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2022年11月5日(土)【潟上市天王 出戸浜海水浴場】
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、釣りのルールやマナーの再確認、釣り場のごみ拾い活動を始め、ごみ抑制やポイ捨て禁止の啓発活動のため、11月5日(土) 潟上市天王の出戸浜海水浴場で多くの太公望から認められてきた中居釣具店と連携し、釣人達を集めてごみ拾い活動を行いました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:漁場をきれいに!釣りキチ三平清掃活動 ~中居釣具店連携ごみ拾い~
・日程:2022年11月5日(土)
・開催場所:潟上市天王 出戸浜海水浴場
・参加人数:26人
・協力団体:潟上市、中居釣具店、蒼龍寺、ABS秋田放送 他
- 「20代ギャル!釣具店店主毛針ちゃんと一緒に、釣り場を守るための清掃活動を実施!
中居釣具店の店主・毛針ちゃんこと山田希望さんは、20代女性の、元キャバクラ嬢。
漁師の減少や折からのコロナ禍で、おじいさんの他界後、いったんは閉店する決断をした毛針ちゃん。しかし、閉店の準備を進めていると、取引先や常連の方々の「やめないで」の声で一念発起!釣りの経験&知識ゼロのまま釣具店の再開を決意。昼は釣具店店主、夜はキャバクラで働いています。
中居釣具店3代目となった毛針ちゃんは現在、昭和29年から続く釣具店を守るとともに、祖父の技法を母親から受け継ぎ、毛ばりを作り続け、漁師や釣り人に喜ばれています。毛針ちゃんは、「キャバ嬢が継いでみた」をキャッチフレーズにSNS等を活用し、商品や日々の暮らしを紹介するなど、二日酔いとも闘いながらこまめに近況をSNSに上げ、知り合いの釣果にも目を通す日々を過ごしています。
そんな毛針ちゃんがここ最近悩んでいることが「釣り場のごみ問題」。急激に増えた釣り人によって釣り場の環境が悪化していることに頭を悩ませています。キレイなあきたの海を守りたいと願う気持ちから、SNSなどを活用し、釣り場の清掃活動を釣り人に呼び掛け、釣り場を守る活動をスタートさせました。
- ステッカー求め拡がる清掃活動の輪!釣りキチ三平オリジナルステッカーが密かなブーム!
釣り場のごみ拾いや、ごみ抑制、釣り場のルールやマナーを再確認してもらう目的として作られた「釣りキチ三平ステッカー」が徐々に釣り人達の間に知れ渡り人気を集め始めています。参加者の中にはすぐにでも自分の船や釣具に貼りたいという声もあがり、今回の釣り場での清掃活動に協力してくれた方々にも配布し喜ばれました。三平オリジナルステッカーは、漫画/釣りキチ三平の人気キャラクターである三平・ゆりっぺ・魚紳の3種類、釣道具などに貼れるように防水性のあるステッカーとなっており、釣り場でステッカーを目にすることで、ポイ捨て禁止やごみ削減意識をもってもらうような仕掛けとなっています。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容:秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接しています。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼります。最近の調査によりますと、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われています。本事業は、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていくものです。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成します。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/