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サステナビリティ・リンク・ローン、キッザニアの「食品ロス」期間限定パビリオンが話題
株式会社トドオナダ（代表取締役社長 松本泰行）は、2022年9月26日〜10月25日までのSDGs・ESG・サステナビリティに関するウェブニュースについて調査・分析いたしました。3,000以上のWEBメディアをモニタリングできるPR効果測定サービス「Qlipper」（https://qlipper.jp/）のデータに基づいた調査結果です。
■サマリー■
・「野球×SDGs」が高PVの記事に
・ESGを役員報酬に反映させる大企業が倍増
・東急、鉄道業界初の「サステナビリティ・リンク・ファイナンス」対応
・「サステナビリティ・リンク・ローン」が活発
・岡山大学の国際的なSDGs事業
・食品ロスを学べるキッザニアの限定パビリオン
・笑いを通じたSDGsの普及
- SDGs、ESG、サステナビリティの記事推移
※見出しに各ワードを含む記事
SDGs・ESG・サステナビリティ（サステナブル）を見出しに含む記事の推移
■「野球×SDGs」が高PVの記事に
SDGsについては、株式会社ブランド総合研究所による「企業版SDGs調査2022」の各業界ランキングのリリースが出ています。これから派生したパブリシティも多く、注目度の高さを表しています。
ほか、プレスリリースでは日本最大級のSDGs推進フェアとされる「SDGs AICHI EXPO 2022」への出展企業による情報発信が複数ありました。
芸能では男性ブランコの「SDGs-1」優勝（詳細は下記）や「SDGs推進 TGC しずおか」、スポーツではJリーグ・横浜F・マリノスが開催した「F・マリノスSDGs FES 2022」の記事が目立ちました。
また、使えなくなった野球グラブを再生させ、経済的な理由で野球を諦める子どもたちを救うグラブ専門店の取り組みを「野球×SDGs」と紹介した記事が、『Yahoo!トピックス』に掲載されて仮想PV*が高くなりました。
■ESGを役員報酬に反映させる大企業が倍増
ESGに関しては、日経BPが企業のESG活動に対するイメージを調べた「第3回ESGブランド調査」の結果を発表。総合1位がトヨタ自動車、2位がスターバックスコーヒージャパン、3位がパナソニックでした。
また、デロイトトーマツグループがTOPIX100企業を対象に行った調査で、役員報酬へESG要素を反映させている企業が2020年度の24%から倍増し、52%となったと発表しました。
■東急、鉄道業界初の「サステナビリティ・リンク・ファイナンス」対応
サステナビリティ関連では、J.フロント リテイリング、東京メトロ、ヤマトホールディングス、コロワイドなどがデータブックやレポートを公開しました。
企業による新規の活動では、東急が「サステナブルファイナンス・フレームワーク」の策定を発表しました。「サステナビリティ・リンク・ファイナンス」（詳細は下記）に対応したフレームワーク策定は、鉄道業界で初の取り組みであるとしています。ほか、パーク24が「サステナビリティアクション」として育児休業の一部を実質有給化する「ベビー休暇」の新設を発表しています。
※仮想PV：国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。（特許第7098122号）
- トレンドワードランキング
※単純な記事数ではなく、時間軸なども踏まえてAIが判断
10月のトレンドワードランキング
■「サステナビリティ・リンク・ローン」が活発
1位の「ローン」、2位の「ちばぎん」、8位の「リーダーズ」は、すべて千葉銀行の「ちばぎんSDGsリーダーズローン」の情報に基づいています。これはサステナビリティ経営を積極的に行おうとする事業者が、事業規模や経営実態に合わせてSDGsに関わる目標等を設定し、目標達成時には金利が優遇される融資制度です。千葉銀行は10月中に8社との契約締結をプレスリリースで発表しています。
こうした、借り手の経営戦略に基づくサステナビリティ目標の達成度と融資条件が連動するローンは、一般的に「サステナビリティ・リンク・ローン」や「サステナビリティ・リンク・ファイナンス」と呼ばれます。10月はこれに関するウェブニュースが多くありました。
農林中央金庫が都道府県信用農業協同組合連合会5団体と協調し、野村不動産ホールディングスとの間でサステナビリティ・リンク・ローンを締結したと9月27日に発表しました。ほか、足利小山信用金庫、米子信用金庫、岐阜信用金庫、京都銀行、第四北越銀行、長野銀行などにもSDGsローンについてのニュースが見られました。
■岡山大学の国際的なSDGs事業
3位の「岡山大学」はSDGsに関するイベントについて多数の情報発信を行っています。
9月末に、大学院教育学研究科とスロベニアの大学との共同事業「SDGs達成に向けたESD（持続可能な開発のための教育）の教師教育の先端拠点形成」の合同セミナーの模様を報告しています。
10月には、日本とASEAN地域の学生が参加する「Japan-ASEAN online program toward SDGs」の開催をレポートしました。
ほか、内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の分科会のセミナーで同学副理事が講演を行ったことでプレスリリースを出していました。
■食品ロスを学べるキッザニアの限定パビリオン
5位の「食品ロス」では、キッザニアが関連ワードに入っています。
キッザニアは食品ロス削減に取り組む株式会社フードロスバンクと協力し、期間限定パビリオン「レスキューフードセンター」のオープンを発表しました。まだ食べられるのに捨てられてしまう食材などを使った料理づくりを体験でき、食品ロスを減らす方法について子どもたちが考える機会をつくるという狙いです。プレスリリースのほか、ネットニュースが記事にしたり、女性誌が子育て情報として取り上げたりしています。
ほか、9月にも取り上げたくら寿司が「食品ロス」の話題で多数見られました。全国の小学校で行なっている出前授業「お寿司で学ぶSDGs」について、各地での模様を地元テレビ局が取材し報じています。
■笑いを通じたSDGsの普及
10位の「男性ブランコ」は「SDGs-1グランプリ」優勝でニュースに。これは「京都国際映画祭」の一環として開催された「よしもとSDGs LIVE2022」内のコンテストで、SDGsを楽しく分かりやすく伝えながらネタの面白さを競うもの。
男性ブランコはSDGsの目標の中から「海の豊かさを守ろう」を取り入れたコントを披露し、エコバッグの利用を呼びかけたとのこと。2人は今後1年間「よしもとSDGsアンバサダー」として活動していくそうです。
■SDGsなどに関連する「キッザニア」の記事 過去3ヶ月の推移
記事数
記事数の推移
仮想PV
仮想PVの推移
記事の数で見ると、9月30日のプレスリリースと10月10日の『J-CASTトレンド』とその転載記事が目立ちます。しかし仮想PVでは『Yahoo!ニュース』への転載が高い数字を得た『WWD JAPAN』の記事が際立ちます。ただし、『WWD JAPAN』の記事内容は食品ロスではなく、キッザニアで開催中のイベント「未来を変える！アクションラリー」についてです。
■調査概要
調査期間：2022年9月26日〜10月25日
（Qlipperの記事確認日時）
調査機関：自社調査
調査対象：見出しに「SDGs」「ESG」「サステナビリティ（サスティナビリティ）・サステナブル（サスティナブル）」の語を含む記事。
調査方法：Qlipperが調査期間中に収集した国内主要ニュースサイトのウェブニュースの内、調査対象の記事数、仮想PV数、記事がツイートされた数を集計。
※仮想PV：国内3,000媒体以上のWEBメディアをモニタリングしているQlipperが、取得したサイト構造を基に独自エンジンで記事のページビューを予測・算出しています。（特許第7098122号）
■Qlipperについて
Qlipper（URL: https://qlipper.jp/）は、広報業務を支援するPR効果測定サービスです。
Webモニタリング、SNSモニタリング、PR分析、業務自動化によって、PR調査のコストダウンを行います。
正確かつ大量のデータをリアルタイムで簡単に得られます。
競合比較やベンチマーキングによる目標設定に活用可能です。
無料トライアルを用意しており、弊社コンサルタントが専任でサービス初期設定と最適化を支援します。
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【株式会社トドオナダ】
https://todo-o-nada.com/
代表取締役社長：松本泰行
〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル2F
会社設立日：2020年1月20日
資本金：580万円
【プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社トドオナダ
Qlipper運営事務局
担当：遠藤
Email：[email protected]