大山隠岐国立公園三瓶山（島根県大田市）で「山の駅さんべ」を運営する株式会社neccoは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、三瓶山や耕作放棄地に群生する外来種「セイタカアワダチソウ」をアロマオイル商品にし、お土産品として商品開発するプロジェクト、SANBE Botanicals（さんべボタニカルズ）のクラウドファンディングを（2022年11月26日～12月31日23：59）開始しました。 （URL : https://camp-fire.jp/projects/view/632950 ）
「セイタカアワダチソウをアロマ商品に」
重点対策外来種として、国立公園内の生態系を脅かすといわれ、駆除対象にもなっている地域の嫌われ者「セイタカアワダチソウ」は、その凄まじい繁殖力で市内の耕作放棄地にも群生しています。このように忌み嫌われている外来種ではありますが、薬草として古くから親しまれ、海外では抗炎症作用があるとして精油が流通している一面もあります。
このプロジェクトでは、市内にはびこるセイタカアワダチソウを地域団体などと協力して刈り取り、精油にし、地域のお土産品としてアロマ商品を開発します。
視点を変え、嫌われ者を地域の新しい価値に変える、国内初の取組です。
刈り取りにご協力いただいている「大田市林友会」の方と
◆クラウドファンディング概要
プロジェクト名：外来種セイタカアワダチソウをアロマオイルにして、地域の悪者を価値に変えたい。
期間：2022年11月26日20:00～12月31日23:59
目標金額：2,500,000円(All-in方式)
支援者への返礼品お届け時期：2023年１月以降
◆商品の概要
SANBE Botanicals「セイタカアワダチソウ」シリーズ
〈1〉アロマオイル(ユーカリに似たスッキリした香り。時間が経つと甘い香りに変化します)
〈2〉ファブリックウォーター(カモミールのような、ふんわり優しく香る配合)
〈3〉バスソルト(大田市の海水を炊き上げた「百済浦（くだらうら）の藻塩」の粗塩使用)
◆リターンについて
上記3商品の体験セットに加え、JR東日本、日清カップヌードル（シュワルツェネッガー）、マグライト、無印良品の広告など、多くの作品を手掛けてきた広告写真の第一人者で、大田市出身の写真家・藤井保氏の撮り下ろしポストカードやフォトパネル、山の駅さんべのお食事券等を予定しています。（追加の可能性あり）
※三瓶のご出身で昨年から大田市内に拠点を移された、藤井保氏にも当プロジェクトに共感いただき、プロジェクトの写真を担当していただくことになりました。ポストカードやパネルとして、リターンにも使用します。
◆地域の人たちと関わりながら
国立公園の自然保護、景観保全には三瓶地域のさまざまなプレイヤーが関わってきました。外来種の特性や、駆除の活動のこと、本事業に対してのアドバイスなどでお話を聞かせていただき、一部団体の方は、刈り取り作業に多大なご尽力を頂いています。
【動画】SANBE Botenicals 大山隠岐国立公園の自然環境（景観）を守り活用する人たち
・大田市林友会(林業や野山への関心を深めてもらうための森林学習の企画や希少植物の保護活動)
・NPO緑と水の連絡会議(草原景観保全活動、外来種駆除活動を行う。他に福祉や国際交流など幅広い分野で活躍)
・大田の自然を守る会(市内の希少な動植物の保全活動を精力的に実施) etc…
大山隠岐国立公園三瓶山 西の原「山の駅さんべ」外観
◆「山の駅さんべ」のコンセプト
三瓶山の麓、西の原という文字通り原っぱの前で、食事もできる休憩所、として運営を行っています。三瓶山の食や自然を通じて、三瓶山の素晴らしさを発信する拠点であることをミッションとし、育った場所と育てた人の顔が見える、地域に根ざした地産地消のお店を目指しています。
コロナ禍を経て、観光地の飲食店としての立ち位置を見直し、地域の農産物などを活かした商品開発や、地域のものを原料としたオリジナル商品を中心に取り扱うオンラインショップの運営、三瓶山の自然を活かした体験プログラム開発など、多方面に進めています。
都市部からのUIターン率の高い職場です。
山の駅さんべオンラインショップ
https://shop.yamanoekisanbe.net/
山の駅さんべインスタグラム
https://www.instagram.com/yamanoekIsanbe/
会社名 株式会社necco
代表者 梶谷 美由紀
所在地 島根県大田市三瓶町池田3294（山の駅さんべ内）
一般お問い合わせ先 [email protected]
※「国内初」の表記について：セイタカアワダチソウアロマオイルを使ったお土産品開発について（2022年11月 当社調べ）