「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタート

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「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタートのメイン画像

 サンシャイン水族館(東京・池袋、館長:丸山克志)と一般社団法人Iwakura Experience(東京・青梅市、代表:本橋大輔)は、業務提携契約を締結し、環境の異なるそれぞれの事業場でのアクアポニックス技術の確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」を開始しましたことをお知らせします。 
※本リリースPDFはこちらよりダウンロードいただけます→https://prtimes.jp/a/?f=d20364-20221101-8874b188e26564eab35f183ae4144d06.pdf

 

「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタートのサブ画像1_サンシャイン水族館の事務所内に 設置されたアクアポニックスの実験用水槽サンシャイン水族館の事務所内に 設置されたアクアポニックスの実験用水槽

「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタートのサブ画像2_Iwakura Experienceが活動する敷地内に建てたビニール ハウス内のアクアポニックスIwakura Experienceが活動する敷地内に建てたビニール ハウス内のアクアポニックス

「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタートのサブ画像3

水棲生物を飼育展示するプロであるサンシャイン水族館は、自然界における資源循環の仕組みとこれらにより成り立つ食文化について楽しみながら学ぶことができる新たな機会の創出と、展示生物用の餌料の自給自足化に向けた取り組みの一環として水族館内でのアクアポニックス技術の研究着手を検討していましたが、農作物の生産技術に課題を抱えていました。一方、農業のプロである農家(青梅市:繁昌農園)が在籍する一般社団法人Iwakura Experienceは、次世代の 農法として注目されるアクアポニックスへの取り組み及びそこから生産される野菜を新たな観光資源として検討する中で、魚の飼育技術に課題を抱えていました。それぞれの強みをお互いに提供し、サンシャイン水族館と東京・青梅市岩蔵地域の環境が異なるそれぞれの場所でアクアポニックスを利用した野菜の栽培と魚の飼育を目指します。
 現在、Iwakura Experienceが活動する敷地内に建てたビニールハウス内にアクアポニックスの設備を、サンシャイン水族館の事務所内ではアクアポニックスの実験用水槽をそれぞれ設置し、取り組みを開始しております。
 サンシャイン水族館では、本取り組みにより得られる新たな視点を活かし、水の循環や生態系の循環、生き物と植物の繋がり、これらによって成り立つ私たちの食文化についても楽しみながら触れる機会を創出していきます。

※アクアポニックスとは…
水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた循環型の農法の一種。水槽で飼育される魚の排泄物を水中の微生物が分解し、それらを植物が栄養として吸収することで、浄化された水が再び水槽へと戻る、いわば“自然界の縮図”といえる資源循環の仕組みを利用する環境配慮に優れた次世代の農法として注目されている。

 

「サンシャイン水族館」と「一般社団法人Iwakura Experience」が業務提携・“アクアポニックス”の技術確立を目的とした共同プロジェクト「アクアリウムファーム東京」スタートのサブ画像4_アクアポニックスのイメージアクアポニックスのイメージ

■一般社団法人Iwakura Experience

東京都青梅市岩蔵地域を舞台に、農家、シェフ、伝統文化のプロフェッショナルによるコラボレーションで、季節に寄り添うイベントや宿泊ツアーを提供し、岩蔵温泉の活性化に取り組む団体。地域での農産物を重要な観光資源の1つとして位置づけ、2020年から地域支援型農業(CSA※)にも着手している。

※地域支援型農業(CSA)とは…
特定の消費者が生産者と、農産物の種類をはじめ生産量、価格、分配方法等について代金前払い契約を結ぶ農業のこと。地域が支える新たな農業の一形態として注目されている。  出典:農林水産省 「農」を支える多様な連携軸の構築

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