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〜11月20日「世界子どもの日」に【思い出のランドセルギフトオンライン報告会】を開催します〜
国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区・代表理事:石井澄江)は、アフガニスタンの子どもたちに、日本での役目を終えたランドセルを贈る「思い出のランドセルギフト」事業を実施しています。このたび、2021年11月〜2022年7月までに全国から寄贈された9,360個のランドセルがアフガニスタンの子どもたちのもとへ到着しました。2004年から累計およそ26万個のランドセルが届けられたことになります。
11月20日の「世界子どもの日」に際し、すべての子どもたちが、どこにいても、性別に関わらず就学の機会を得られ、生涯健康に生きられる世界を願い、ジョイセフでは「思い出のランドセルギフトオンライン報告会」を開催します。これまで寄贈をした方、これから寄贈を検討される方へ、アフガニスタンの子どもたちの様子やどのようにランドセルが贈られたのかをお伝えします。
- 「思い出のランドセルギフト」とは
日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年の開始以来、およそ26万個のランドセルが贈られました。ランドセルを贈ることで、子どもたちが学校で学ぶ機会が得られ、読み書きができるようになり、自分自身や家族を守る知識や情報を身につけられるようになることを目指しています。この活動は、小学校4年生の国語や中学校の英語の教科書といった教材にも取り上げられています。
- 9,360個のランドセルがアフガニスタンに届きました
2021年8月に起きたタリバンの全権掌握により不安定な情勢が今なお続くアフガニスタンに2021年11月〜2022年7月までに寄贈された9360個のランドセルをナンガハール州のヒスラク郡とシェルザッド郡の小学生1年生から3年生の子どもたちへ配付しました。配付は10月に開始され、11月も配付が続けられます。ヒスラク郡は昨年の政変までタリバンの支配下にあったため、20年間、国際支援が届けられなかった地域です。ヒスラク郡もシェルザッド郡の子どもたちにも今回初めて日本のランドセルと学用品を届けることができました。
*ヒスラク郡の下校風景
- 11月20日「世界子どもの日」オンライン報告会を開催
11月20日「世界子どもの日」に、すべての子どもたちが性別に関わらず就学の機会を得られ、健康に暮らせる世界を願い、「思い出のランドセルギフトオンライン報告会」を開催いたします。これまでにランドセルを贈っていただいた方はもちろん、ランドセル寄贈をご検討されている方、アフガニスタン支援にご関心をお持ちの方など、ご家族みなさんでぜひご参加ください。
開催概要
日時:世界子どもの日
11月20日(日) 18:00~19:00
参加方法:オンラインzoom
定員 :100組
参加費 :無料
参加申込:▼こちらからお申し込みください。
https://forms.gle/Y8sGbJM2cFrz5hTZ7
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
※参加用zoomURLを開催当日の正午までにメールでお送りいたします。
内容
1.アフガニスタンの学校と子どもたちの様子
2.ランドセルが届くまで
3.現地NGO代表ババカルキルさんからのビデオメッセージ
4.ランドセルの贈り方
- 冨永愛ジョイセフアンバサダーよりメッセージ
日本からランドセルを送って、アフガニスタンの子どもたち・女の子たちの就学支援をしている「思い出のランドセルギフト」では、依然として厳しい状況に置かれている現地で、きちんと子どもたちにランドセルを届ける活動を続けられていると聞いて、とても嬉しく思っています。
私にとってランドセルは、学校の思い出が詰まった宝物です。
この企画に感動して、息子と相談して、息子のランドセルを寄付することにしました。私たちのランドセルがアフガニスタンに渡って、子どもたちの手に届き、その子どもたちの学校生活を応援するという新たな役割を担っていると思うとワクワクします。
ジョイセフの「思い出のランドセルギフト」を、心から応援します!
- YouTuber ミュータントウェーブさんよりメッセージ
YouTuberミュータントウェーブです。
僕たちはYouTuberとして、世界中のみんなを笑顔にしたいです!
みんなはどんな風に周りの人を笑顔にしたいですか?
例えば、みんなが使っていたランドセルで遠い世界にいるお友達を笑顔にできるとしたらどうでしょうか?
みんなと一緒に学校を卒業したランドセルを贈って、「学ぶ」きっかけと、世界中のお友達の「笑顔」を咲かせよう!
プロフィール:元なでしこリーグ女子サッカー選手で、現在は男性として生きる3人のユニット「ミュータントウェーブ」。YouTubeをはじめ、小中学校を中心としたジェンダー教育、テレビ・ラジオ出演、企業講演など多岐にわたり活動中
- アフガニスタンとケニアの女の子のリアルをYouTubeで配信開始
ジョイセフの活動地であるアフガニスタンとケニアの女の子の日常を紹介する動画をYouTube配信します。女の子たちの日常と直面する課題を知って、ジョイセフと一緒にできるアクションを考えてみませんか。
世界で今起きていることを知りたい方、国際協力やSDGsにご関心のある方、子どもから大人までどなたでもご視聴いただけます。
URL:https://youtu.be/ow2EKn8lCu8
- 2023年春の配付に向けて、ランドセルや学用品を募集中
2023年の春の配付に向けて、ランドセルや未使用の学用品を募集しています。
次回は11月下旬〜12月の間にアフガニスタンに向けて出荷を予定しています。
■国際協力NGOジョイセフ「思い出のランドセルギフト」事業概要
実施期間:通年
支援内容:
- アフガニスタンの小学校1年生〜3年生の子どもたちへ中古ランドセルの寄贈
- 海外輸送経費(※1)の寄付(ランドセル1個につき1800円)
(※1)ランドセルや学用品をアフガニスタンに届けるための、国内での倉庫保管費、梱包費、検品、海上輸送費、パキスタンとアフガニスタンでの通関費、内陸輸送費、現地配付費用を含めた経費等 - 日本国内の配送費(※2)の負担
(※2)ランドセルを国内で管理している倉庫までの国内配送費
備考:
・現地の宗教上の理由により、豚革が使用されたランドセルや使用に支障があるような損傷・劣化の激しいランドセルはお預かり致しかねます。
・ランドセルに新品(未使用)の学用品を一緒に入れて、送ることが可能です。
公式ウェブサイト :https://www.joicfp.or.jp/rand
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/omoide.ransel/
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■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、世界のどこにいても女性が自分の人生を自分の意思で選択できる社会をめざし、主に、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利:SRHR)を推進する、1968年に誕生した日本生まれの国際協力NGOです。国連、国際機関、現地のNGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の支援活動を行っています。2011年の東日本大震災を機に日本国内での支援活動を開始。2017年に第1回ジャパンSDGsアワードのパートナーシップ賞を受賞。公式ウェブサイト: https://www.joicfp.or.jp/