コロナ禍で困難な状況にある低中所得国の国際保健分野の課題解決に挑む「Vision Hacker Awards 2021」受賞者が登壇するBeyondミーティング特別版 主催：NPO法人ETIC.
ビジョンハッカーは、それぞれの事業内容、課題解決のため協力を求めたいことなどをピッチ形式で発表し、その後、参加者とグループ別の作戦会議を行います。参加者は、国際保険分野に関心のある大企業や個人で、本イベントにより連携や協働、支援等の取り組みにつながるネットワーキングも目的としています。
参加者が、ビジョンハッカーの活動への共感を通して、組織や立場の垣根を超えた化学反応が起こる瞬間を是非ご取材ください。取材申込みいただいた方に、URLをお送り致します。
登壇者一覧
角田 弥央さん
「アフリカの現地素材を活かしたインフラ構築により、現地住民の健康と持続的な雇用創出を実現する」
角田 弥央（つのだ・みお）／ 株式会社Darajapan 代表取締役
エジプト内資系製薬会社にて製造・品質保証部門における後発医薬品開発に従事。英国ハートフォードシャー大学にて英国薬剤師免許取得コースを受講後、製薬会社治験部門医薬品開発の現場に携わる。その後、タンザニア国営貿易会社にて衛生環境調査員として従事。薬剤師免許取得後は、大手人材会社の海外事業部にて採用支援に従事。その後、アフリカと日本を繋ぐため、株式会社DarajapanとTANZHON Ltd.を立ち上げる。
紹介記事：https://drive.media/posts/30527
任 喜史さん
「“Basic Health Rights”の実現を目指して ～デジタルを活用し、地域と共創するネパールの新しい地方医療」
任 喜史（にん・よしふみ）／ NPO法人ASHA 代表理事
国際教養大学時、WHOのインド事務所でインターンとして「ネパールの保健システムの分析」に従事。卒業後、東京大学の公衆衛生大学院に進学。2017年NPO法人ASHAを設立。大学院卒業後は、ASHAの活動と並行して外資系コンサルティングファーム・アクセンチュアに就職。農業や復興支援などのプロジェクトを経験したのち、医療分野専門の戦略コンサルタントとして、新規事業立案や組織改革などを推進。
紹介記事：https://drive.media/posts/30910
吉川 雄介さん
「日本の技術と太陽の力で、いのちと地球を守る ～最貧国マラウイの衛生環境向上に向けた持続可能なソーラーボイラー事業～」
吉川 雄介（よしかわ・ゆうすけ）／ NPO法人Colorbath CEO
1985年生。早稲田大学国際教養学部、米国Portland State Universityにて文化人類学専攻。 新卒でベネッセに入社。学校教育コンサルティングに関わり、教員向け研修や生徒・保護者向け講演に従事。新しい働き方・学び方創りに関わり、社外の活動としてスポーツ、キャリア教育、地方創生、途上国支援など複数のNPO、NGOの立ち上げに関わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers Communityメンバー。関西学院大学非常勤講師。
紹介記事：https://drive.media/posts/30764
Ashir Ahmedさん
「薬局2.0『健康診断をすべてのひとに』」
Ashir Ahmed(アシル・アハメッド)／
九州大学大学院システム情報科学研究院准教授・株式会社ソーシャルテック・ジャパン代表
1970年バングラデシュ生まれ。東北大学、米国アバイア研究所(元・ベル研究所)、NTTコミュニケーションズなどでの研究開発活動を経て、2007年九州大学高等研究機構次世代研究スーパースター養成プログラム(SSP)学術研究員(特別准教授)。2011年から現職。
紹介記事：https://drive.media/posts/30899
池田 健介さん
「”昆虫食3.0” コオロギが本当に必要とされるモノになるために。」
池田 健介（いけだ・けんすけ）／ 株式会社ECOLOGGIE（エコロギー） COO
1992年生まれ。在学中は、中東地域のテロ組織と紛争を研究。その後、富士通総研に入社し、ERP導入のコンサルティングに従事。オープンイノベーション推進や新規事業開発の支援を行う。コンサルティング業の傍らで、2017年にエコロギーに参画。2020年初頭よりエコロギー専業化。 現在は主に日本国内の昆虫活用マーケット開拓および日本カンボジア両国の業務オペレーションを統括。
紹介記事：https://drive.media/posts/30693
稲垣 葉子さん
「マラリア削減と女性の生活の質向上を目指す！マダガスカルのコインランドリー事業」
稲垣 葉子（いながき・ようこ）／ Monasa Mora 代表
津田塾大学学芸学部 国際関係学科卒。JICA海外協力隊としてマダガスカルで2年間コミュニティ開発活動に従事。現在は西アフリカのギニアで開発協力に携わる。日本語、英語、フランス語、マダガスカル語の4か国語話者。
紹介記事：https://drive.media/posts/30612
島戸 麻彩子さん
「実践力を重視したグローバルヘルスリーダーのオンライン育成＆ネットワーク構築」
島戸 麻彩子（しまと・まさこ）／ University College London 医学部医学科4年生
江副記念リクルート財団第47回学術部門奨学生。国際バカロレア ディプロマ取得、UWCインド校首席卒業。小学生時代から国際保健分野に高い関心を持ち、過去にはチャリティー団体の大学支部リーダーとして、ガンビアでの妊産婦の健康や子どもの栄養改善を目指すプロジェクトを発足。ロンドンで医学を学びながら、日本のIT系ベンチャー企業で医療アプリ事業展開のリモートインターンや国際開発学勉強会運営にも取り組む。
紹介記事：https://drive.media/posts/30601
清水 映輔さん
「日本発・世界の失明と視覚障害の根絶への挑戦！」
清水 映輔（しみず・えいすけ）／ OUI Inc.（ウイインク） 代表取
慶應義塾大学医学部卒。眼科専門医。医学博士(同大学にて取得)。専門はドライアイ。2016年にOUI Inc.を創業。国際医療支援活動の際に発展途上地域における眼科診療の問題点を発見し、その解決策としてSmart Eye Cameraを開発実用化。他にも動物モデルを使用した基礎研究も行う。
紹介記事：https://drive.media/posts/30435
―― Beyondミーティング × Vision Hacker Awards 2021 概要 ――
日時：8月18日（水）18:30-21:00頃
場所：オンライン
参加費：無料
詳細：https://beyondmeeting35.peatix.com/view 主催：NPO法人法人ETIC. （Vision Hacker Awards運営事務局）
協賛：ビル＆メリンダ・ゲイツ財団
協力：and Beyond カンパニー（賛同企業：ロート製薬、ヤマハ発動機、セイノーホールディングス、 マネックスグループ、アビームコンサルティング、江崎グリコ、竹中工務店、住友生命、フェリシモ、YUIDEA ※順不同）
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■ Beyondミーティングとは？■
新しい価値創造や社会・地域課題に挑戦するアジェンダオーナーが毎回数名登壇してピッチ形式で発表し、その後オーナーごとのグループに分かれ行うブレスト会議を通じて応援、繋がり合う、組織・立場・世代を越えて誰もが参加できるゆるやかな社会変革コミュニティです。毎月1回開催され、これまで258人が登壇し、2,307人が参加しています。（2020年9月時点）
企画運営を行う「 and Beyond カンパニー」は、ロート製薬、ヤマハ発動機、セイノーホールディングス、 マネックスグループ、アビームコンサルティング、江崎グリコ、竹中工務店、住友生命、フェリシモ、YUIDEAが参画するバーチャルカンパニーです。
https://bm.andbeyondcompany.com/
■ Vision Hacker Awards 2021 for SDG3とは？■
低中所得国における医療・ヘルスケアなどの国際保健（グローバルヘルス）の分野に挑む、若きビジョンハッカーを表彰し、共に未来を創っていこうとする伴走支援型の表彰プロジェクト。彼らの取り組みをロールモデルとして発信し、次の世代の潜在層へも働きかけていく。3月18日より公募スタート、プレエントリー102件、本エントリー61件の中から選ばれたファイナリスト14名が、5月12日の最終選考会にピッチ登壇。選ばれた大賞3名・シード賞5名に対して、2021年秋の成果発表会に向けアクセラレーションプログラム（コーディネーターによる伴走支援、先輩起業家・専門家によるメンタリングなど）が行われています。
公式サイト：https://vision-hacker-awards.jp/
参考：最貧国マラウイの衛生環境向上を目指す椎木睦美さん、カンボジアにて昆虫コオロギを活用した栄養改善を目指す池田健介さんほか6名が受賞！10月までのアクセラレーションプログラムがスタート https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000012113.html
協力：※順不同
・NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)
・and Beyond カンパニー（参画企業：ロート製薬、ヤマハ発動機、セイノーホールディングス、 マネックスグループ、アビームコンサルティング、江崎グリコ、竹中工務店、住友生命、フェリシモ、YUIDEAほか）
・ビル＆メリンダ・ゲイツ財団（同プロジェクトは、ゲイツ財団からの助成金で運営されています。）
【取材申込み・問い合わせ】
NPO法人法人ETIC.（エティック）担当：山下
Mail：[email protected]
【運営団体について】
NPO法人ETIC.（エティック）
新しい事業づくりを通して社会課題解決に挑戦する起業家型リーダーを育成するNPO法人。企業やNPOで学生が事業の成功に貢献する「長期実践型インターンシップ」（97年～）、日本初の社会起業家を志す若者の事業プランコンペティション「STYLE」（02年～）、社会的事業を立ち上げる若者を支援する「社会起業塾イニシアティブ」（02年～）、地域に根付いた若者の挑戦機会を創り出す事業を応援する「チャレンジコミュニティ創成プロジェクト」（04年～）など、現在では全国70地域で人材育成プログラムを実施。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」も開始（11年～）。これまで約9700名の若者たちが変革・創造の現場に参画。1600名以上の起業家を輩出。
https://www.etic.or.jp/