エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進

0
509
エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進のメイン画像

エイベックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:黒岩克巳)は、エンタテインメント企業として「サステナブル(持続可能)な社会」の実現に向けて責任を果たすべく、当社が優先して取り組むべき3つの主要テーマと7つの個別項目からなるマテリアリティ(重要課題)を特定し、サステナビリティポリシーとアクションプランを策定しました。
・ サステナビリティサイト:https://avex.com/jp/ja/sustainability/

当社は、これまでもコンプライアンスポリシーを遵守し、エンタテインメントを提供する事業を通じ、様々なサステナビリティ活動を展開してきました。この度策定したサステナビリティポリシーは、当社の企業理念「エンタテインメントの可能性に挑みつづける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。そして、豊かな未来を創造する」を踏まえたものです。当社は、サステナビリティ推進を目的とした専門部署の設立をはじめ、エンタテインメント企業の強みを生かした「サステナブルな社会」の実現に向けた普及・啓発、次世代との協業と社会経験の提供、地域・コミュニティとのパートナーシップ強化、次世代型スマートライヴの推進などを通じて、サステナブルな社会の実現を目指します。

エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進のサブ画像1

※マテリアリティの特定とサステナビリティポリシーの策定にあたっては、国連グローバルコンパクトなどが作成した「SDGs Compass」、日本取引所グループ及び東京証券取引所の「ESG情報開示実践ハンドブック」、経済産業省の「価値協創ガイダンス」などを参考にしました。特に、マテリアリティ特定にあたっては、自社の持続的な価値創造にとって重要な課題・テーマを網羅的に検討するため、持続可能な開発目標(SDGs)のほか、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)基準、米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)基準、ISO26000、さらにはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)のESG評価指標(特にエンタテインメント企業部門)などを参照しつつ、自社内での議論はもちろん、機関投資家等の外部ステークホルダーとも意見交換を行って決定しました。

【なぜ取り組むのか】

企業の存在意義や社会的価値は、「サステナブル(持続可能)な社会」への意識と行動によっても評価される時代になりました。それは、エンタテインメント企業も例外ではありません。当社は、エンタテインメントの価値を高め続ける挑戦者として、サステナビリティ分野においてエンタテインメント企業の新たな価値モデルの創造に取り組んでいきます。 

【主なアクションプラン】
①サステナビリティ推進を目的とした専門部署(サステナビリティ推進室)の新設

本年7月、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティを推進するための専門部署(サステナビリティ推進室)を新設しました。設立メンバーには、当社社員はもちろん、当社グループ所属の與 真司郎(AAA)、古坂大魔王、田辺莉咲子(五十音順)に加えて、外部の有識者や次世代を担う大学生も参加し、多様なメンバーで全社的なサステナビリティを推進します。

②エンタテインメント企業の強みを生かした「サステナブルな社会」の実現に向けた普及・啓発

当社グループ所属のアーティストやタレントを活用した社会課題に関する普及・啓発活動を強化します。公的機関・企業・国際機関・NGOなどとも連携をしながら「サステナブルな社会」の実現に向けた普及・啓発に取り組みます。

③サステナブルな社会に向けた次世代との協業と社会経験の提供

上記①における次世代を担う大学生との協業のほか、当社では2000年以降、職業としてのエンタテインメントの魅力を伝え、著作権の理解促進のために、中高生向け職場訪問プログラム「avex class エイベックスへいこう!」を実施してきました。本年度より「avex class」をリニューアルして、アーティストやタレントが全国の教育機関に訪問し、自身の体験を通じて子供たちに「才能や夢を信じる力」の大切さを伝えるプログラムを実施します。講師は、與 真司郎(AAA)、倖田來未、古坂大魔王、SAM(TRF)、田辺莉咲子、DJ KOO(TRF)(五十音順)が務める予定です(その他アーティスト・タレントも調整中)。併せて、出張授業を希望する教育機関からの募集を開始しています。
・ 募集ページ:https://avex.com/jp/ja/sustainability/avexclass/

④地域・コミュニティとのパートナーシップ強化

地方自治体や地元企業とパートナーシップを強化の上、当社が保有するIP(アーティスト・タレント・音楽・映像・アニメなど)を活用し、地域社会や地域経済への貢献に努めます。また、地域を中心に活躍するアーティスト・タレント・モデルなどの開発、育成にも一層注力します。

⑤次世代型スマートライヴの推進

エンタテインメント企業として、環境・社会・経済を調和するスマートライヴの推進は重要な責務だと認識しています。世界的な関心事である脱炭素化に向けたカーボンオフセットイベントの実証実験や、デジタルを活用したファンコミュニティの形成とチケットの電子化推進、イベントに関連して排出される廃棄物の分類や再生化(リサイクル)など、ファンやパートナーと力を合わせスマートライヴの先進事例の構築を目指します。

【代表取締役社長CEO 黒岩 克巳 コメント】

「エンタテインメントの可能性に挑みつづける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。そして、豊かな未来を創造する。」2022年、エイベックスが策定した企業理念です。才能や作品を通じて感動や共感を提供し続ける企業でありたいという想いは、私たちにとって原点回帰でもあると考えています。

そんなエイベックスにとって「サステナビリティ(持続可能性)」への取り組みをどう位置付けるか?私たちは「エンタテインメント企業ならではのサステナビリティへの貢献」にこだわり、新たなサステナビリティポリシーと具体的なアクションプランを策定することにしました。その土台となるのは、エンタテインメント企業にしかない発信力の活用です。振り返ってみても、エイベックスは、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の推進のため、日本政府の国連本部でのプレゼンテーションに全面協力するなど、その発信力を活かしてきました。 

エイベックスは、世界のサステナビリティへの貢献において、エンタテインメント企業の新たな価値モデルの創造に挑戦していきます。

【サステナビリティ推進室メンバー プロフィール ※当社グループ所属アーティスト・タレント(五十音順)】
・ 與 真司郎(AAA)(あたえ しんじろう)

エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進のサブ画像2

1986年11月26日生まれ、京都府出身。
2005年にAAAの最年少メンバーとしてデビュー。ソロ活動では、2018年初めてのアリーナツアーを実施し約6万人を動員。2021年9月には2度⽬のソロアリーナツアーを実施した。現在はアーティスト活動を休⽌し、⽇本とLAを拠点に活動中。自身が設立したオリジナルライフスタイルブランドでブランドプロデューサーを務めるほか、2022年8月には、自身初となる書籍『すべての生き方は正解で不正解』(講談社)を出版。新刊の発売を記念して開催された講演会では、ネガティブ思考だった自身の経験談を交えながら、LAでの出会いと経験から見つけた自分らしくブレないマインドやメンタルヘルスの重要性について、特に若い世代に向けてエールを送った。

・ 古坂大魔王(こさかだいまおう)

エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進のサブ画像3

1973年7月17日生まれ、青森県出身。
1992年にお笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。2016年にピコ太郎のプロデューサーとしてPPAPのヒットを機に大ブレイクを果たした。2017年には、外務省からの要請でピコ太郎がSDGs推進大使(任期満了)を就任。以降、外務省や国連、JICAやNGOなどSDGsの第一線で活動する団体や企業のトップ等とともに意見交換を行い、イベントや講演会にも多数参加するなど、お笑い芸人の枠を超えた”SDGs推進のパイオニア“として各所で活動を進めている。2021年には、国連環境計画「UNEP サスティナビリティアクション」アドバイザーに就任。持続可能な世界を目指して地球環境問題の解決にも尽力している。プライベートでは、2020年の第二子誕生を機に育児休暇を取得。「未来を造るのは子供たち」という合言葉とともに、育児の専門知識を活かしながら教育分野においても熱心に取り組んでいる。

・ 田辺莉咲子(たなべ りさこ)

エイベックス、サステナビリティポリシーを策定 専門部署の設立等を通じて、エンタテインメント企業ならではのサステナビリティ活動を推進のサブ画像4

1998年1月14日生まれ、愛知県出身。
2019年恋愛リアリティ番組「テラスハウス」に出演し注目を集める。バトントワリングで全国大会優勝の経歴を持ち、エイベックス・アーティストアカデミーのトレーナーも務めている。持ち前の運動能力でトレーニングのインストラクターとしても活躍するなど、健康的で楽しいライフスタイルを提案している。SDGsやサステナブルな社会の実現についても強い問題意識を持ち、ジョギングとゴミ拾いを掛け合わせたSDGsスポーツ“プロギング”への参加をはじめ、ビーチクリーンやリサイクル活動、動物愛護団体への寄付などに献身的に取り組んでいる。自身のSNSでも活動の様子を定期的に紹介するなど、フォロワーに対しても行動のきっかけになるアイディアやヒントを発信している。

【エイベックス コーポレートサイト・SNS】

コーポレートサイト:https://avex.com/jp/ja/
Twitter:https://twitter.com/avex_pr
Facebook:https://www.facebook.com/avex.official

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください