるとともに、灯台を起点とした新たな海洋体験を創出するなど、期間中、灯台を巡るさまざまな企画を推進します。
期間中は、全国で気軽に灯台に触れ合える8日間として、海上保安庁や地方自治体等の関係団体と連携し、全国灯の台での一般開放や展示・講話等のイベント、来訪者への灯台グッズプレゼント、全国48市町村との灯台来場促進キャンペーンを実施します。
また「灯台ウィーク」に先駆け、オリジナル番組の放送や全国の灯台有識者とのネットワークづくりなど、灯台の価値を掘り下げ、伝承していく活動を行っています。
「海と灯台ウィーク」公式ウェブサイト:https://toudai.uminohi.jp/todai-week2022/
<「海と灯台ウィーク」実施概要>
開催名称:「海と灯台ウィーク」
開催期間:2022年11月1日(火)~8日(火)
主催:全国灯台文化価値創造フォーラム、日本財団「海と日本プロジェクト」
共催:海上保安庁
実施内容:
①「海上保安庁」との連携イベント事業
②「海と灯台のまち」49市町村連携事業
③「海と灯台」映像制作事業
④「海と灯台サミット2022」開催
⑤「海と灯台学」書籍編纂事業
⑥全国の放送局と連携した取材事業
<団体概要>
団体名称:全国灯台文化価値創造フォーラム
URL:https://toudai.uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト
人と海は、時間的にも空間的な意味においても「灯台」を境に関わってきました。航路標識として、従来の船舶交通の安全を担うという重要な役割から広がりつつある灯台。その存在意義について考え、灯台を中⼼に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していくプロジェクトです。海と灯台プロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。
https://toudai.uminohi.jp/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/