世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、日本初の職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組み評価指標である「PRIDE指標2022」(主催:任意団体work with Pride)において、最高評価である「ゴールド」を受賞したことをお知らせします。
ロレアルグループは、「世界をつき動かすような美の創造」をパーパス(存在意義)として掲げています。ロレアルは、美とは多様で公正、包摂的なものと考えています。「社員の人権に関する方針」を定め、社員に対する、ジェンダー、性自認、性的指向、障がい、年齢、国籍、宗教などの理由に基づくあらゆる差別を一切許容しないことを宣言しています。
日本法人である日本ロレアルでも、社内外に向けDE&I(多様性、公正性、包摂性)を推進しています。世界中の一人ひとりにテーラーメイドの美を提供する「Beauty for All(美をすべての人生に)」を企業使命とするロレアルにとって、多様性は創業当時から企業文化に根付いており、社員の自認するジェンダーやセクシャリティに応じて、個人の多様な状況に寄り添って対応しています。
本年には社内委員会「日本ロレアル DE&Iコミッティ」を設立。2022年度の活動の柱のひとつをLGBTQIA+に設定し、オフィススタッフや美容部員に対してジェンダーに関するアンコンシャス・バイアスの研修を実施するほか、採用時の応募入力項目における「性別」欄を撤廃もしくは任意入力へ変更するなど、その取り組みを加速してきました。
これらの取り組みが評価され、今回「PRIDE指標2022」において、最高評価である「ゴールド」を受賞しました。本受賞について、日本ロレアルのDE&Iコミッティリーダーであり、人権ならびにDE&Iコレスポンデント、購買部マネージャーである谷 亜由美は次の通り述べています。「ジェンダー平等の推進は、日本ロレアルにとって優先事項のひとつです。ジェンダーや国籍、人種、セクシュアリティを問わず、すべての違いを互いが尊重しあい、すべての社員が受け入れられていると感じる職場環境づくりの推進こそが、私たちが目指す『美の創造』のひとつです。今回の受賞を嬉しく思うと共に、取り組みを推進てくれたチームに感謝します」
日本ロレアルでは、今後もDE&Iを推進し、社員をはじめ、すべての人が自身の望む選択をすることのできる多様で公正、包摂的な社会の実現に貢献してまいります。
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日本ロレアルについて https://www.loreal.com/ja-jp/japan/
ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2021 年末時点 での社員数は、2,270 人、2021 年 12月現在の取り扱いブランドは 18 です。化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。日本はロレアルグループのなかで戦略的拠点のひとつであり、マーケティングならびに営業拠点のほか、研究開発所(日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター)と製造工場(株式会社コスメロール)とシュウ ウエムラとタカミの2つのブランドの本社組織(商品企画やグローバル展開施策を策定する組織)を有しています。
PRIDE指標について
PRIDE指標は、LGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現するためにwork with Prideが2016年に策定した日本で初めてとなる、LGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標です。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティー)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成されており、各指標内で指定の要件を満たしていれば点数が付与され、点数により、ゴールド、シルバー、ブロンズとして企業・団体が認定されます。
work with Prideについて
work with Pride(wwP)は、企業などの団体におけるLGBTQ+(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティ)に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体です