親子がアジとカツオをさばき、宮崎の海の特徴や日本農業遺産に認定された「かつお一本釣り漁」を学ぶ『日本さばける塾 in みやざき』を開催しました!

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開催日/2022年11月27日(日) 場所/マナビヤ宮崎アカデミー

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in みやざき」を11月27日(日)に開催し、10組21名の親子が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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  • 【日本さばける塾 in みやざき】イベント概要

・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①講師による魚さばき・調理実演
②参加親子がアジのつみれ汁とカツオの漬け丼作りに挑戦。親子で試食
③海にまつわる講義を受ける
以上を実施
・日程:2022年11月27日(日)9時30分~13時30分
・開催場所:マナビヤ宮崎アカデミー(〒880-0951 宮崎市大塚町地蔵田4678)
・参加人数:10組21名(小・中学生と保護者)
・講師:橋口香奈(マナビヤ宮崎アカデミー)・三木涼平(南那珂農林振興局)
・主催:海と⽇本プロジェクト in みやざき実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
 

  • ドキドキの連続!魚さばき体験

「さばける塾 in みやざき」に参加したのは、小学4年生~中学2年生までの子を持つ親子10組21名。
アジのつみれ汁とカツオの漬け丼を作りました。まずは、講師によるデモンストレーション。 基本の魚であるアジをさばき始めると、頭を落としたり、血や内臓が出たりすることに少し驚いた様子の子どもたち。慣れてきた頃、アジより大きなカツオを講師がさばくと、食い入るように見つめていました。続いて実際にさばくことに挑戦しました。講師や親に見守られながら、緊張した面持ちでうろこをとり、三枚におろしました。「包丁が骨に当たる音と感触が面白い」「少し前まで生きていた魚をさばいているんだ」と言いながら、段々と笑顔になり、手助けなく一人でさばけた参加者もいました。おろしたアジは、細かく切ってすりつぶし、つみれ汁を作りました。カツオは柵をカットし、20~30分漬け込んだら、アジのつみれ汁とカツオの漬け丼が完成しました。食べてみると、「アジのつみれがふわふわで美味しい」、「魚から良い出汁が出ていて美味しい」、「漬け汁はアレンジができるから、家でまた魚をさばいて丼を作りたい」と話していました。普段あまり魚を食べることがない、食べてもお刺身や焼き魚という参加者も多く、つみれにアレンジしたり漬け丼にしたりすることで、魚料理の幅が広がったようでした。
自分がさばいた魚を食べている喜びから食が進み、皆さん完食されていたことが印象的でした。

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  • 魚種が豊富な宮崎県!日本農業遺産に認定されたかつお一本釣り漁

南那珂農林振興局農政水産企画課の三木涼平さんを講師に招き、「宮崎県の魚たち~みやざきの海と魚を知って見て食べよう~」をテーマに宮崎県の海は魚種が豊富な海であること、魚が大きいことなど宮崎の海の特徴を学びました。講師から知っている魚を問われると、「アジ」「カツオ」「ヒラメ」「カンパチ」「マグロ」など、口々に答えていました。今回さばいたアジとカツオについても詳しく説明していただきました。アジ科の魚だけでも、日本に60種類、世界に150種類いると知ると「そんなにいるんだ!」と親子で話していました。そして、昨年2月、日南市で約300年前から行われている「かつお一本釣り漁」が、九州では初めて日本農業遺産に認定されたこと、今年3月に発表された総務省の家計調査で、宮崎市のカツオ購入頻度と支出額が初めて日本一になったことを知り、注目度が上がっている魚であることを知りました。最後に、かつお一本釣り漁と、携わる漁師の日常を追った映像を見て、いつ頃から、どれくらいの期間漁に出て、どのようにカツオを獲っているのかを動画で学びました。迫力ある映像を見て漁の大変さを感じ、今回食べたカツオがどのようにして食卓まで届いたのかを理解することができたようでした。

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  • 参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)

小学5年生女子「今日のイベントでカツオやアジのことを詳しく知ることができて良かったです。家に魚がある時にさばいてみたいです。」
⼩学6年⽣男⼦「魚のさばき方や、日本・宮崎にたくさんの魚が生息していることを知って良かった。」
中学1年⽣女⼦「泳いでいたお魚の状態から、さばいて、お料理にできて、改めてお魚が生きているのだなあと驚いた。」
小学生保護者「今回の体験を通し、より魚への関心、さばくことの面白さを体験できました。機会があればまた参加したいです。」
中学⽣保護者「魚の資源を守ることが大切だと感じた。海の大切さを学び、料理も学び、美味しくいただくことができて良かったです。」
中学生保護者「子どもにもっと魚を食べてもらい、そのことを通じて環境問題などにも興味を持ってもらいたい。」

<団体概要>

団体名称 :日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL:http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

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日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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