アルバルク東京ホームゲームにて「IKOUポータブルチェア」を正式導入

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〜スポーツチーム初、障がいの有無にかかわらず使えるキッズチェアでインクルーシブな観戦環境を実現〜

この度、アルバルク東京は、障がいのある子もない子も対象とする、乳幼児向けインクルーシブブランド IKOU(イコウ)(運営会社:株式会社Halu)が 製造・販売する「IKOUポータブルチェア」を2022年11月26日(土)の茨城ロボッツ戦より正式導入いたします。

昨年より実証実験を行っておりましたが、この度、スポーツチームとして初めて「IKOUポータブルチェア」を正式導入し、ホームゲームにて貸出用のキッズチェアとしての運用を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

障がいの有無にかかわらずキッズチェアとしてお使いいただける「IKOUポータブルチェア」の導入によって、小さなお子さま連れのファミリーがスポーツ観戦をより身近に感じられる、インクルーシブなアリーナ環境を実現します。

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※今回の取り組みは、アルバルク東京の社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の活動として取り組み、SDGs の 17 の目標のうち「10 人や国の不平等をなくそう」「11 済み続けられるまちづくりを」「17  パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献します。

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■導入の背景

「IKOUポータブルチェア」のスポーツ施設への導入は、障がいの有無にかかわらず「あらゆる子どもを歓迎する」姿勢を示し、スタジアムやアリーナをよりインクルーシブな空間にするための取り組みです。これまで、バスケットボール・ラグビー・サッカーの公式試合において、複数のスポーツチームで「IKOUポータブルチェア」を乳幼児向けの座席として活用する実証実験が行われてきました。

実証実験にご参加いただいたご家族20組へのヒアリングを通して、「子どもをずっと膝の上に抱っこしているのは大変」「子どもが動き回って周囲に迷惑をかけるのでは」といった心配から、乳幼児連れのファミリーは、スタジアムやアリーナでのスポーツ観戦から足が遠のきやすいことが分かりました。

「IKOUポータブルチェア」は、手軽に持ち運びができ、任意の大人用座席の上に簡単に設置できるため、乳幼児が安心して座れる場所が確保されることで、家族みんなでスポーツ観戦を楽しめる環境を提供します。
さらに、自力で座位を保つことが難しい障がい児の姿勢をサポートする機能も備えており、さまざまなニーズを持つ子どもたちが観戦体験を共有できる、インクルーシブな空間の実現にも貢献します。

実証実験におけるユーザーの声
・ 1歳の子の母親
「子ども専用の座席があるとないとでは、親の負担が全然違うので、気持ちに観戦を楽しむ余裕ができる。また観戦に来るなら、子ども向けのチケットを追加で購入してでも絶対に使いたい。」

・2歳(障がいあり)の子の母親
「車椅子席だと疎外感を感じてしまうが、一般席にポータブルチェアを設置して座れたので、他のお客さんの中で一体感を味わえたのがすごく楽しかった。」

■取り組みの内容

アルバルク東京ホームゲームにて「IKOUポータブルチェア」5台を先着順で対象のお子さまをお連れのご家族に無料で貸し出します。(お子さま用の座席のチケットは、事前にお客さまご自身でご購入いただく必要があります。)

・対象年齢:生後7か月~3歳ごろ(身長97cm、体重16kgまで)
障がいがあり腰がすわっていないお子さまの場合は、首がすわっていること。
・貸出場所:会場入場口すぐのインフォメーションブース

お客さまのフィードバックをふまえて運用を改善していくため、取り組みの内容は今後変更になる可能性があります。

■Halu 代表取締役 松本友理様 コメント

これまでキッズチェアの設置がなかったスタジアムやアリーナに「IKOUポータブルチェア」を導入することで、小さなお子さま連れのご家族がスポーツ観戦の楽しさをより安心して体感できるインクルーシブな環境作りに貢献できるのではないか。
私自身の実体験から生まれたこのアイディアは、アルバルク東京の皆様のご協力により実証実験を重ねたことで、仮説から確信に変わっていきました。
日本中、世界中のスタジアムやアリーナに「IKOUポータブルチェア」が当たり前に設置されることを目指し、アルバルク東京の皆様と最初の一歩を踏み出せることに感謝しております。

■トヨタアルバルク東京株式会社 代表取締役社長 林邦彦コメント

これまでスポーツの観戦環境において、施設に設置されているシートしか提供することができず、小さなお子さま連れのご家族への対応はなかなできておりませんでした。昨シーズンよりアルバルク東京ホームゲームにおいて「IKOUポータブルチェア」の実証実験を行い、実際にご使用いただいたお客さまより喜びの声をいただいたことで、今回の正式導入を決定いたしました。これにより小さなお子さまはもとより、ご家族の方にもこれまで以上に安心してスポーツ観戦を楽しんでいただきたいと考えております。ぜひ積極的にご利用ください。

■「IKOUポータブルチェア」について

 

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「IKOUポータブルチェア」は、室内外問わず持ち運んで使える、折りたたみ式のキッズチェアです。肢体不自由児とその家族の体験から学び、「障がいの有無にかかわらず使えるインクルーシブ・プロダクト」として開発。障がいのある子どもの育児から見えてきた日本社会の課題を問うブランドの姿勢と、市場へのインパクトが高く評価され、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「あらゆる子どもを歓迎する」姿勢を示すシンボルを目指し、個人のユーザーに限らず、スポーツチーム、子育て関連施設、飲食・宿泊関連企業などへの導入も進めています。

IKOUポータブルチェアの特徴
・座位が不安定な乳幼児でも安定した姿勢を保つために、こだわり抜いたシート形状
・体の状態や利用シーンに合わせて、座面ごとリクライニングできるティルト機能搭載
・大人のイスに簡単に固定でき、床置きでも使用可能で、家族の行動範囲を拡張
・ポータブルな仕様と安全性を両立(製品安全協会より、SGマーク認証を取得済み)
・誰が持っても違和感がなく、日常に馴染む、ミニマルなデザイン

webサイト:https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-portable-chair/
導入に向けたお問い合わせ先: [email protected]

IKOU (イコウ) は、「身体的チャレンジを抱える子どもたちとその家族の体験から学び、一般のファミリーも価値を感じられるデザインに還元する」という、インクルーシブデザインに基づく新たなアプローチのものづくりを通して、インクルーシブな社会の実現に貢献することを目指すブランドです。
日本では障がいの有無によって子どもたちの生活、学び、遊びの場が隔てられ、身近な子ども向け用品においても、「障がい児専用」と「健常児だけを対象にしたもの」に分かれている現状があります。それゆえ、両者が体験を共有する機会は非常に限られていますが、幼少期から多様なニーズを持つ人たちの存在を身近に感じることは、ダイバーシティ&インクルージョンが担保された社会を創る上で不可欠です。
IKOUは、障がいの有無という垣根を越える乳幼児向けブランドとして、さまざまな個性やニーズを持つ子どもたちが、自然と交わる機会を創出していきます。

■株式会社 Halu(ハル)について

所在地:本社 京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
代表取締役:松本 友理
設立:2020年4月
ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja
Instagram https://www.instagram.com/ikou_design/

 

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