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〜最新の3D技術を使って“コククジラ”の骨格標本を後世に残したい!~
一般社団法人日本3D教育協会は、クジラの骨格掘り起こしと3Dデータ化を実施し、標本を作り豊かな海を未来に残す研究に役立てるプロジェクトを、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて開始しました。この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
最新の3D技術を使って“コククジラ”の骨格標本を後世に残したい!
クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/view/637382
最新の3D技術を使って希少な骨格標本を後世に残したい
日本の海岸には毎年300頭近くのイルカやクジラが打ち上げられています。
それらの多くは砂浜の中に埋められたまま、貴重な骨格標本が消えていっていることをご存じでしょうか。その主な理由は標本を作成するために必要な経費と収蔵場所の不足です。骨格標本は生き物の生態を知る上でとても大切な要素です。クジラという多くの謎を秘めている海洋生物について理解するためには、一つでも多くの標本を後世に残していくことが必要です。
今回クジラを発掘する背景としては、本プロジェクトの海洋主任講師の東京海洋大学 中村 玄助教から、骨格標本を制作する為にクジラを埋設してもクジラの骨格を掘り起こす事が出来ず、せっかくの骨格標本を後世に残す事が出来ていないケースが多数あるという話を伺いました。
生物の生態を解明するためには、一つでも多くの標本を残していくことが必要ですが、長期間、砂の中に埋めて骨格標本になる準備が出来たクジラでも、人手や予算の関係上、すべての個体を骨格標本にできるわけではありません。
そこで、コククジラの骨格標本を掘り起こすと共に3Dデータ化を行い、この希少な骨格を後世へ残したいと考えています。
海洋研究×3D技術でできること
海をより深く研究する為には海洋生物の生態や習性などを紐解く必要があります。
海洋生物研究の分野では、その生物を取り巻く環境や分類学、生物学、生態学、解剖学などの様々な視点から研究を行う必要があり、生物標本や骨格標本などの存在が不可欠です。
しかし、その標本には維持や管理、保管場所と多大なコストが必要であり、それらをクリアしたとしても時間と共に劣化することを免れません。
これらの課題を一気に克服できると世界から期待されているのが、3Dスキャナーを使った標本の3Dデータ化です。これまで生物標本のデータといえば大型のノギスやメジャーを使った計測と写真撮影が主流でした。計測では数十から数百カ所の値しか残せませんが、3Dスキャナーでスキャンをすると、数百万の単位で形をデータとして記録できます。また、0.1mm単位という極めて緻密なスケールで形状を記録でき、縮小して3Dプリンターで出力することも可能です。そうすることで実際は数メートルにも達するような標本であったとしても手にとって比較することが可能になります。
ご支援いただいた方へのリターンの一部をご紹介!
今回のクラウドファンディングでは、リターンとしてコククジラ骨格掘り起こし見学+中村 玄助教による授業動画アーカイブ視聴券をはじめ、クジラの骨格標本を基に制作したクジラの骨格が視覚的にわかるおしゃれなアクリルスタンドや、クジラの骨格構造が視覚的にわかる「玉骨標本」など、本プロジェクトならではのリターンをご用意しています。
私たちの想いと目指す未来
今回のコククジラ発掘プロジェクトは、ただ単にコククジラの骨格標本を作るだけではありません。将来的には少しでも多くの海洋生物の標本とその3Dデータを残して、海洋発展の為、研究をし続ける事の出来る未来を作りたいと考えています。
未来の海洋研究と海洋発展の為に「海洋研究3Dスーパープロジェクト」の活動を一緒に支えてください。
クラウドファンディングはこちらから
最新の3D技術を使って世界的に希少な“コククジラ”の骨格標本を後世に残したい!
https://camp-fire.jp/projects/view/637382
<団体概要>
団体名称:一般社団法人日本3D教育協会
URL:https://kaiyo-3d.y-artfactory.jp
活動内容:3D教育 3D研究
【公式メディア】
webサイト:https://kaiyo-3d.y-artfactory.jp
Twitter: https://twitter.com/kaiyo_3d
Youtube:海洋研究3Dスーパーサイエンスプロジェクト公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC7GrNuJKT90n53UrvuAOYpg
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/