視覚に障がいがある人の困りごとを捉え、考える「ワールド×コオフク プロジェクトVOL.5」 店舗で20名が買い物を実体験 ~春に続く2回目の取り組み~

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株式会社ワールドは、任意団体コオフクと、障がいがある人が抱えるおしゃれの悩み・課題を理解し、成果発表までを行う「ワールド×コオフク プロジェクト」の5回目の取り組みを実施します。
「自分らしく楽しむお買い物」として、視覚に障がいのある方の洋服の買い物についてアンケートやワークショップを通して困りごとを捉え、12 月1日(木)から12月4日(日)までアーバンドック ららぽーと豊洲のワールドグループの店舗で買い物の実体験を行います。

視覚に障がいがある人の困りごとを捉え、考える「ワールド×コオフク プロジェクトVOL.5」 店舗で20名が買い物を実体験 ~春に続く2回目の取り組み~のサブ画像1_春に行ったワークショップの様子春に行ったワークショップの様子

視覚に障がいのある方の買い物体験は、今春1回目のワークショップを実施し複数の課題が見えてきました。“店に行くまでの移動に伴う不安”や“お会計時の不安”といった課題を解決するために、今回は新たに複数の企業に取り組みを広げました。障がいのある方にも快適に移動をしていただくための全日本空輸(株)<ANA>をはじめとした産学官連携プロジェクト「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~(ユニバーサルマース)」において構築された「バリアフリー地図/ナビ」や、iPhone専用アプリを通じてオペレーターが視覚情報や位置情報を伝える(株)プライムアシスタンスの「アイコサポート」、レーザーの光で網膜に直接映像を投影する(株)QDレーザと共に多面的に買い物をサポートします。

 

  • 多くの実店舗を持つアパレルメーカーとして、企業の枠を超えて活用いただける取り組みに

全国2,300店舗を超える直営店を展開するワールドグループは、様々なお客様と向き合う店作り、接客を心掛けています。今回得た結果は、応対面とユニバーサル設計も踏まえたカスタマージャーニーとしてまとめて今後につなげていきます。タッチポイントごとの課題と買い物にハードルを感じている方々のニーズを明確にすることは、当社だけでなくワールドグループのプラットフォームを活用いただく多くの企業においても「誰もが自分らしくお買い物を楽しめる店づくり」の取り組となることを期待しております。
なお、今回携わるメンバーおよびブランドや店舗スタッフの代表者は「ユニバーサルマナー検定3級」を受講します。

<前回実施の様子> 入店から接客、ご試着、お買い上げ、お見送りまで

「特別なことではないパーソナルサービス」「支援ではなく共創」「見える人、見えない人のお互いの世界を知る」をテーマに、一人およそ1時間の買い物体験をしていただきました。

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左上)新作の商品に触れていただき、素材感や着丈まで細やかに説明。 右上)いつもはチャレンジしない華やかな色も店舗スタッフのアドバイスで今年らしくコーディネート。 左下)どの位の幅か、手を使って示しデザインを伝える。右下)手持ちのアイテムを伺いながら、コミュニケーションの中で新しいアイテムを提案していく。
 

  • 誰もが安心して、ファッションを楽しめる環境を ―「困りごとを捉える」ために事前アンケート調査を実施

 プロジェクト開催にあたって、視覚に障がいのある人の困りごとを捉えるためにアンケート調査を行いました。前回分では「買い物をする上で事前に知りたい情報」「これまで買い物しやすかった、逆にしづらかったエピソード」「買い物中の困りごと」「接客を受ける際の困りごと」をソフト面(接客)、ハード面(店作り)毎にまとめ、どの様なサポートが必要かを視覚に障がいのある人、ない人が共に考えます。
 

  • 「ワールド×コオフク プロジェクト VOL. 5」 スケジュール ク プロジェクト VOL. 5」 スケジュール 

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  • プロジェクトの主催および、取り組みに賛同いただく企業・団体

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  • ワールド×コオフク プロジェクト これまでの取り組み

​1回目 2019年  コートをリデザイン

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任意団体コオフク主催『みなとコオフク塾』がスタート。戸板女子短期大学の学生と共にコートをリデザイン。「ザ ショップ ティーケー」と「オペーク ドット クリップ」の商品企画チームと共に、着脱しやすくファッション性のあるコートに仕上げた。

2回目 2020年春 成果物のファッションショーとトークイベント

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『みなとコオフク塾』の成果発表として「私とコートと■展」をワールド北青山ビルで実施。当事者がモデルで登壇するファッションショーや、イオンモール、丸井、東急不動産などユニバーサルデザインに取り組む企業同士のトークイベントを開催。

3回目 2020年秋 仕事着をリデザイン

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「社会参画」をテーマに仕事着としてのシャツとパンツをリデザイン。また「コオフクマスク」プロジェクトにも参画し、コロナ禍に障がいのある方がマスクをする際の困りごとを解決するデザイン制作を行った。

4回目 2022年春 視覚に障がいがある人の困りごとを捉える

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買い物体験は初の取り組み。“視覚に障がいのある人の困りごとを捉える”として、アンケートでのリサーチ、ワークショップを経て実店舗へ。複数の課題も見え、次回の取り組みに活かす手がかりに。

任意団体コオフクについて https://co-fuku.com/

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 私らしく。あなたらしく。誰でもおしゃれを楽しめる社会を。
「CO-FUKU/コオフク」は「CO(共同、相互)服 」「考服」「幸福」の新しいことば。 「私らしく。あなたらしく。誰でもおしゃれを楽しめる社会を。」の実現を通し、QOL向上を目指し、趣旨に賛同するアパレル出身者で結成した活動体。心にとっても、身体にとっても、着やすい衣服の提供や関連する啓発活動等を行っています。
 

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